大澤紀代美の横振り刺繍の店の場所や通販など|笑ってコラえて名前の旅

9月25日の笑ってコラえては、横振り刺繍に魅せられて、生涯をかけてその技術を極め続けている、刺繍職人の大澤紀代美さんに密着しています。

 

今回は、そんな大澤紀代美さんや横振り刺繍について、詳しく調べてみたいと思います。

 

横振り刺繍とは

  刺繍といえば、ぱっと思い浮かぶのはスカジャンです。本格的なものは、刺繍がとてもよく出来ていて結構なお値段しますよね。

 

そんなスカジャンの刺繍も横振り刺繍で作成されているものもあるみたいです。

 

横振り刺繍とはどういう技法なのか紹介していきます。

 

横振り刺繍とは、横振りミシンと呼ばれる針が左右に動くミシンを使って図案を見ながら職人の手で直接生地に柄を起こす日本独自の技法です。

 

手振り刺繍とも呼ばれ、大正時代から続く伝統技法です。

 

横振りミシンには、通常の縫製ミシンにある布を抑える機能がなく、針が左右に動きますが、その動きの幅は、ペダルを踏み込む強さで変えることができます。

 

足元のペダルを踏み込む強さにより、ミシンの早さを調節しながら右膝あたりについているレバーを膝で横に押すことで振り幅の調整をしています。

 

さらに、生地を指で押さえながら動かすことで刺繍の柄を作っていきます。

 

これを上手く扱うには、長年の経験と腕が必要となってきます。

 

また、一度縫った縫い目の上に、更に刺繍を重ねることで、厚みと立体感が生まれます。

 

この刺繍の幅と厚みが、横振刺繍に陰影や強弱を与え、まるで絵画のような素晴らしい刺繍に仕上がるのです。

 

ミシンは、日本には江戸時代に、ペリーが黒船で2度目に来航した際に、将軍家への土産として持ち運ばれました。

 

明治時代になるとミシンが多く使われるようになりましたが、当時は足踏み式や手回し式のものが多く使われ、直線縫いしかできませんでした。

 

大正時代に入るとミシンが普及し、そこで刺繍の技が花開き、和装をあでやかに彩るために刺繍の技術はなくてはならないものとして発展していきました。

 

戦後アメリカ兵へのお土産として作られたのがスカジャンとして知られるスーベニアジャケットです。

 

動画では、大澤紀代美さんがスカジャンの虎を下書きなしで作り上げていく貴重な技が見られます。

#097 桐生横振り刺繍職人 比嘉 寛志 | 明日への扉 by アットホーム

 

大澤紀代美さんについての概要

大澤紀代美さんは、1940年2月14日  群馬県桐生市にて生まれました。現在79歳です。

 

  • 1957年、将来は画家を志望していましたが、偶然「横振り刺繍」に出逢い、感銘を受け刺繍の道に
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  • 1959年、父と刺繍業の会社を設立。提案型の加工をしながら作家としても活動
  • 1972年、父の死去に伴い会社は解散して、本来の作家活動に専念する
  • 1973年、突然の視力低下のため休業を余儀なくされ、2年半闘病生活を送ることになり、その後片目は失明。
  • 1975年、桐生市長他地元有志の発起にて、ミシン刺繍業界初の個展を開催します。個展「大澤紀代美 刺繍展」シマ画廊
  • 1987年 「87’秋冬・東京コレクション」 98年ニューヨーク展まで
  • 1990年 「90’秋冬・パリコレクション」

 

その後も国内各地で個展と講演会の開催をされています。

 

山本寛斎さんやドン小西さんらの作品を数多く制作しています。

 

1996年には、刺繍職人として初めて黄綬褒章を受章しました。

 

現在は、数社のブランドを受け持ちながら、若手の人材育成にも取り組んでいます。

 

大澤紀代美さんの桐生横振り刺繍作品は買えるの?

 

  大澤紀代美さんは、群馬県桐生市にある、アトリエきよみの代表を務めています。

 

アトリエきよみにはギャラリーがあり、大澤紀代美さんの作品が展示されていて見学することが可能です。

 

何点かは販売もされています。

 

アトリエきよみ

店名 群馬県桐生市本町5丁目57 MARUKINビル2F(ししゅうギャラリー)
電話番号 0277-52-3835
最寄り駅 JR桐生駅、 東武 新桐生駅
定休日 ギャラリー 水曜定休(問い合わせは平日のみ対応)
駐車場 無し

大澤紀代美さんの作品は、下書きなしで作られていて、糸と感性で縫い込む刺繍は、 糸の絵画と言われています。

 

公式ホームページでも、作品の一部を見ることができます。 素晴らしいのでぜひ見てみてくださいね。

 

 

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