笑ってコラえて広島県木江の観光スポットとグルメスポット
ダーツが示した広島の離島・木江
6月27日の「笑ってコラえて」で、所ジョージさんが放ったダーツがあたったのは広島県の離島にある、木江地区でした。
瀬戸内海に面した広島県には、たくさんの離島があります。木江ってどこにあるんでしょうか。なにか観光スポットはあるの?笑ってコラえてのスタッフがおいしいものを食べたかも知れないグルメスポットは?調べてみました!
町ではなくなった木江
広島県の竹原市から10kmほど南にある離島「大崎上島」は、瀬戸内海で2番めに大きな離島です。2003年まではこの島に「木江町」が存在していましたが合併によって消滅してしまい、「大崎上島町木江」という行政区分になりました。
電車も国道もなく、本土とはフェリーや高速艇、旅客船で行き来します。海に囲まれているため海水浴ができますし、なんと温泉も湧いているんですよ。瀬戸内海らしくみかんの栽培がされています。
木江町の観光・グルメスポット
島の東側に位置する木江地区周辺には、どんな観光スポット・グルメスポットがあるのでしょうか。4つご紹介します!
木江古い町並み
明治時代から大正時代にかけて、木江地区は船旅の要所でした。航行に適した海洋条件になるまで木江に船を停泊させ、その間乗員はこの地に滞在しました。
その時代に建てられた木造の家々は、2階建のみならず3階建まで現在もそのままの姿で残っています。軒下にさがるレトロな電灯や室内の装飾なども当時のまま。木江に来たら絶対に外せない観光スポットです。
住所 | 広島県豊田郡大崎上島町木江 |
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交通機関 | 竹原港から船で20分 |
電話番号 | 0846-65-3455 |
木江ふれあい郷土資料館
風待ち、潮待ちの場として栄えた木江や島の歴史について学べるのが「木江ふれあい郷土資料館」です。赤と水色と白のマリンカラーで彩られた船が資料館そのもの!なかなかユニークです。
島では昔「マキハダ」を作るのが産業のひとつでした。マキハダとは樹皮を繊維状にしたもので防水性があるので、船の漏水を防ぐために接合部を埋めるのに使われていました。資料館にはマキハダ工場を再現したエリアがあります。
また海を一望できる3階には操舵室!瀬戸内海を見ながら操舵体験ができるんですよ。
住所 | 広島県豊田郡大崎上島町沖浦1911 |
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交通機関 | 竹原港から垂水・白水港までフェリーで。港から車で20分 |
電話番号 | 0846-62-0555 |
南の里朝市
毎週土曜日に開かれる木江の「南の里朝市」は、地元の人だけでかなりの賑わいを見せる朝市です。場所は、沖浦観光物産館。海に面した側は「沖浦港おさかな公園」というロケーション抜群な公園になっています。
朝市のスタート間際まで、どんな品物が並んでいるか見せてもらえません!上からシートがかかっています。直前にシートが外され、なにを買うか悩んでいるうちに朝市開始。
おすすめは柑橘類ですね。これだけ入って100円は、地元でしか買えません。しかも柑橘類で有名な島ですから味は保証されているようなもの。早起きして朝市に行ってみてください!
住所 | 広島県豊田郡大崎上島町沖浦727-14 沖浦観光物産館 |
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交通機関 | 竹原港から垂水・白水港までフェリーで。港から車で23分 |
電話番号 | 0846-63-0186 |
きのえ温泉 ホテル清風館
木江ふれあい郷土資料館から海側に行った場所にある温泉旅館です。大崎上島でたったひとつのホテルで、広い海とそこに浮かぶ島々を眺めながら食事が楽しめるうえに、海の幸がとにかくおいしいと評判のお宿。
食事は館内のお食事どころはもちろん、温泉とお昼ご飯の日帰り利用でもお部屋食が選べます。観光地としてそれほど大きくはない木江ですので、ホテル内はとても静かで、食事もゆっくりと味わうことができます。
河豚のお吸い物、鮑の踊り焼き、伊万里牛の石焼きやフグチリなど、地元ご自慢の食材を贅沢に使ったコース料理が人気です。特に鯛の釜飯!味付けは控えめなのに、鯛からでるお出汁がしっかりとしみていて、おかずなしでも食べられるぐらいおいしいんですよ。
住所 | 広島県豊田郡大崎上島町沖浦1900 |
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交通機関 | 竹原港から大崎上島までフェリーまたは高速船運行 無料送迎バスあり |
電話番号 | 0846-62-0555 |
木江の魅力は行ってみなきゃ分からない
有名な観光地ではない木江、テレビやネットの情報だけでは分からない魅力がたくさんあります。広島旅行に行ったらぜひ足を伸ばしてみてください!