和風総本家で紹介「のだや」と「てんぷら小野」についてと日本食と和食の違いは?

世界が注目する2大和食

 

 ポルトガルの日本食レストランのシェフが和食を学びに日本へ!というのが6月14日放送の「和風総本家」のメインテーマ。日本食と和食って実は違いがあって、日本で食べられている和食とラーメンやカレーなど日本でアレンジされた外国の料理を合わせたものが「日本食」というそうです。

 

 和食はユネスコの無形文化遺産にも指定されていて、昔から変わらない日本独自の調理法や味付け、自然を尊ぶ考えを元にした食文化のこと。今回ポルトガルのシェフはこの「和食」を知るために日本にやってきました。
 
 和食といっても、数え切れないほどの種類があります。その中でシェフたちが選んだのが「うなぎ」「天ぷら」です。ああ確かに、日本以外でこういった料理を見たことも聞いたこともない。ということは和食に該当するんでしょうね。
 
 番組では、うなぎについては入谷にある「のだや」、天ぷらは八丁堀の「てんぷら小野」にスポットをあてています。それぞれどんなお店なのか調べてみました!
 

のだや

 

 日比谷線入谷駅から歩いてすぐの場所にある「のだや」は、入谷鬼子母神門前にお店を構えるうなぎ屋さん。売り切れ御免の人気店です。
 

のだやはスペシャリスト集団から生まれたうなぎ料理界の頂点

 

 明治元年にできた調理士団体「野田屋東庖会」、これがのだやの原点です。川魚を使った料理のプロ集団で、ここを巣立った料理人たちは関東中のうなぎ屋さんで活躍しているそうです。
 
 そんな「野田屋東庖会」がうなぎ屋さんを開業したのが昭和53年のこと。当時は根岸に店を構えましたが、その後2013年に入谷の現在のお店ができました。
 

注文後に調理を開始

 

 ランチタイムは11:00から、夜は17:00から。早ければ開店後2時間で完売してしまうことも!このお店ではオーダーが入ってから調理スタート。できあがるまでに45分ぐらいは見ておいたほうがいいそうです。長い時間待っていられないお子さんを連れての入店は、厳しいかもしれません。
 
 野田屋東庖会の匠の技「万遍返しの本焼き」がされた蒲焼は美しい黄金色、飴色!
 

一度は食べたい幻のうなぎ「きょうすい鰻」

 

 静岡県産のブランドうなぎ「きょうすい鰻」が食べられるのは全国でも40店舗ほどと言われています。水質と餌にこだわって育てられるきょうすい鰻はまさに「幻のうなぎ」。入荷できたときだけ提供されるため、食べたいときにお店へ出向くか電話で確認するしかありません(うなぎの取り置き・予約はできません!)。
 
 それでも大人気のきょうすい鰻、ぜひ匠の技で焼き上げられたうな重として召し上がってみてください。
 

住所 東京都台東区下谷2-3-1
交通機関 地下鉄日比谷線 入谷駅 2番出口 徒歩1分
電話番号 03-3872-0517

 

てんぷら小野

 

 日比谷線八丁堀駅から徒歩1分、ビルの3階にある天ぷら屋さん「てんぷら小野」は、連日満員御礼!

 

初代の経験と二代目の熱意が宿る「てんぷら小野」

 

 てんぷら小野の初代店主は、世界に流しれているてんぷら屋として有名な「稲ぎく」の揚げ場で長年てんぷらを揚げていた方です。有名人の接客も多数経験してきました。そんな初代が「てんぷら小野」を開業したのは1996年のことでした。
 
 現在の店主は2代目となりましたが、初代もまだご顕在。今でもお店に出て、2代並んででんぷらを揚げています。
 
 2代目は商社に努めた経験があり英語堪能、外国人の接客もお手の物です。天ぷらを揚げながら会話をすることで、心に寄り添った料理が提供できるのでしょう。
 

「素材命」の天ぷらを提供

 

 天ぷらとして揚げる野菜は、契約農家を回って直接買い付けをした野菜ばかりです。また、魚は毎日築地で仕入れているとのこと。素材そのものの味を損なわないのではなくおいしさを格上げするような揚げ加減は、絶対に真似できません。
 
 衣から透ける野菜の色や香ばしさ、揚げ油の音など五感をフルに使って楽しむ天ぷらです。
 

コースで色々な天ぷらを味わうのがおすすめ

 

 天ぷらは単品でもいただけますが、店主が選りすぐった素材を色々味わうならコースがオススメです。ランチコースは2800円からと以外にリーズナブルにいただけますよ。入荷の有無にもよりますが、貝柱の天ぷらが絶品なんだとか!
 
 また、ソムリエが選ぶ天ぷらと相性がいいワインもいただけるので、お酒を飲みながらゆったりと天ぷらを味わいたいですね。
 

住所 東京都中央区八丁堀2-15-5 第5三神ビル3F
交通機関 東京メトロ日比谷線八丁堀駅A5出口より徒歩2分
電話番号 03-3552-4600

 

 

世界が認めた和食のおいしさをぜひ

 

 うなぎって特別なときにしか食べないし、天ぷらは揚げるのが面倒で出来合いのものを買ってしまったり……。ときには本物の味、匠の味を味わいたいですよね。どちらも人気のお店ですので、売り切れ・満員にはご注意を。

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