和風総本家、宮内庁御用達とは?おすすめ4選

宮内庁御用達の気品あふれる皇室ゆかりの品々

 

宮内庁御用達」という言葉にブランド力を感じたことはありませんか?今回の和風総本家は皇室ゆかりの品々で日本を支える人たちが紹介されます。

 

 宮内庁御用達という表現は今でも目にしますが、実は昭和29年に御用達制度が廃止されました。かつて宮内庁御用達だったメーカーが現在でも御用達を名乗っている場合もありますが、最近では「皇室御用達」という表現に言い換えられているのも目にしますね。
 

 御用達制度がなくなった今でも、宮内庁御用達だったという事実が消えることがない業者やお店があります。私たちでも購入て着る、宮内庁御用達の品を4つ、ご紹介します!
 

香蘭社 有田焼 小径の椿 角大鉢

 

 

 創業から300年以上!歴史ある香蘭社は有田焼の食器や美術品、工芸品などを製造する会社です。海外の万博で名誉金牌を受賞するなど世界的に知られており、1896年に宮内庁御用達となりました。
 

 こちらの角大鉢に描かれているのは、小路に敷かれた石畳と椿の花。青の濃淡がとても美しくて上品ですよね。椿は和風なのに、石畳には少し洋風な印象もあって、普通の和食器とは一味違うイメージです。
 

 19cmの鉢ですからかなりの大きさがあります。深さも十分で、家族みんなで取り分ける食事にはちょうどいいサイズですね。
 

東京銀器 ベビースプーン

 

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「東京銀器」はメーカーの名前ではなく、伝統産業の指定名称としてつけられました。技術や技法が定められ、それに則って作ったものしか名乗ることができません。東京銀器を作る会社のひとつ「上田銀器工芸」は銀製品のトップを走っていて、宮内庁からの依頼も受けているのだとか。
 

 銀食器って、一般人はあまり馴染みがないですよね。常日頃から銀食器を使って食事をしている人は少数派ではないでしょうか。ですから記念品やお祝い品にされることが多く、そのひとつが出産祝いのベビースプーンです。
 

 銀は置いておくだけでも変質しますが、磨けば元に戻りますので非常に長持ちします。また、銀を使った消臭スプレーなどがあることでお分かりの通り、殺菌力があるんです。だから出産祝いとして、赤ちゃんが初めて使うスプーンとして銀のスプーンが選ばれ、よろこばれるんですね。
 

大倉陶園 桜シリーズ カップ&ソーサー 結桜

 

 

 日本の洋食器の最高峰と言われる「大倉陶園」は横浜市にある陶器メーカーです。ノリタケカンパニーの大倉孫兵衛により設立されました。宮内庁御用達はもちろんのこと、海外の要人へ贈答品や日本国迎賓館の食器としても使われているんですよ。
 

 大倉陶園の「桜シリーズ」は毎回人気が高く、その6回目として作られたのが「結桜」のカップとソーサーです。お祝いの水引を連想させるリボンと桜が一連の流れのようにつながって描かれています。
 

 飲み口やソーサー、持ち手の縁の金色がとても繊細で、このカップを使うときは姿勢を正して上品に飲みたくなりますね。
 

濱野皮革工芸/HAMANO ロイヤルクラッチ

 

 

 これぞ宮内庁御用達!このクラッチバッグは皇室に献上したバッグの復刻版なんです。濱野皮革工芸の工場は軽井沢にあり、最新の機械と伝統の手技のコラボレーションで品質が高いカバンを制作しています。
 

 皇室のあの人も持っていたかも知れないクラッチバッグ。片手で持っても大きすぎないサイズが女性らしいですよね。全て牛革でできていて、使えば使うほど手に馴染みます。ゴールドのチェーンをつけずにも使えるので、洋装にも和装にも、フォーマルにも普段遣いにもできるクラッチバッグです。
 

使ってみたい宮内庁御用達品

 

 品質の高さが確かでなければ、宮内庁御用達にはならなかったはず。一般人でも手に取れる価格帯の商品も、質がいいのは間違いありません。手が届く範囲で宮内庁御用達の品質に触れてみませんか?

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