和風総本家で紹介 鎌倉「左可井」の穴子丼その他おすすめ店

鎌倉で食べる絶品穴子丼

 

 日本の伝統を支える人々に焦点を当てる「和風総本家」、6月21日放送回では鎌倉がクローズアップされます。

 

 鎌倉は眼の前に海が広がり、すぐ背中には山があるという立地ゆえに、海の幸も山の幸もおいしいことで有名。鎌倉観光には必ずグルメスポット探訪を組み込む人も多いですよね。
 

 和風総本家がうかがった先はなんと、穴子丼のお店!「左可井」は鎌倉でおいしい穴子丼が食べられるお店として有名なんです。鎌倉といえばシラスとか、湘南野菜を思い浮かべますがどうして穴子なんでしょうか。さらには鎌倉で他にも穴子が食べられるお店を2つ、ご紹介します!
 

左可井

 

 

 坂東三十三観音第一番札所である杉本寺のすぐそばに「左可井」があります。鎌倉駅からはバスが出ていますが、鎌倉散策の途中でお店まで足を運ぶお客さんが多いようです。鎌倉駅から歩くと30分ほどの距離になります。一見すると普通のお宅ですが、門にはメニューがあり、道路から階段を上ったところにある玄関先には木製の看板がありますので見逃さないようご注意を。
 

 

 民家の1階を店舗にしているので、中は本当にフツーのお宅。畳のお座敷とテーブル席もあります。予約はできず、開店前から行列ができる人気店で、あまりお客さんが多い日は少し早めに開店するそうですよ。休日は早めの行動が吉ですね。
 

なぜ鎌倉で穴子丼?

 

 鎌倉は相模湾に面していますが、あの周辺で穴子漁は有名ではありません。それなのになぜ左可井では「穴子丼」をプッシュしているのでしょうか。
 

 鎌倉=穴子という関係は忘れてください!左可井のご主人はかつて京料理を学んでいたそうです。その時の師匠が江戸前穴子でつくる穴子料理があまりにもおいしく、これがたらふく食べられたらいいのに……という思いからこちらのお店が生まれたんだとか。師匠の味を広めるため、左可井で使う穴子は全て江戸前穴子。毎朝ご主人が市場に足を運び、上物だけを仕入れてくる徹底ぶりです。
 

左可井の絶品穴子丼をご覧あれ

 

 

 分厚い魚ならともかく、薄く引いた穴子がこんなにもふっくらするのか!と驚きます。焦げ目のほろ苦さ、穴子特有の少し土っぽい香りがしっかり残るタレの濃さが絶妙。小骨が気にならないぐらいの柔らかさです。ご飯にはしば漬けと三つ葉があえてあり、さまざまな食感や香りが楽しめますよ。
 

 

 穴子丼は単品(お吸い物と玉子焼きつき)で1400円、定食になると汁椀と小鉢、玉子焼きがついて1550円です。甘めに味付けされた玉子焼きは穴子丼に次ぐ人気メニューで、お持ち帰りもできますよ。
 

住所 神奈川県鎌倉市浄明寺2-1-31
交通機関 鎌倉駅よりバス『金沢八景』または『ハイランド』行きに乗車、『杉本観音』バス停下車徒歩2,3分
電話番号 0467-24-7759

 

 

まだある鎌倉で穴子が食べられるお店

 

 鎌倉=穴子ではないのですが、江戸前穴子の仕入れには困らない立地ゆえに穴子料理のお店が他にもあるんです。鎌倉周辺にある穴子が食べられるお店を2つご紹介します。
 

川茂 川古江家別亭

 

 

 鎌倉駅の東口を出て小町通りに向かう途中に「川古江家」というお蕎麦屋さんがあります。この姉妹店である「川茂」は小町通りの手前すぐにある日本料理店です。鎌倉を歩き回る前の腹ごしらえとして、観光後の疲れを癒やす場所として最適な立地ですね。
 

 

 川古江家は少し狭いお店ですが、川茂の店内はとても明るくて広い!キャリーバッグを引いてくる観光客でもゆっくりくつろげるように、テーブルを高く、店内を広くしてあるそうです。一人旅でも入りやすいカウンター席もありますよ。
 

 

 こちらで食べられる穴子料理は「絶品穴子重」(2180円)です。お重からはみ出す長さの穴子が3枚、ご飯は穴子に隠れて見えません!国産穴子の焼きの香ばしさとタレがあわさり、それがご飯に染み込んで、これだけのボリュームなのにいつのまにかお重が空になる美味さです。
 

住所 神奈川県鎌倉市小町2-10-1 松喜屋小町ビル 1F
交通機関 JR鎌倉駅東口徒歩2分
電話番号 0467-84-7699

 

 

 

アナゴちらし小町

 

 

 小町通りと八幡宮への大通りのちょうど中間にある海鮮料理のお店「アナゴちらし小町」は、その名の通り穴子のちらしがおいしいと評判のお店です。とても静かな通りにあります。
 

 

 カウンター5席と2人がけのテーブル1つという小さなお店、ランチタイムはアナゴちらしを頼む人がほとんどで、お店に入るなり「あなごですか?」と店主に言われるほどです。
 

 

 アナゴちらし丼は1100円。味が強すぎない酢飯に錦糸卵、きゅうりの千切りが乗り、その上にはたっぷりの煮穴子。甘さ控えめのタレと相まって口の中でとろけます。全体的にさっぱりとしたお味で最後まで飽きません。このお店を訪れた人は「近い将来行列ができる店になる」と感じるようです。
 

住所 神奈川県鎌倉市小町2-11-11
交通機関 JR鎌倉駅から徒歩5分
電話番号 0467-25-0575

 

 

あじさいも、寺もいいけど穴子もね!

 

 あじさいが咲き誇るこの時期、観光客がどっと増える鎌倉。たくさん歩いたあとはボリューム満点の穴子丼で腹ごしらえはいかがでしょう。

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