Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ) 第10話 あらすじと感想「七殺天凌の弱点とは!?」

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第10話「魔剣/聖剣」あらすじ
新たなる遣い手、婁震戒(ロウシンカイ)を得た七殺天凌(ナナサツテンリョウ)は、さらなる血の饗宴を求めて蠱惑的な挑発を繰り返し、次々と犠牲者を増やしていく。
一方で凜雪鴉(リンセツア)と嘯狂狷(ショウキョウケン)の商談はいよいよ大詰めに。巨万の富を夢見て宝物の換金へと赴く嘯狂狷を、凜雪鴉は冷ややかな微笑で見送る。
感想「七殺天凌の弱点とは!?」
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第10話の感想
浪巫謠と合流を果たした殤不患は蠍瓔珞が七殺天凌にやられたことを知り、その犯人がその場に残された数珠から諦空だとわかります。
しかし浪巫謠に魔剣を手放せば命は救おうと考えて居る殤不患には手に負えないと魔剣目録だけを守る事を考えるように言われ、浪巫謠だけで諦空改め婁震戒を倒しに行ってしまいます。
折角合流を果たした2人ですが、再び別れることとなってしまい結構殤不患と浪巫謠のコンビが好きな私としては残念です。
一方で今度は嘯狂狷がこれまでに押収した品物を凜雪鴉に披露します。
そして嘯狂狷は凜雪鴉に「さてどうだね?そちらの宝剣との交換異存はないかな?」と取引に入ろうとしますが、凜雪鴉に「残念ならがこれでは釣り合いがとれぬな」と言われてしまいます。
その言葉を受けて「不足だと言うのか!」と怒りを露にする嘯狂狷でしたが、凜雪鴉はいつもの様子で自分の宝剣よりも嘯狂狷が持ってきた財宝のほうが価値があると言い、嘯狂狷の財宝を1度換金し貨幣で支払いを行うことを提案します。
黙っていれば凜雪鴉が得をするのにわざわざ価値の違いを伝え取引方法を物々交換ではなく、貨幣によるものにしてきたことから作中で嘯狂狷が凜雪鴉の事を怪しんでいましたが、視聴する側も同意見で何か企んでいるのかと思ってしまいます。
七殺天凌を手に入れた婁震戒はその剣に魅了される事なく、七殺天凌の事を主として使いこなします。
七殺天凌の能力に頼ることなく敵を仕留めてみせた婁震戒でしたが、七殺天凌は虜にした者達の血を吸う事を好み出し惜しみは不要だと婁震戒に訴えます。
それに対して婁震戒は相手が怖るるにたる矜持の持ち主と見込んだときはそのようにすると答えますが、七殺天凌に妬いておるなと茶化され婁震戒は七殺天凌を独占しようとする態度をみせるのでした。
浪巫謠は再び1人釣りをする凜雪鴉の元へ訪れます。
凜雪鴉は嘯狂狷の幻覚を見破る能力がある眼鏡をかけており、偽物と交換したとのこと。
どんなに便利な道具があっても、道具そのものを疑わずに頼りきりでは使いこなしているとは言えんよという凜雪鴉のセリフは耳が痛いですね。
便利な道具は生活の隅々にあふれていますが、どんな創りをして動いているのかわからない物はたくさんありますし、例をあげればスマホが壊れてしまえば自分自身では何をすることもできずただただ修理にだし言われた修理費用を払うしかありません。
本当に適当な値段なのかの判断もついていませんしね。
そんな凜雪鴉の戯言に付き合っていた殤不患ですが、これから殤不患はどうやらどこか1度遠い場所に移動するようです。
嘯狂狷は凜雪鴉に言われた通り、己の財宝を処分しようと査定に掛けます。
しかし商人が嘯狂狷が持ってきた品物の箱を開けるとその中には凜雪鴉が盗み出した数々の剣が入っており、事が大事になる前にその場を乱暴に切り抜けるのでした。
既に嘯狂狷は凜雪鴉の罠にはまっていたのです。
蓄えてきた財宝がこの一瞬にして消えてしまう状況に陥ってしまった嘯狂狷は悪態をつくしかできないでいたのでした。
凜雪鴉はこれを狙っていたのですね。
嘯狂狷がおいしい思いをできると取引をして自滅していく姿を眺めたかったということでしょうか。
婁震戒の魔の手は難攻不落の砦仙鎮城の手前まで迫っていました。
城の主である伯陽侯だけでも逃そうと家臣たちは身を挺して婁震戒を迎撃し、一方で伯陽侯に城を捨てて逃げるように上申するのでした。
しかし七殺天凌によって仙鎮城には深海魔界という宝剣が納めれており、魔剣とは相性が悪く婁震戒に一度引くように命じるのでしたが、そんな七殺天凌の言葉を憂いの言葉と受け取りそのような思いを取り除く為、七殺天凌の制止を振り切って婁震戒は更に攻め込んでいくのでした。
仙鎮城からの刺客を相手に七殺天凌はやや怯えた様子をみせますが婁震戒は気を使い素手で剣を受けとめ粉砕します。
仙鎮城に収められていた剣を一本残らず負った婁震戒に七殺天凌は舌を巻き、婁震戒は更に血を求めようとするのでした。
第10話で七殺天凌は魔界の起源を持ち、神仙の由来の剣が弱点であることがわかりました。
殤不患はそんな聖剣に心当たりがあり、それを取りにいったということなのでしょうか?
浪巫謠が婁震戒とぶつかってしまう前に殤不患が間に合えばいいのですが…。
第10話の感想は以上です。
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