シュタインズ・ゲート ゼロ 1話のあらすじと感想「終わっておらず、既に物語は始まっている。」
シュタイン・ズゲート ゼロ 第一話「零化域のミッシングリンク」あらすじ
いくつもの世界線を巡る無限の彷徨。その過酷な旅の中で、岡部は紅莉栖の死の運命から救い出すことを、ついに諦めた。そして、再び大学へ通い始めた彼は、平凡な日常に埋没していく。それでも心の傷を癒しきれず、メンタルクリニックへの通院を続ける岡部の中で、いつしか白衣をまとった「鳳凰院凶真」の顔は封印されていた
TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト Storyより
感想「終わっておらず、既に物語は始まっている。」
第一話の感想です。
いよいよ放送がスタートしましたシュタインズ・ゲート ゼロ!第一話にしていきなり人工知能アマデウスの発表があり、再びシュタインズ・ゲートという物語が動き出してしまいました。既にわくわくが止まりません。
まずシュタインズ・ゲート ゼロはアニメ版ですと第二十三話改変版「境界面上のミッシングリンク」からの続き、牧瀬紅莉栖を救えなかったβ世界線での話です。
冒頭での2036年で作戦開始時の椎名まゆりと阿万音鈴羽との会話のシーンで、TVアニメ公式サイトで「未来2036年に、まゆりが養子として引き取った少女。戦争で両親を亡くしている。鈴羽と一緒に過去にタイムトラベルし、途中ではぐれてしまう。」と紹介されている椎名かがりの姿が見られます。紹介文の最後の文がとても気になりますが、まだまだ物語へ繋がることはないでしょう。
久しぶりに見るラボメン達の冬服姿も新鮮です。物語の舞台は2010年12月10日がスタートとなるようです。前作シュタインズ・ゲートでおなじみのシュタインズ・ゲートというロゴの中に世界線の数字が隠されているということがありますが、シュタインズ・ゲート ゼロではゼロ以外の数字を見つけることはできませんでした。これはシュタインズ・ゲート ゼロがダイバージェンス1.129848%の世界線上で物語が展開されるということでしょうか。これまでに大きな要素であった世界線ですが、シュタインズ・ゲート ゼロにおいてあまり関係がないのかもしれません。
久しぶりに再会したフェイリス・ニャンニャンと漆原るかとの会話の中で岡部倫太郎への合コンへ対する反応が酷くて笑ってしまいました。特にフェイリスの「ニャンというか痛いというか、痛々しいというか、それを通りこしてキモイ。そうキモイニャ!」というセリフは言い過ぎでは?と感じてしまいました。背も高く科学的な物の見方、気の使える性格から岡部倫太郎は少し理屈っぽいというマイナス要素を含めてもモテると思うのですがどうなのでしょうね。
ダルの未来の嫁、阿万音由季の登場もあっさりと語られてしまいました。ブレない変わらない個人的に癒し的な存在のダルに関係する人物なのでもう少し詳細に描写してほしかったなと思っています。その後トイレへ行こうとする岡部倫太郎へウィンク2回に鈴羽のことを察しろと行動しているダルはやっぱり癒しです。
秋葉原テクノフォーラム2010で行われた人工知能革命の講演で、シュタインズ・ゲート ゼロでの新キュラクター比屋定真帆とアレクシス・レスキネン教授が登場しました。そして牧瀬紅莉栖の理論を元に開発された人工知能「アマデウス」の発表も――。
いとうかなこさんのファティマがオープニングテーマとして発表されていましたがこちらも完全に不意をつかれてしまいました。第一話でのエンディングで使われたのはシュタインズ・ゲート ゼロ原作でのオープニングテーマ「アマデウス」でした。
第一話にして既に何か大きな物語が動きだしており、岡部倫太郎の歩む未来に何が待ち受けているのか次回も楽しみです。
今後の展開予想
第二話の展開予想
岡部倫太郎の通うゼミにアレクシス・レスキネン教授が講師として招かれ、それについてきた助手の比屋定真帆がラボへ訪れアマデウスに関しての説明や岡部倫太郎がアマデウスに触れるということになるのではないかと予想しています。
第一話でのキーワード
- ダイバージェンス1.129848
- AD 2036.06.07
- AD 2010.12.10
全体の展開予想
現時点では情報は少ないですがシュタインズ・ゲート ゼロの物語は2036年6月7日にタイムマシンを完成させ、岡部倫太郎があの夏の岡部倫太郎へムービーメールを送ることがゴールだと予想しています。
しかし新要素であるアマデウスを巡り事件があるのではないかとも考えています。
特にアレクシス・レスキネン教授が何を考えてアマデウスを作り、アマデウスの次に何を作ろうと考えどんな実験をしてしまうのかが事件へ繋がるのではないかなと予想しています。
Topics+考察
ダル
基本的にブレない姿勢のダルですがその本音はどこにあるのでしょうか。実は一番本音の見えない人なのではないかとも考えています。
ダルは今後訪れる未来をどう思っているのでしょうか。諦めていないのか、それとも諦めてしまっているのか。
岡部倫太郎の使っているスマホ
シュタインズ・ゲートゼロでは岡部倫太郎はこれまでと違いスマホを使っています。スマホの普及時期に関してはシュタインズゲート 第23話+第23話改変版の記事 で触れましたが、ちょうど2010年の秋冬モデルから普及が爆発的に広がります。
第一話の感想、展開予想、考察は以上です。
前作シュタインズゲートの感想一覧はこちら
複数の方に寄稿いただいております。