STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)全話 感想 あるがままに生きよ。 さすれば救いの手は差し伸べられる。

STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)全話 感想 あるがままに生きよ。 さすれば救いの手は差し伸べられる。

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>感想

 劇場版も含めて全話とおして観たあとの第1話を観てみました。

 

 やっぱり、先入観というか予備知識というかが何もない状態、まっさらな状態から観始めたときと今とでは、当然ですが目のいくところが変わってきました。

 

 冒頭の、岡部倫太郎の独白、「抗える者たちに対する神からの最後通告」は、リーディング・シュタイナーである岡部倫太郎自身に対する警告のように思えます。当初は漠然と、時を行き来することに対してかな、と思っていたのですが。

 

 宇宙や星は、無限であれ有限であれ、あるがままに存在しているけれど、英知を手にした人類は、その存在を意のままに変えようとし始めます。

 

 より自分の居心地がいい環境を求めてしまうからです。それは許されないことである、という警告なのでしょう。

 

 ラジ館の屋上に着陸したタイムマシンのところにいた人物は阿万音鈴羽だったんですね。岡部倫太郎が椎名まゆりにメタルうーぱを譲っているところ、ここの陰で岡部倫太郎が様子をうかがっているんだろうなと思うと何だか可笑しくなります。

 

 メタルうーぱに1万円くらいの価値が、とか話してる時に聞こえた男のうめき声は、まさしく岡部倫太郎が傷口に指を突っ込んだ時のものでした。

 

 牧瀬紅莉栖が刺されたというメールを送った時、たまたま橋田至の携帯が電話レンジにつながっていたことが世界線の揺らぎを引き起こした原因で、岡部倫太郎が迷宮をさまようことになったわけです。

 

 しかし、仮にこのとき、椎名まゆりが橋田至にメールを送ったとしたら、観測者になるのは椎名まゆりだったのでしょうか。それとも、リーディング・シュタイナーの資質は、固有のものなのでしょうか。

 

 岡部倫太郎がワゴンセールのアルパカマン500円ソフトに期待していることって結局何だったんでしょう。アルパカマンの秘密を暴くことだけなのですか? ←何気にこだわっている自分。

 

 橋田至が、自分たちが「モニターの中の存在だとしたら」と言ってるところは、今になって思えば観測者から見た世界線をさまよう人々には、自分たちには単一の世界での記憶(認識)しかないため、外との関係を見極めることはできない、ってことなのかな。

 

 さすがに第1話では岡部の「マッド・サイエンティスト」の発音は一般的レベルです。回を重ねるにつれ、装飾音が過剰になってきてて、つまり段々なりきってきた証拠ですね。

 

 岡部倫太郎が一瞬、お祖母さんのお墓の前にいる椎名まゆりを見たとき、意識の深層部分では、きっと牧瀬紅莉栖の存在を感じたんだと思いたいです。

 

 電話レンジ(仮)の音声ガイダンスって、コンピュータの合成音声じゃなくって椎名まゆりの肉声を加工したものでしょうかねえ。そんな細かいところまでなんだか気になってしまいます。

 

 もし、岡部倫太郎が最初のDメールを送ったときに、橋田至の携帯が電話レンジ(仮)に接続されていなければ、どうなったのでしょう。牧瀬紅莉栖は無事に意識を取り戻して、血の海が何を意味するのかに興味を持って、大学の講義をして、岡部たちと知り合って・・・??

 

 いや、電話レンジ(仮)ができた時点で、すでに神はその排除に向けて審判を下したのです。あるべき姿は、時を操作する手段のない世界線。中鉢博士の会見のあった時でなくても、そのあとでも、いくらでも同じようなことが起きるのです。

 

 これでもか、これでもか、と繰り返す事象。どんなにあがいてもたどり着くのは同じ結末。疲れ果て、悩み、苦しみ、最期には消滅してしまう。

 

 人類は英知をエゴに使ってはいけないという警告なのでしょう。

 

 牧瀬紅莉栖がタイムマシンを作ったにも関わらず封印したけれど、結局は迷宮である世界線での出来事であり、そのタイムマシンをなかったことにするために、阿万音鈴羽が使用し、役目を終えたときに消滅してしまったのです。そして新しい生命として生まれ変わる。

 

 1%を超える揺らぎ、その時から始まり、紆余曲折を経てその時に戻り、そしてまたその時から始まる。『始まりと終わりのプロローグ』言い得て妙です。

 

 

 

 追記:わかったぁ~‼‼‼ モニターの中のアルパカマンは、迷宮の世界線の橋田至氏だ!
 アルパカマンは「何にもお喋りしてないのに」(まゆり談)、「子孫ができたではないか!」(岡部談)
 橋田至は阿万音由季とお話もしてないのに、鈴羽ができたではないか!
 そうだ、そうに決まってる、ふぁっはっはっはっはっ。あー、スッキリした~!

 
寄稿[Chika524:女性]
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