STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)23話β改変版の感想と考察 俺がやっちまった! 受けてたってやる。

シュタインズゲート・ゼロ23話の感想はこちらになります
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)23話β改変版 「境界面上のミッシング・リンク」感想
あらすじ
阿万音鈴羽は、自分の乗ってきたタイムマシンが、第3次世界大戦のきっかけになったのだと言った。そして鈴羽が受けた指令は、牧瀬紅莉栖を救い、シュタインズ・ゲートを目指すこと。
岡部は初めは断ったが、牧瀬を救うためだと聞き、阿万音鈴羽と一緒にタイムマシンに乗り、7月28日へと移動した。
中鉢博士の会見が、あのときと同じように始まる。岡部倫太郎は、阿万音鈴羽から言われたとおり、この世界線の自分と遭遇しないように行動した。
そして、牧瀬紅莉栖の父親が中鉢博士であることを知った。
牧瀬のタイムマシン理論を、中鉢は自分の名前で発表すると言い、口論になった二人に割って入ったつもりが、岡部が牧瀬を刺してしまった。
タイムマシンから降りた岡部の白衣が血に染まっているのを見て驚く椎名まゆりに、鈴羽が岡部の血ではないから安心しろという。
不可抗力とはいえこの失敗のせいで、岡部倫太郎はどうせ未来を変えることはできない、と頑なに心を閉ざしてしまった。
しかし、牧瀬紅莉栖の録画された映像を見て、岡部倫太郎は、この世界線でもまた抗わねばならないことを悟った。
感想
衝突でなく、ちゃんと転送されてきたタイムマシン、これが最初に岡部倫太郎が見た屋上の謎の物体だったのですね。
一つの世界線に同時に自分が存在するっていうのがどうにも不思議です。悟空と分身みたいなもの?
それともこの場合は、お互いに干渉することはできない(してはいけない)という点で、片方は実体のあるバーチャル岡部みたいなもの? 最初、上から聞こえてきたあのうめき声のようなのは、岡部の声に聞こえたんですけど、まさかなって思ってたらそのまさかでした。
それにしても、中鉢博士が牧瀬紅莉栖の父親だったとは。11話で牧瀬の父が、牧瀬紅莉栖を愛してるがゆえに、自己嫌悪に陥ってると思ってましたが、前言撤回!! なんだかとっても悪い性根のような人に見えます。
この人の遺伝子を牧瀬が継いでいるなんて、信じたくないです。親を超えるのが子供ではないですか。常に親が上でなければならないのなら、人類は退化する一方です。
まあ、姓が違うっていう点で、多分両親はお別れしてると思うので、牧瀬の母の良い部分を多く受け継いだであろうことを祈っているのです。だって、中鉢の資質を受け継いだとしたら牧瀬紅莉栖はSERNに加担しちゃいそうです。
さて、橋田至の作ったタイムマシンVer.2?ですが、ちゃんと二人乗りになってるし、未来にも移動できるようになってますね。ということは、α世界線での事象がある程度の基礎になってるってことなのかな。
椎名まゆりは岡部倫太郎にまるで母親のような優しさで接していますね。57億の命を岡部一人に押し付けちゃいけないとか、泣いていいんだよ、とか・・・。何なんだろう、この包み込むような優しさ。
はっ。そういえば、岡部倫太郎の両親については何も明かされていませんね。でも、阿万音鈴羽が岡部をおじさんって呼んでたから、どこかになにかの伏線があるのでしょうか。
あのビデオのメッセージはなに? 合コンとかの自己紹介でしょうか? 一瞬赤く染まった日付の意味って、牧瀬紅莉栖のデッドラインってことなのでしょうか。
ここでは今のところ、電話レンジもIBN5100もなくて、だから未来も過去も行き来できるタイムマシンなんだろうということで、やっぱり世界線同士は切り離しては考えにくい? つまり岡部倫太郎は、再び苛酷な時の繰り返しを紡いでいかなければならないのでしょうね。頑張れ。
さて、第23話はいかに。