シュタインズゲート22話の感想と考察「エンディングの最後まできちんと視聴しましょうね」

シュタインズゲート・ゼロ22話の感想はこちらになります。
シュタインズゲート 第二十二話「存在了解のメルト」
●あらすじ
紅莉栖を捜していた岡部はラジ館の屋上で彼女の姿を見つける。降り出した激しい雨から館内へ逃れたふたり。
そこで紅莉栖は、別の世界線での出来事――β世界線で自分が刺殺されたこと、α世界線でまゆりを救うために岡部がタイムリープを繰り返してきたこと――の記憶があると告げる。
そして、紅莉栖は岡部にβ世界線に行き、まゆりを助けるようにと岡部に言う。選択を拒否した岡部はラボでタイムリープマシンを起動しようとするが、追いかけてきた紅莉栖に止められる。
これ以上、タイムリープをくり返しても「1%の壁」は超えられず、まゆりの死を繰り返し目にすることで、いつか岡部の精神は壊れてしまう……紅莉栖はそう彼に諭したのだった。
そして、岡部はついに決断を下す。「俺は、お前を助けられない」と。避けられない別れを前にして岡部は紅莉栖への想いを告白する。
翌朝、アメリカへ帰る紅莉栖を見送ったあと、ラボに戻った岡部は、最初のDメールの消去を決行。世界が再構築される中、突然ラボのドアが開く。
そこにいたのは、帰国したはずの紅莉栖だった。
「私も岡部のことが……」
――そう言いかけた彼女の姿は、アトラクタフィールドの移動とともに幻のように消えていった。
さまざまな想いを犠牲にしてたどり着いたβ世界線。岡部は厨二病的な勝利宣言を行い、「電話レンジ(仮)」とIBN5100を処分する。
すべては終わったかに見えたが、ダルの携帯電話に着信があり、電話の相手は阿万音鈴羽を名乗る。
そして、岡部に今すぐラジ館の屋上に来てほしいと言う――「お願い、あたしの言うことを信じて! 第3次世界大戦を防ぐために」
感想「エンディングの最後まできちんと視聴しましょうね」
第二十二話の感想です。
予想*1は外れ、第二十二話では岡部倫太郎は牧瀬紅莉栖を犠牲にするという選択をし、物語が一旦の結末を迎えてしまいました。
苦悩の果てに出した決断ですし、岡部倫太郎の後悔の念は十分に伝わってきましたが、ダメだったのか…という気持ちでエンディングを迎えました。こんな結末だなんてという気持ちです。
もちろん、「エンディングを観るまでは」です。
エンディングでノイズが走り、Cパートで鈴羽からの連絡がきたときには、@ちゃんねる風に気持ちを表現しますと「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」です。
待っていました、この展開。まゆりを救うという結末を変えることはできましたが、第二話でフェイリスがオムライスに書いていたように「世界がヤバイ!!!」な状態なわけですね。
未来にとんでもないことが起こりそうで世界がヤバイんです。岡部倫太郎にとっては更にこれから困難が待ち受けているということなのですが、一旦の物語の結末に納得ができていなかった身としては、大逆転をどうしても期待してしまいます。
ピンチは逆にチャンスです。第二十二話までに味わった苦悩も踏みにじった気持ちも、そして大きな後悔も全部まとめてひっくり返してしまえと岡部倫太郎に声が届くのなら叱咤激励してしまうと思います。
かつて岡部倫太郎が口にしていた「世界の支配構造を変える」という言葉を実現してしまうそんな気がしてなりません。第二十三話を待ちきれないそんな感想を抱いた第二十二話でした。
今後の展開予想
第二十三話の展開予想
第二十三話では、まずこれまでに経験したことのない第三次世界大戦がはじまってしまう未来がある世界線の把握からはじまると思います。
そしてそこから岡部倫太郎の持っているカードの確認をします。第二十二話までで考えると鈴羽の乗ってきたタイムシーンと岡部倫太郎の記憶、そしてα世界線からβ世界線へ移動したという事実です。
これを元にどの世界線をたどればβ世界線の更に向こう側(仮にγ世界線として)へたどり着けるのかというプランを練るという展開になるのではと予想しています。
第二十二話でのキーワード
- 相対性理論
- オペレーション・ベルダンディ
全体の展開予想
第二十三話でγ世界線へ移動するための計画を練り、第二十三話改変版にてその計画の実行。
具体的にはこれまで岡部倫太郎が体験してきた世界線のいいとこ取りを行い過去を改変します。そのために電話レンジ・Dメール・タイムリープ・そして鈴羽のタイムマシーンすべてを使うのではと考えています。
そして来る第二十四話でγ世界線へたどりつくと予想しています。γ世界線はラボメン誰もが傷つくことなく、もちろん岡部倫太郎の後悔を払拭したエンディングになることを期待を込めて予想しています。