STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)21話感想 ゲップと酢橘と声優とじゃっこ。 お前は俺の人質だ。

シュタインズゲート・ゼロ21話あらすじと感想はこちらになります。
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)21話あらすじ
椎名まゆりを助けるために世界線を移動するということは、イコール牧瀬紅莉栖を犠牲にせざるを得ないということになる。その狭間で、岡部倫太郎は長いこと、一人屋上で考えこんでいた。
まゆりと一緒にコミマに行った岡部だが、会場にいてもずっと考えこんでいる。そんな岡部をまゆりは心配しながらも元気づけようと明るく振舞っていく。
コミマの帰り、岡部倫太郎は椎名まゆりを送っていくことにした。
二人に向かって車が突進してきた。岡部はまゆりに小路から出るなと言い、自分がまゆりの身代わりになれば、何かを変えられるのではないかと、捨て身の行動に出た。
しかし、まゆりは岡部を突き飛ばし、自分の身を挺したのだ。
岡部はまたタイムリープする。悩み続けている岡部は、牧瀬紅莉栖が力になりたいから説明しろ、という言葉に、ことの発端から話し始めた。
まゆりを助けるために世界線を移動すれば、今度は自分の命がないと聞かされた牧瀬紅莉栖だが、表面上は冷静さを装い、まゆりからかかってきた電話に、会いに行け、と岡部の背中を押す。
椎名まゆりを探し当てた岡部倫太郎は、祖母の墓石の前で語りかけるまゆりの話を聞いていた。岡部の重荷になりたくはない、というまゆりに、このままでいい、と岡部は言い切る。
夜のラジ館には、一人、牧瀬紅莉栖の姿があった。
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)21話感想
椎名まゆりの岡部倫太郎に対する気持ちって、何なんだろうって。幼なじみという兄弟愛みたいな感じ? それとも愛? 自分から人質って言うほど、大切な関係なんですね。
自分が寂しくても、岡部の気持ちを明るくさせようと努力する。自分のことで悩む岡部を見ているのが辛い、だなんて。ああ、大和撫子そのものです。可愛いなあ。
自分だって充分つらいくせに、岡部のことを一番に心配して、役に立ちたいと願っている。なんて健気なんでしょう。
まあ、まゆりの電話に出なさいよ、と言う牧瀬紅莉栖も、なかなかに相手思いな感じだし、心をさらけ出すことのできない不器用さを、“設定”という着ぐるみでごまかしてる岡部倫太郎が、傍から見れば幼気な少年に見えるのかもしれませんね。
墓前で、話しかけているまゆりにはお祖母さんの姿が見えているのでしょうか。というか、お祖母さんの心を感じているのでしょうか。そこに、来てくれている、みたいな。
紙や金属、というゲンブツがなくても、お金という概念は存在してて、確かに通過としての役割を果たしていますよね。それと同じように、人間も、精神という存在があって、肉体という媒体をとおして色々なコミュニケーションをしている。
肉体には消費期限があって、肉体が役目を終えたら、精神は別の肉体に宿る。すぐか、時間をおいてかはひとまず置いといて、まあ、輪廻転生っぽいですけど、そのときに、精神が肉体を必要としなくなれば、精神は精神だけの存在となり得るかな、と。
だからお祖母さんも、こうやってまゆりの話を聞きに来てくれているのかなと思うのです。
以前は岡部倫太郎の考えてることは、顔を見ればわかってた椎名まゆりですが、ここにきてわからなくなったのは、岡部が心を遮断してしまったからではないでしょうか。まゆりに何も話せない状況が、バリアになってしまってたのかも。
さて、まゆりは、移動後の世界線の記憶も保持してるっぽいですね。でも、自分では悪夢だと思い込んでて。狙われる理由が一体何なのか?
ところで、機関にはリーダーが4人ですって? それって、SERNもそう? そのうちの1人はMr.ブラウンであとの3人が正体を現すとか?
帰り、ガチャやってくって言ってましたけど、メタルうーぱ大当たり~かな?
さて、第22話はいかに。