STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)16話感想 撲の奥さんはどんな人? 父の優しい嘘。

STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)16話 「不可逆のネクローシス」 感想
あらすじ
タイムリープマシンが完成し、過去へ行った岡部倫太郎が路地に隠れて露天商を見張っていると、そこに現れたのはなんと橋田至だった。
阿万音鈴羽の父親が見つからなかったときに可哀そうだと、『バッジを見せて架空のタ
イターを作り上げる作戦』に使おうとしたのだ。
橋田至は、鈴羽から口止めされていたのだが、タイムマシンが未来へは行けないことを聞いていたと打ち明ける。
タイムマシンに表記されているFG204が、機体の名前だということを聞いた椎名まゆりは、突然父親がわかった、と言い出した。
阿万音鈴羽の父親は、橋田至だという。バレルの和訳が、たるであり、橋田至の通称がダル、レジスタンス設立のメンバーにも属している、2010年の秋葉原に存在する、SERNとは別のタイムマシン研究をする、リーディング・シュタイナーについて知っている人物、とくれば、橋田至に行きつく、という論理だ。
思いがけない展開に、阿万音鈴羽と橋田至の間で、新しい感情が沸き起こった。
阿万音鈴羽の乗るタイムマシンが過去へ旅立つのを見送るラボメン。
天王寺裕吾が、渡す日を指定されていた手紙をラボに持ってきた。差出人は、橋田鈴と書いてある。橋田鈴つまり、阿万音鈴羽はすでに10年前他界していた。
その手紙には、任務が失敗したと書かれていた。阿万音鈴羽は記憶をなくしていた24年間を無意味だと嘆いていた。
岡部倫太郎は、天王寺裕吾に、鈴羽がどんな最後を迎えたのか教えてくれと頼む。鈴羽が自ら生命を絶ったことを知った岡部は、嵐の夜、鈴羽をひきとめたDメールが原因だと、自責の念にかられる。
思い出と引き換えにしてでも、『未来』を変えなければならない、と岡部は尾行は中止、前のはSERNの罠だとDメールするが、そこでの鈴羽は、やはり10年前にこの世を去っていたが、原因は病気によるものだった。
天王寺裕吾は、鈴羽の遺品であるダイバージェンスメーターを出してきた。メーターの数値は、1%以下の数値で変わっていた。椎名まゆりを気にかける岡部が、ラボに戻ると、まゆりはソファで眠っていた。
感想
嘘には2種類あるっていう橋田至の言い方、岡部風ですね。「人を傷つける嘘と、優しい嘘だ。(おかりん風)」。15話で椎名まゆりが感じていた、二人がお似合いだっていう感覚、つまり、親子の情がダルにバッジを作りたいって行動をさせたんでしょうね。
岡部はちゃんとダルのリクエストに応えて、キンキンに冷えたノンカロリーのコーラを差し入れしてるんですね。いい奴だなあ。
時を遡ることしかできないタイムマシンに、2036年からやってきた時点で、阿万音鈴羽の覚悟がわかります。父の記憶がなくても、そう行動させる何かがあったんでしょうね。その遺書がどういう内容だったのかも気になります。
1975年への座標指定をしながら、なんだかはしゃいでる風にも見える阿万音鈴羽と橋田至、微笑ましいですね。
しかし、椎名まゆりがいろいろ根拠を挙げて、親子だと決定づける証拠が、タイムマシンのネーミングとは! FG、フューチャーガジェット。と、ここでFBはフューチャーバレルという可能性も出てきました。
ここで、Fをクリアするとして、前回予想したフェイリスじゃないかというのは、保留にして、じゃあ、ダルの奥さんは誰ってことになるんだけど? 単純に根拠も何もなく、漆原るかってのはありかな。だって、ほら、性別変わったってのが、どの辺に対する伏線かというとやっぱ男と女となれば・・・。
あ、るかの眼ぢから。もしかして、チップを埋め込まれてる? 牧瀬紅莉栖がSERNに属したのも、洗脳されたとか?
ラボメンバッジはやっぱり未来ガジェット研究所のメンバーの証なのかな。いつの時点で作ったのかが、キーですね。
さて、ここから先、どうなるのか楽しみです。阿万音鈴羽を1975年に飛び立たせるように動くのでしょうね。
ラボにある砂時計が、今回は落ち切っています。いつもは半分くらいで止まってるように見えるのに。それがどの改変を指しているのか、それから、岡部がまゆりを助けるために何度もやり直したときに通った橋の、欄干で新幹線のおもちゃで遊んでいた男の子と母親? がなんだか気になります。
もしかしたら、ダルのひ孫? そして、鈴羽の自転車。どんな風に関わってくるのか、楽しみです。
さて、17話はいかに。