STEINS;GATE(シュタインズゲート)第十話の感想と考察「2時間遅れ」

STEINS;GATE(シュタインズゲート)第十話の感想と考察「2時間遅れ」

シュタインズゲート 第十話「相生のホメオスタシス」

◆感想

●あらすじ

フェイリスが送ったDメールによって、秋葉原の街から「萌え」が消え去ってしまった。しかし、メイクイーン+ニャン2がなくなっていても、岡部たちはフェイリスと知り合っており、彼らの人間関係に大きな変化はなかった。だが、Dメールによってるかの性別が女性に変わっており、その事実を知らなかった岡部はるかを傷つけてしまう。鈴羽に誘われてサイクリングに出かけた岡部は、彼女が父親捜しのために秋葉原にやってきたこと、明日父親に会えるかもしれないという話を聞かされる。いずれにせよこの街を離れるという鈴羽のために、岡部はお別れ会を開こうとラボメンたちに提案するが──そのとき岡部の携帯電話に「お前を見ているぞ」と書かれた差出人不明のメールが届いた。真っ赤なゼリーが写された添付画像に不安を覚えながらも、お別れ会の準備を整える。だが、鈴羽がラボに姿を現すことはなかった。鈴羽からメールが届き、突然の別れにショックを受ける岡部。彼は半日前の自分に鈴羽を尾行するようにDメールを送る。その結果鈴羽はもう少しだけこの街で父親捜しを続けることになった

●第十話の感想です。

今回、最も気になってしまったのが岡部倫太郎の携帯電話の時間とラボの時計の時間がズレているという点です。

物語としては鈴羽の過去を変えた結果が、実は過去を変えただけではなく8月10日以降も鈴羽が東京にいるという未来をも変えてしまったんじゃないかなとか、ここへきて登場した未来ガジェット達がこれから使うという伏線なのかなや、謎のメールのことなど気になることはたくさんありました。
しかし気づいてから考えざるを得なくなってしまったものが、その時間のズレです。作中ラボの時計では23時を少し過ぎておりラボメンを時間が遅くなってしまったので解散させました。

その後、岡部倫太郎に届いた鈴羽からのメールは21:09と画面上に表示されていました。謎のメールは15:54に受信しており、字幕での表示が15:42分でラボメン達との会話後に届いたものなので、このときはズレはありませんでした。
原因として考えられるのは、
・鈴羽の送信したメールがメールセンターで止まっていた。
・ラボの時計が壊れていた。
・岡部倫太郎の携帯電話がなんらかの理由で時計が狂っていた。
などです。

メールセンターで止まっていたということが一番ありそうな理由かなと思います。

そこからあのズレは、いくら岡部倫太郎が鈴羽を探しても、絶対に間に合わないということで、岡部倫太郎もそれがわかっていたが動かずにはいられなかった。

そしてどうにもならないことをなんとかするためにたどり着いたのがDメールといった一連が詰まっていたのかななんて考えてしまうのは深読みしすぎでしょうか。またセンターで止まっていたということからラボ内は少し電波状況が不安定である(磁場が影響している?)ということも考えることができます。
ただの作画ミスかもませんが、こういった背景の描写にも細かな意図があり楽しめ要素のひとつなのかなと今回特に強く感じました。

◆今後の展開予想

●第十一話の展開予想

結果的に未来を変える糸口のようなものにたどり着いた岡部倫太郎。

結局変えてしまった過去を現状そのままにした上で世界線の移動を繰り返しています。八話からの流れからこのまま世界線の変化による結果をそのままにして一度ひとつの結末にたどりつくと予想しています。

複雑に絡み合ってしまった事の顛末が十一話で見れるのではないでしょうか。

第十話でのキーワード
・萌えの消失したアキバ
・るかちゃん
・鈴羽のラボメンへの加入
・お前を見ているぞ
・小学生の頃の体験

●全体の展開予想

まずこの結果が絡み合った状態で一度、事の顛末、事件が起こるのだと予想しています。この事件とはSERNによるタイムトラベル技術の強奪または秘密を知ったことによるペナルティーだと考えています。

その事件の最中に未来ガジェットを使い隙をつくり、一度Dメールによって延長し回避するために何度か試行錯誤します。

どうしても巻き込みたくなかったまゆりを事故に合わせてしまうというものも、事の顛末として予想できます。
その結果たどり着いてしまうのが事件が起こる7月28日となり、(使い方は正しくないのでしょうが)ようやく絡み合ってしまった世界線を解くようにひとつひとつの改変した変化を消していきます。

そして目指すゴールがジョン・タイターの来なかった世界。ラジオ会館に人工衛星が落ちることのなかった世界で日々の日常なのではないのかなと予想しています。

◆考察

●謎のメール

patghqwsk…という謎の文字の羅列から送られてきたお前を見ているぞというメッセージ。しかもゼリーの画像つきで送られてきました。

まずわかっている部分だけでもただの文字の羅列なのかと思いパソコンキーボードでのカナ入力や携帯電話でのこの英文字をひらがなや数字で打つとと考えてみましたが、特に何かになるものではありませんでした。

第十話の感想、展開予想、考察は以上です。

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