STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)7話アニメ感想と考察「鳳凰院凶真の使命! イベントホライゾンの向こう側。」

STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)7話感想「断層のダイバージェンス」
ネタバレありになっております。
あらすじ
岡部倫太郎がポーズを決めて電話レンジの扉を開けると、なんと扉が外れてしまった。
桐生萌郁が、禁止されているにも関わらず岡部の写真を撮る。
電話レンジのバージョンアップが終わり、実験が開始されることになった。放電が終わると、Dメールは過去の日付で受信されていることが確認された。これにより、岡部は過去を書き換えるという次の実験段階に踏み切る。
ロト6の当選番号をDメールで送るという実験を開始した岡部たち。いざ送信する段になって、岡部は一瞬躊躇するのだが、覚悟を決めて、口癖のような「エル・プサイ・コングルゥ」という合言葉を唱えてボタンを押した。
岡部は椎名まゆりの声で現実に引き戻され、自分の記憶と周囲の状況の相違に気づく。そこへ漆原るかが、頼まれて買ったロト6の番号を間違えたと伝えに来た。別な世界線に移動したらしいことに気づいた岡部は、ロト実験を中止すると宣言した。阿万音鈴羽の提案を受けて、この事実をタイターに相談することにした。
タイターとのやり取りで、岡部は自分でも予想していなかった境遇に置かれている自分を知った。
感想
実験するにあたって、しっかり天王寺裕吾(大家さん)がいないことを確認するあたり、岡部倫太郎は学習してますね。桐生萌郁が、岡部の言葉に対してメールで会話するたびに携帯がブルブルなってて、時折ピタッと止まるのが笑えます。
Dメールがちゃんと過去へ送れたので、次は書き換える、という段階ですけど、それがロト6とは。結果が2つのうち1つなんだから、確かにサンプルとしては分かりやすいですね、数字6個分最初に入力すれば、1通のメールに収まるし。
萌郁は椎名まゆりがラボ内を案内する様子も、しっかりカメラに収めてます。いつも無表情な萌郁、まるで記録係みたいな感じがします。あ、今日はアルパカマン、立ち上げてないですね。
いつの間にか萌郁は完全にラボメンになってて、初任務がメールだとは、絶妙な抜擢です。
ロト実験の時には、岡部は例の合言葉を口にしました。この呪文が時間移動を実行する鍵ではないでしょうか。この日1回目は合言葉を言っていないし、時間移動の一番最初の時も確か口に出してたはず。少しずつ分かりかけてきましたね。
岡部が「この感覚」という、街に誰もいない状況を、考えてみれば私自身も経験したことがあるんです。それも、一度きりではなくて。車を運転してて、前にも後ろにも、『視界の中に自分以外に動いているものが何もない』ときを体験したことある人、いるんじゃないかなって思うんですけど、これって世界線移動してるのでしょうか? と、私も洗脳されたかな。
岡部の目をあかんべえさせて、チップ入ってない、っていう阿万音鈴羽はやっぱ未来人っぽいです。か、超進んだ技術を持つ機関に属する人、とか。「応援してるからね」というからには、岡部側とみていいのでしょうか。
ところでこちらの世界線では、大家さんは少し凶暴な気がしないでもないです。世界線が違えば、性格が違うとか、ほくろの位置が違うとか、あるとかないとか、そういった差異があって当然なので。
橋田至(ダル)からの電話で、ミスがあったってところで、一瞬ドキッとしてしまいました。実験のミスでなくて、良かった~。まゆりからの電話の応対は、BGMがキラキラしてて、ここの世界線では岡部はまゆりに好意を抱いてる? っていう疑惑が沸いてきてます。
さて、タイターは岡部のように、複数の世界線の記憶をとどめておくことはできないようですね。ということは、岡部がタイターかもしれないって線は消えたかな。
やっと『鳳凰院凶真』の意味が見えてきました。期待に応えることができるのか。
さて、第8話はいかに。