STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)アニメ5話感想と考察「白衣によって示される知性と恍惚! 最高機密の全貌は暴かれるのか?」[寄稿:女性]
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STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)5話「電荷衝突のランデヴー」
あらすじ
岡部倫太郎と牧瀬紅莉栖は無事、IBN5100をラボへ運ぶことができた。店の前に出ていた阿万音鈴羽が、運んできた段ボールの中身に興味を示す。鈴羽は岡部と一緒に来たのが牧瀬であることに気づくと、驚くほどの敵意をあらわにする。
IBN5100の電源が入ることが確認できたので、岡部が必要なパーツを買いに行くことになった。偶然にも、鈴羽がそこへやってきた。IBN5100をよく知る人物と知り合いだったという。
牧瀬は自分の好奇心を抑制できず、ラボメンという立場を受け入れるようになった。
深夜、橋田至がZプログラムの抽出に成功した。そこには14の実験レポートがあった。
被験者の人種や民族は多岐にわたっており、また、資料として幅広い年代における新聞記事などが添付されていた。
屋上。岡部は牧瀬に、「世界の支配構造を作り変えるのだ」と宣言する。
感想
意味ありげに金色の小さなものを眺めている阿万音鈴羽は、またため息をついていますね。部品のようでもあり、チップのようでもあり、伏線っぽい?
IBN5100が無事でよかったです。そりゃそうですよね、ここで妨害工作があると、お話が進まなくなっちゃいます。核心に触れる方が先です。
最重要機密事項といいながら、ペラペラと内容を暴露してしまう岡部倫太郎。これから先、大丈夫なの? って心配になります。
鈴羽が牧瀬紅莉栖に気づいた瞬間、態度が一変して憎悪に満ちた目で牧瀬に対峙する姿は、剣(実はシャッターの棒らしい)を持った、まさに戦士ではありませんか。ああ、正体が気になります。
起動時にディスクを挿入しなければならないPCを過去使っていた私は、なんだかIBN5100のフォルムに懐かしさを禁じ得ません。タイミングが合わずに起動に失敗したことなど思い出します。 IBN5100に詳しい知り合いって、鈴羽とどういう関係でしょうか。数年前に亡くなったというし、家族とか、恋人とか、割と近い人ですよね、きっと。
鈴羽は「まだ彼女は何も知らない」とか、花火についてのリアクションが普通じゃなくて、まるで現代の人間が、「え? 参勤交代やってるの?」と言って大名行列を見に行く、みたいな反応ではないですか。もしや、未来から来ましたね?
白衣こそがユニフォームっていうのには同感です。あくまでも脳内イメージとして、です。現代の現場で使用されている術衣とかの、補色残存効果やリラックス効果としての実用的意味合いには納得していますから。
岡部が「鳳凰院凶真」という呼称に執着している割には、ここまでのところ何も明かされていません。そろそろ来ますか?
深夜までの作業の甲斐あって、橋田至(ダル)がデータを吸い上げに成功しました。おつかれさまです。例のゼリーマンズ・レポートは14例とも失敗に終わっていて、被験者は元の姿を維持できずに転送されてしまっています。
「ザ・フライ」という映画ですが、こちらは空間のみの転送で、ハエが紛れ込んでいたために人とハエが融合してしまったというもの。
Zプログラムでは人が壁にめり込んでいたなどの記載があって、これらのことから、この実験そのものには、ゲーム中に牧瀬が「大局(対極?)的視点に欠けている」と言ったことがキーワードになっている気がします。
マイナー調のBGMといい、牧瀬が資料を読み上げる時にズームアップするアルパカマンといい、「ん? これはどこの部屋?」という映像。こういった部分で、アルパカマンはこちらを見ている、って感じがします。
やる気満々になった岡部。これから私の予想がどう外れていくのか・・・。
さて、第6話はいかに。