STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)アニメ第2話「時間跳躍のパラノイア」感想と考察「 天王寺、桐生萌郁、人物続々登場」

STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)時間跳躍のパラノイア
ネタバレをしておりますので、未視聴の片はSTEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)2話時間跳躍のパラノイアをご視聴の後ご覧ください。
あらすじ
岡部は、牧瀬に歩み寄り、自分が見た死体と目の前にいる牧瀬との関係性をはっきりさせようとする。
牧瀬は講師として会場に呼ばれていた。
講演が始まり、意義を唱えた岡部に、牧瀬はディスカッション形式を提案する。
牧瀬に完全に論破された岡部は消沈しながらもまゆりに呼び出され、柳林神社の息子、漆原るか(以下るかと表記)からの差し入れを一緒に持ち帰る。
岡部はバイトに行くまゆりと別れて、一人でラボに戻ると、ラボの1階に「ブラウン管工房」を構える、大家である天王寺裕吾(以下ブラウンと表記)と新規採用のバイト阿万音鈴羽(以下鈴羽と表記)に会い、鈴羽にトウモロコシを分けてやる。
夜、ラボで一人、インターネット検索をする岡部。検索結果はことごとく自分の体験と異なっていた。
ネット上の@チャンネルにJohn Titor(以下タイターと表記)が現れた。
それが偽物であることを証明するためのURLも書籍も、全て消失していた。
翌朝、通行中の岡部の写真を撮った桐生萌郁(以下萌郁と表記)は、IBN5100という旧型PCについて調べることを条件に写真の削除に同意するという。
ラボで電話レンジ(仮)の実験をする岡部とダル。束から1本ちぎってレンジに入れたバナナは、120秒後、元の房にゲル化してくっついていた。
ちょうどそこへ牧瀬がラボを訪れた。
感想
あ、オープニングテーマが戻ってる。
ということは、1話目の位置は物語に惹き込むためのテクニックですね。
牧瀬が初対面のおかりんから髪や頬を触られたり、妄言を浴びせられたり、と立場が逆転したところから始まってます。普通なら訴えられるレベルですね、これ。
講演の内容を、依頼されて変更したと牧瀬が言ってますけど、過去に戻ったおかりんが、頼んだのかな。
「タイムマシンは実現できるのだろうか」についてですものね。
またもや反対意見を突きつけるおかりんに対して、牧瀬の柔軟な対応にインテリジェンス感じます。
ぐうの音も出せずに講演から戻るおかりん、完全にやり込められましたね。牧瀬キャラ、好きだったりします。
おかりんがるかに下賜した妖刀五月雨、道具が使い手を選ぶっていうフレーズ、大好きです。つまりは使いこなせるように精進しろってことですものね。しかし、男とは・・・。
さて鈴羽の役割がまだ見えて来ませんが、おいおい分かってくるのかな。萌郁の方は、何となく今のおかりんと似たような状態に陥って困惑しているような気がします。
ということは、時間移動をしているのはおかりんだけではないのでしょうか。
それとも、時間移動と同時に並行した世界線も移動しているのが特別に選ばれた者のみ、ということなのか・・・。
おかりんと同等レベルの厨二病患者のフェイリス・ニャンニャンと、病気が進行しつつあるるかも、いいキャラ感出してると思います。
いや、ここまでのところ全キャラ、作者の愛を感じます。どれだけ悪役キャラへの憎悪を表現してくれるか楽しみですね~。
@チャンネルに出現したタイターは、『ダークエンジェル』に登場する『アイズ・オンリー』っぽい位置づけみたいに思えます。
世界線、パラレルワールド、来ました来ました。
SERNが支配する未来世界とは、『チャーリー・ジェイド』を彷彿させる展開です。
祖父のパラドックスについては、『シンイ‐信義‐』で現代と過去、現代、さらに別の時代を何度も行き来した設定になっていて、それを考えると、結局はループ、終わりがないのかなという気がします。無限の可能性、無限の選択肢・・・。
それにしてもさすが天才、いとも簡単におかりんのラボを突きとめましたね。
8号の完了動作が、物質の転移に進化(変化?)した理由を突き止めるために牧瀬ならきっと自分も参加したくなるはず。
冒頭でタイムマシンをバカらしい代物と言い切ってますから。
さて、第3話はいかに。