STEINS;GATE(シュタインズゲート)アニメ1話感想 ストーリーの把握がしんどい

シュタインズ・ゲート 第1話「始まりと終わりのプロローグ」
あらすじ
主人公である、未来ガジェット研究所(以下ラボと表記)創設者、岡部倫太郎(以下岡部と表記)と、彼の幼なじみ椎名まゆり(以下まゆりと表記)は「中鉢博士タイムマシン発明成功記念会見」の会場に到着した。
会見前にビルの階上から異音を聞き、岡部は屋上へ駆けあがった。そこには正体不明の物体と人物が。
会見が始まり、中鉢に「タイターとの理論の違いを説明しろ」と詰め寄ったところへ、一人の女性が現れ、岡部は会場から連れ出される。
身に覚えのないことで問い詰められたが、それが科学雑誌で見た、牧瀬紅莉栖(以下牧瀬と表示)であることに気づく。
逃げ出した岡部は再び階上から男のもがき苦しむようなうめき声を聞く。そこには、先ほどまで話していた牧瀬の、血まみれで倒れている姿があった。
携帯の振動が続き、気付くと岡部は路上で立ち尽くしていた。事件をラボメンバーの橋田至(以下ダルと表記)にメールで送信した瞬間、街から人や車が消えてしまう。状況が元にもどると、ビルの屋上には人工衛星が墜落していた。
ラボで、まゆり、ダルと会話しているうちに、徐々に記憶の相違が明らかになってきた。講義へ向かいながら、履歴で確認すると、岡本が午前中に送信したはずのメールが過去に受信されていた。
エレベーターの扉が開くと、血まみれで刺されて倒れていたはずの牧瀬が、何事もなく立っている姿があった。
感想
本編の中でダルも聞いているのですけど、シュタインズ・ゲートとは何を意味するんでしょう。今後の楽しみに、調べないでおくことにします。
一瞬、海外ドラマの『スターゲイト』も思い起こしたんですけど、どうやら『ミスフィッツ-俺たちエスパー!』寄りではないかしら。時間移動をするたびに過去が書き換えられるというあのノリです。いや、書き換えるために移動している、とでも言った方がいいのかも。
天才少女に何が起きたのか、パクリが暴露された中鉢博士の進退、未来ガジェットの2号から7号が公開されるのはいつか、とっても楽しみです。8号のターンテーブルの逆回転という部分に伏線をひいてあるような気もするけれど、回転方向は照射の均一化が目的で変わったりするわけだから、ひっかけかもしれないですね。
まゆしぃの名前を書いた『うーぱ』が消えてしまったことも、時間移動によるのでしょう。
場面と時間が頻繁に変わるので、この手のストーリーでちょっと苦労するのが時系列の把握で、どれだけ複雑に絡んでくるのか楽しみです。
おかりんが何かにつけて携帯に話しかけている、あるいは録音(?)してるのは、もしかしたら自分の行動の記録なのかしら。「機関が手を回した」などの特徴的な言い回しがストーリーの非現実的な要素を日常にゆるりと溶け込ませている感じです。
ダルはハッカーという設定なので、その腕前が楽しみです。基本スーパーなわけですから。
予想としては、過去に戻ったおかりんは、中鉢博士を糾弾し、会見を中断させるんだと思います。口癖のように組織が、機関がって言ってるのもきっと現実になるはず。
物語の定石はある日突然、から始まるので、いずれおかりんは時間移動を自分の意志でコントロールできるようになり、さらにはこれから登場するであろう悪役と闘うことになると思います。
オープニングテーマ曲が中間に入っているのも新鮮でした。
さて、ツッコミどころを見つけました。ガジェット8号の使用方法で「#ボタンを押したあと、温めたい秒数を入力してください」と言ってるのに、おかりんはしっかり『120#』と打ち込んでいます。普通に考えると、操作説明のガイダンス無視してますよね?
さて、第2話はいかに。