シュタインズ・ゲート ゼロ 第22話 あらすじと感想「Amadeus」

シュタインズ・ゲート ゼロ 第22話 あらすじと感想「Amadeus」

シュタイン・ズゲート ゼロ 第22話「投企のリナシメント」

  • あらすじ

現れた攻撃ヘリは、レスキネンたち米国のものではなく、ロシアのものだった。何度やりなおしても、タイムマシンの破壊は回避できないのか。

諦めることなく方策を練る岡部達に待っていたのは、ひとつの苦渋の決断だった。

TVアニメ公式サイト「シュタインズ・ゲート ゼロ」STORYより

感想「Amadeus」

  • 第22話の感想

シュタインズ・ゲート ゼロ第22話を視聴して、まず前作のシュタインズ・ゲート22話の展開とダブらせてきたのかという感想を持ちました。

鳳凰院凶真として第21話で復活した岡部倫太郎でしたが、止められない『タイムマシンの破壊』という事象の前にうちのめされて口調や態度がオカリンに戻ってしまっています。何度目かわからない助手1号と2号の言葉によって「愚かな!これはあくまで機関を油断させるための演技に過ぎん!」と岡部倫太郎は不遜な態度を取り戻しますが、これにはコロコロ変わるなと思ってしまいました。

第22話のホワイトボードでの説明のおかげで筆者は勘違いをしていたことに気づきました。

レスキネンが所属するストラトフォーとDURPAがタイムマシンの争奪に絡んでおり、国としてはアメリカとロシアの組織が絡んでいると作中で話がでてきていたためDURPAをロシア側の勢力だと思っていました。

Mr.ブラウンも以前「西側の~」と説明していたのにどこで勘違いをしてしまったのでしょうか。

作中で岡部倫太郎が説明していたようにアメリカ陣営はストラトフォーとDURPA、それとは別にロシアの組織もタイムマシン争奪戦に介入しており、第21話で現れた攻撃ヘリはロシアの組織のものです。

 

第22話では『タイムマシンの破壊』を何度タイムリープしてやりなおしても止める事ができず、また第三次世界大戦の引き金となる事件であるために大幅な改変等についてはその後がどうなるかわからないという理由から岡部倫太郎が慎重になっていました。

また3000回もタイムリープをした上で更に『タイムマシンの破壊』の何度もタイムリープ重ねたので、岡部倫太郎自身やや記憶が不明瞭なところがありました。

作中だと「タイムリープで去年の春まで戻り…」といったところです。

『タイムマシンの破壊』という日にどうして3勢力が奪い合うことになってしまったのか、物事の因果関係という点から岡部倫太郎、ダル、比屋定真帆の3人は考えていきます。アメリカ側の組織は椎名かがりの未来で受けた洗脳によりアレクシス・レスキネン教授に情報が流れたという事が決定的で、それではロシア側は何がきっかけでタイムマシンの存在を知ったのかという点に至ったときにそれが中鉢博士がロシアに亡命したときに持ち込んだ論文からでした。

しかしその論文だけではロシア側はタイムマシンの完成には成功できず、そこで目をつけたのが書いた本人の記憶データの塊であるAmadeus紅莉栖でした。

『タイムマシンの破壊』という事象からロシアが介入しないようにする為には牧瀬紅莉栖の記憶データをバックアップを取った直後にアクセスして修復できないようにシステムごと自壊させるという結論に至りました。

皮肉な事に牧瀬紅莉栖を犠牲にしたβ世界線から抜け出すためにはまたも紅莉栖と同じ人格をもつAIであるAmadeus紅莉栖の犠牲にしなければならないのでしょうか。

シュタインズ・ゲート ゼロはどのような物語の幕引きとなるのか楽しみです。

今後の展開予想

  • 第23話の展開予想

23話でどう物語がまとまるのか予想がつきません。

Topics+考察

  • DRINE

Dメールの改良版。作中でのダルは「Dメールの原理使ってラインを過去に送れるようにしたん」とのことでSERNに捕捉されずに過去にDメールを送る為の新しい手段。しかし去年2010の春段階では試作版でアプリを持っているのはダルだけとのこと。

  • Der Alte wrfelt nichit

比屋定真帆が口にしたアマデウスへのパスワード。「神はサイコロを振らない」。アインシュタインの名言のひとつ。

  • Amadeus紅莉栖の所有者の違いによる世界線の変動

22話で説明されていた通り、ストラトフォー、DURPA、ロシアまたは岡部倫太郎達ワルキューレどの勢力がAmadeus紅莉栖を所有するかによって世界線が変動するとのこと。第7話の終わりで世界線が強制的に移動したのはストラトフォー、DURPA、ロシアの3勢力のどこかにAmadeus紅莉栖が奪われたから。Amadeus紅莉栖を所有する=タイムマシン理論を所有するということ。現在では岡部倫太郎達ワルキューレが第三次世界大戦に至っても保持している未来がある。

  • 1.123581

エンディング後に表示されたダイバージェンス数値。桁が少ないので深読みかもしれませんが、フィボナッチ数列のような数値。黄金比に近い世界線があるという暗示でしょうか?

 

第22話の感想、展開予想、考察は以上です

 

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