シュタインズ・ゲート ゼロ 第20話 あらすじと感想「岡部倫太郎、過去へ飛んだはずが未来へ」

シュタイン・ズゲート ゼロ 第20話「明誓のリナシメント」あらすじ
7月7日へとタイムリープしたはずの岡部。しかし目を覚ましたのは、見知らぬ施設の一室だった。身体中に走る激痛に耐えながらあたりを見回した彼は、自らの置かれた状況を愕然とする。そこは…
感想「岡部倫太郎、過去へ飛んだはずが未来へ」
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第20話の感想
過去へタイムリープしたはずの岡部倫太郎は2036年へ飛んでしまいました。
作中の説明では2011年にタイムリープしようとした岡部倫太郎でしたがその時タイムリープマシンが作動せずタイムリミットを過ぎて失敗。
そのまま世界はタイムマシン理論を巡る争乱の時代へと突入してしまい、まゆりの消えてしまった世界で岡部倫太郎とラボメン達は自身の力でタイムマシンを作ることを決意し『ワルキューレ』を設立。
タイムマシン理論に最も近い知識を持つとされる岡部倫太郎は他の組織に狙われる存在となり、2025年に岡部倫太郎はストラトフォーに捕まり、『ワルキューレ』が岡部倫太郎を助け出したときには度重なる拷問と実験を行われ脳死状態となっていた。
意識の戻らない岡部倫太郎を施設に秘密裏に収容しずっと守り続けていたところで、2036年の岡部倫太郎へ2011年の岡部倫太郎自身の記憶データを上書きし第20話の物語が始まります。
11年間も意識のない状態からの覚醒をした岡部倫太郎のCV:宮野真守さんの演技はすばらしいですね。声を張り上げようとしても出てこないかすれた声等、演技力がすごいなと素直に思ってしまいます。
これまで何度も2011年で阿万音鈴羽から未来はこのような世界が待っていると聞いていた岡部倫太郎ですが、実際に見た荒廃した世界と身近な存在である漆原るかとの別れ、そしてその状況に対する『ワルキューレ』のメンバー達の態度を目にして作中でも岡部倫太郎が「何も自分はわかってなかった」というセリフから実感したのではないでしょうか。
シュタインズ・ゲート世界線を目指すことを決意した岡部倫太郎はこれからタイムリープマシンの連続使用によって2036年から2011年に戻ります。鳳凰院凶真の復活も近いのでしょうか。
今後の展開予想
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第21話以降の展開予想
第20話で2036年から2011年へタイムリープマシンを使い戻ることを宣言した岡部倫太郎ですが、タイムリープマシンは48時間まで戻ることができます。(牧瀬紅莉栖製は安全にタイムリープできる時間が48時間。限界値は最大10日間)2036年にタイムリープマシンがあるということは2011年から2036年までずっとタイムリープマシンが存在し続けているということです。48時間のタイムリープを連続使用して2011年に戻った岡部倫太郎はシュタインズ・ゲート世界線に移動する準備をしてすべての帳尻を合わせてから椎名まゆりを助けにいくのだと予想しています。しかし鳳凰院凶真完全復活の兆しはあるもののどのような演出がされるのか非常に楽しみです。絵的にはシュールかもしれませんが執念深く2011年へ戻る岡部倫太郎を丁寧に描く展開も予想しています。
Topics+考察
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リナシメント
第20話のタイトル『名誓のリナシメント』のリナシメントとはイタリア語で「ルネサンス(再生・復活)を意味する言葉です。
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岡部倫太郎の記憶
2011年のタイムリープの失敗から2025年まで岡部倫太郎は普通に生きていましたが、2036年に2011年のタイムリープ時の記憶を上書きされたため2011年~2025年までの記憶を持っていません。物語が岡部倫太郎の主観から展開されているため未来へいきなりタイムトリップしたかのようになっていますが、タイムマシンを使っていないのでタイムトリップはしていません。
また2036年での岡部倫太郎へ上書きした記憶データはタイムリープを行う際に記憶のバックアップデータが作中でダルが言っていた「古いPC」の中にあったと考えられます。
不可逆圧縮はファンタジーが担当する部分と考えましょう。
第20話の感想、展開予想、考察は以上です。
- 執筆者 - RYUCCA - アニメ - シュタインズ・ゲートゼロ - アニメ
- 岡部倫太郎 / 比屋定真帆 / 阿万音鈴羽 / 漆原るか / ダル / シュタイン・ズゲート ゼロ / フェイリス・ニャンニャン / 第20話 / 明誓のリナシメント / ワルキューレ / タイムリープマシン
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