『STEINS;GATE 0』 シュタインズ・ゲート ゼロ2話感想 第3のアインシュタイン ウィルスぶち込むわよ!

『STEINS;GATE 0』 シュタインズ・ゲート ゼロ 第2話 閉時曲線のエピグラフ あらすじと感想
閉時曲線のエピグラフ あらすじ
秋葉原テクノフォーラムの会場。いままさにアマデウスが公開されようとしている。岡部倫太郎の心が揺れる。アマデウスの起動を待つ間、参加者の間にひそひそ話が始まった。
一人が立ち上がり、研究を誹謗する発言をする。見かねた岡部倫太郎はネガティブな発言に異議を唱える。アレクシス・レスキネンが険悪な状況をうまく回避した。
78時間22分前の比屋定真帆から派生したアマデウスの比屋定真帆がスクリーン上に現れた。
まだアマデウスに対して否定的な意見を持つ者に、AI比屋定真帆はリアルタイムでカメラをとおして見た会場内のようすを言い、事前にプログラミングされたものではないことを証明してみせた。
セミナーのあと、パーティ会場で岡部倫太郎がアマデウスのやりとりを反芻しているときに、アレクシス・レスキネンが岡部倫太郎に対して「アインシュタイン」と呼びかけてきた。
アマデウスについてどう思うかと聞いてきたアレクシスに、岡部倫太郎は「Sorry」と逃げ出してしまう。
パーティ会場から通路に出た岡部倫太郎がついたため息が比屋定真帆と完全にシンクロした。会話をしているうちに、比屋定真帆は岡部倫太郎が牧瀬紅莉栖と友達だったことを知った。
牧瀬紅莉栖と友達になってくれたことに感謝の意を表す比屋定真帆。牧瀬紅莉栖を思い出して泣き出した比屋定真帆。そこへアレクシス・レスキネンがやってきて事情を知ることとなる。
レスキネン教授は比屋定真帆に「彼女」に岡部倫太郎を会わせてはどうだろうかと聞いた。話が見えない岡部倫太郎は、「彼女」がアマデウスであることを告げられた。
先ほどのデモンストレーションの他にもう一人の研究者のデータがあるのだという。それが牧瀬紅莉栖のことだと知った岡部林太郎は、覚悟を決めてAI牧瀬紅莉栖に会うことにした。
比屋定真帆は牧瀬紅莉栖のデータは岡部倫太郎と知り合う前のものであり、話せば話すほど辛い現実を突きつけられることになるが、それでもいいのかと岡部倫太郎に念を押した。
岡部倫太郎と比屋定真帆のやり取りを聞いていたAI牧瀬紅莉栖が話しかけてきた。その声も話し方も牧瀬紅莉栖そのものだった。アレクシス・レスキネンはアメリカへ帰るまでの間、岡部倫太郎にテスターとして、AI牧瀬紅莉栖との会話についての報告をして欲しいと頼んだ。
岡部倫太郎のスマホにアマデウスがインストールされた。
椎名まゆりがガチャで緑色のうーぱを引き当てている。阿万音鈴羽を元気づけるためのクリスマスパーティを橋田至と計画中だという。
アマデウスからの呼び出しに8回目で応じた岡部倫太郎。AI牧瀬紅莉栖に見出したのは牧瀬紅莉栖その人だった。
感想 第3のアインシュタイン ウィルスぶち込むわよ!
アマデウスがとうとう公開される~! PVの牧瀬紅莉栖登場かと思ったら比屋定真帆の記憶データによるアマデウスでした。カメラとマイクをとおして物を見て聞いて考え話す人口知能。すごいすごい~!
これからの世の中、AIがどんどん身近な存在になってくると思うけど、今あるロボットなどとの決定的な違いは第3者に書き込まれた事例としての資料じゃなくて、脳の記憶そのものをコピーし、データとして使用するところかな。
でも、データがあるだけでは動かないし、データを分析し、理解し、それに対する行動を起こすものが必要になってきます。まだ完成とは言えないと比屋定真帆が言っている部分ですね。
岡部倫太郎に託されたアマデウスは天才牧瀬紅莉栖の記憶データですから、その学習能力はかなり高いことが分かります。
岡部倫太郎と知り合う前の記憶データを載せたAI牧瀬紅莉栖が、岡部倫太郎との会話を通じてどのように学習し、成長していくのか本当に興味深いです。基本的に牧瀬紅莉栖なんだから、きっと岡部倫太郎に恋をするに違いありません。
しかも、AI牧瀬紅莉栖が先輩比屋定真帆に耳を貸してとナイショ話をしましたが、あれは「先輩、岡部倫太郎さんのこと好きなんですね」的な発言と推測しました。つまり、AI牧瀬紅莉栖は自分の感情と先輩の思いとの間で悩むことになるのでは??
まあ、それとは別にα世界、β世界という世界線についても動きがあるのではないかと思います。
緑色のうーぱが何気にズームアップされてましたしね。
さて、アレクシス・レスキネン教授が何度も岡部倫太郎に第3のアインシュタインと呼びかけるのですが、第2のアインシュタインってアリ・ディコフスキー氏のことでしょうか。
18歳で『Physical Review A』 に「量子もつれ」の論文を発表したという記事がありました。
ところどころ泣かせてくれます。こと、牧瀬紅莉栖のことを思い出すシーンになると胸がギューッと締め付けられます。岡部倫太郎の声優さんがすごく感情入れてるから、つい惹き込まれてしまいます。
「8回も居留守使われるなんて」
と拗ねてるようなAI牧瀬紅莉栖が、岡部林太郎を思い出の中に引き戻してしまいます。
岡部倫太郎にとってはAI牧瀬紅莉栖と会話することが必要不可欠なものになっていきますね。
今回の笑えた一言は比屋定真帆の「ウィルスぶち込むわよ」