• シュタインズ・ゲート ゼロ 第2話のあらすじと感想「牧瀬紅莉栖を救えなかった世界線であると痛感させられます」

シュタインズ・ゲート ゼロ 第2話のあらすじと感想「牧瀬紅莉栖を救えなかった世界線であると痛感させられます」

シュタインズ・ゲート ゼロ 第2話のあらすじと感想「牧瀬紅莉栖を救えなかった世界線であると痛感させられます」

シュタイン・ズゲート ゼロ 第二話「閉時曲線のエピグラフ」あらすじ

秋葉原UPXで行われたレスキネン教授のセミナーで、人の記憶や心をベースに作られた人工知能「アマデウス」のデモンストレーションが始まった。レスキネンの助手兼通訳を務める真帆の記憶をベースにした「アマデウス」は、まるで本物の人間のように感情的な反応を示し、会場の人々を驚かせる。

セミナー終了後、会場で知り合った真帆と雑談を交わす岡部。その中で、真帆がヴィクトル・コンドリア大に在籍していた紅莉栖の先輩であることを知る。ふたりが紅莉栖の思い出話に花を咲かせていると、その様子を見たレスキネンが、岡部に「❝彼女❞に会うこと」を提案する。その相手とは、8か月前の紅莉栖の記憶をベースにしたアマデウスだった。真帆やレスキネン以外にも、紅莉栖と親しかった人間がテスターになれば、「アマデウス紅莉栖」の大きな成長につながるのだという。

岡部が対面した「アマデウス紅莉栖」は、まぎれもなく紅莉栖そのものだった。短いやりとりの中で、岡部は「アマデウス紅莉栖」に亡き紅莉栖の面影を見出していく。

TVアニメ公式サイト「シュタインズ・ゲート ゼロ」STORYより

感想「牧瀬紅莉栖を救えなかった世界線であると痛感させられます」

第二話の感想

 

待ちに待ったシュタインズ・ゲート ゼロ第二話の放送です。第二話を視聴してみての感想ですが、まず第一話でしていた第二話の展開予想は異なり岡部倫太郎にとっては更に残酷である牧瀬紅莉栖の人格をベースに構築されたAmadeusが岡部倫太郎の携帯電話にアプリとして追加されていました。

作中でも描写があるようにAmadeus紅莉栖の自己判断により岡部倫太郎へ接触があるのです。電話にでる、でないという選択を岡部倫太郎はできるものの、それはAmadeusが搭載されているPCやラボへ行くということとは決定的に違います。

Amadeus紅莉栖が岡部倫太郎の携帯の中に搭載されていくということは、心の準備や行く・行かないという能動的な選択だけでなく、Amadeus紅莉栖の判断による受動的な接触があります。

 

たとえ電話にでなかったとしても岡部倫太郎はまた心に傷を負ってしまうのです。

岡部倫太郎の心理状態についてこれでもかと描写がされているシュタインズ・ゲート ゼロですが、第二話はまさにその傷を更に抉るという印象でした。

 

シュタインズ・ゲート ゼロはシュタインズ・ゲートからのβ世界線での続きの物語ですので、やはり岡部倫太郎は何度も体験してきた世界線の分だけの経験から思考も物事をよく考えるようになったなと思いました。

 

簡単に言ってしまうとオカリンあったまいいー!って感じでしょうか。

 

牧瀬紅莉栖のことだからということもあるかもしれませんが、彼女が提唱していた理論をしっかりと理解しそれに関して自分なりに意見をだし比屋定真帆と話をしているような描写がありました。

その結果からアレクシス・レスキネン教授と直接話しをすることになり、ついに牧瀬紅莉栖のデータを搭載したAmadeusと出会ってしまいます。

 

「彼女がそこにいた。すぐ傍に、あの声と、あの姿で。」

 

という岡部倫太郎のセリフはシュタインズ・ゲートの劇場版『負荷領域のデジャヴ』まで視聴している当方としては、やはり世界線が違うということを強く意識させられました。

 

牧瀬紅莉栖を救えなかった世界がシュタインズ・ゲート ゼロであると再認識させられた気持ちです。

 

記憶データを過去の自分が受け取るか人工知能が受け取るかという件に関してですが、牧瀬紅莉栖の記憶データということから、その先があるのではないかと期待もありました。

 

しかし「タイムマシンは作れるだろうか」という岡部倫太郎の作中での質問に対してAmadeus紅莉栖の回答からAmadeus紅莉栖と牧瀬紅莉栖は根本的に違うことがわかってしまいました。

作中では微妙に違うと岡部倫太郎は表現していましたが、世界線が違うことの可能性が頭から離れないようです。

 

精神的に傷を負っている岡部倫太郎はまだAmadeus紅莉栖について決心がついていませんが、Amadeus紅莉栖に岡部倫太郎の経験したことを思考させたらどうなるのか少し気になってしまいます。

かつての牧瀬紅莉栖のように自分が何者であり何があってここにいるのかと何かに気づいてしまうのでしょうか。

人工知能ですので途中でエラーを起こし初期化されてしまいそうな気がしますが…。

 

 

本編の展開は岡部倫太郎とAmadeus紅莉栖との出会いでしたが、レスキネン教授が研究者として何を考えてこの実験の先にあるのは何の研究なのかが個人的に気になります。

 

例えば、適合率の高いクローンのような存在に自分の記憶データを移植するなんていう実験なんてものも考えられそうですよね。

 

そしてレスキネン教授が買ってきていたコンビニ?の袋の中身も気になります。第三話は物語がどのように展開していくのか、次回も楽しみです。

今後の展開予想

第三話の展開予想

第二話が出会いであったので次回。第三話では岡部倫太郎とAmadeus紅莉栖との対話に焦点があたるのではないかなと予想しています。Amadeus紅莉栖をラボへ繋いでしまうというのも面白いかなと考えて居ます。同時に進行している鈴羽のためのオペレーションの準備や実行も考えられます。

 

第三話でのキーワード

  • Amadeus
  • USER ID:Sarieli
  • 比屋定真帆の履物
  • ウイルスぶちこむわよ
  • 期間はアメリカに帰るまで

全体の展開予想

第二話の展開が岡部倫太郎とAmadeus紅莉栖との出会いという内容であったため第一話と同じとさせていただきます。

Topics+考察

比屋定真帆

比屋定真帆の年齢は実は21歳です。これまでシュタインズ・ゲートのヒロイン達の最年長は20歳の桐生萌郁でした。萌郁より年上です!

ちなみに岡部倫太郎は18歳ですが誕生日が12月の14日ですので作中での日付が近く何かイベントがあるのかなと考えています。

USER ID:Sarieli

「アマデウス」からアマデウス・モーツァルトにかけてアントニオ・サリエリの「Sarieli」を取っているのでしょうか。彼らの関係を安直に考えてしまうととても不穏なIDなのですが…。

Amadeus紅莉栖

エンドロールでAmadeus紅莉栖と記載されていましたので牧瀬紅莉栖の記憶データが入っているAmadeusの呼称をAmadeus紅莉栖としています。

OP「ファティマ」とED「LAST GAME」

やっとアニメOP映像付きで聴くことができました。ファティマは言わずもがな、歌詞が物語をなぞっているのでしょうか。あの瞬間あの場面が君にとって特別ならというフレーズが印象的です。歌詞の指すあの瞬間あの場面はどこなのでしょうか。EDのLAST GAMEは曲調世界観はもちろんシュタインズ・ゲート ゼロの雰囲気にぴったりでしたが映像のほうが印象的でした無理をして笑う姿の岡部倫太郎にヒビがはいってしまうところは特にです。

 

第二話の感想、展開予想、考察は以上です。

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