進撃の巨人 Season3 第58話 あらすじ＆現在公開可能な情報と感想「巨人の次は世界が敵に！」
第58話「進撃の巨人」あらすじ
グリシャが残した記憶。その中でグリシャは、ある任務を託されることになる……。
感想「巨人の次は世界が敵に！」
グリシャパートとエレンたちの今後
第58話は第57話に引き続き描写されるグリシャとエレン・クルーガーのパートとエレンのその後に分かれいます。
正確には記憶が蘇ったエレンがグリシャとクルーガーの記憶を覗き回想しているようです。
ウォール・マリアの奪還という当初の目的は叶いましたが、地下室に眠っていた情報とエレンの持つ記憶から今後エレンたちは外の『世界』と戦うことになるようです。
これまで対巨人相手の軍事技術ばかりが発展してきてしまった壁内人類と文明が数歩先を行く壁外人類の戦いは壁内人類が劣勢のように見えます。
しかしここへ未知の巨人の力が加わりますので、9つの巨人の力の争奪戦に発展していきそうです。
フクロウの名前はエレン・クルーガー
グリシャとクルーガーの対話からクルーガーの本名が明らかになりました。
「俺はエレン・クルーガー」とクルーガーは本名を名乗り、ユミルの民ながらマーレ人に成りすまし、マーレ政府の軍人として潜入していたようです。
ここ数話で『エレン』や『イェーガー』の名前を持つ登場人物が増えてきましたね。
グリシャが選ばれた理由
子供の頃のグリシャの様子をみたグリシャは「敵国、父親、自分。お前の目に映る憎悪はこの世を焼き尽くさんとするばかりだった」と言い、それがかつての自分と似ていたことを話します。
グリシャを『進撃の巨人』の継承者にクルーガーが選んだ理由は似た者同士だったということですが、任務を告げても動こうとしないグリシャにクルーガーは『あの日』妹を連れて壁の外にでたからだと決定的な理由を口にしました。
9つの巨人の力を継承した者は13年で死ぬ
クルーガーの「9つの巨人の力を継承した者は13年で死ぬ」というセリフからエレンが牢獄で懲罰を受け記憶についてアルミンとミカサに聞かせるというシーンへ移ります。
エレンが巨人の力をグリシャから継承したのが10歳の時、第58話ではエレンの年齢は15歳なので、エレンの余命は8年で23歳までだということが分かります。
現在公開可能な情報
九つの巨人
ユミルの民に眠る人知を越えた力。
知性を持つ巨人の正体であり、
その力と記憶は空間を超越した道を通じて継承される。
その道のすべてが交わる一点たる“座標”こそが
始祖の巨人である。
エレン厨二病疑惑
エレンがポーズを決めながら「進撃の巨人」と呟いていたところをハンジたちに目撃されてしまいます。
ハンジは「今のはなんだったの？」と手厳しい追及を受けますが、リヴァイに「こいつは15だぞ。そういう時期は誰にでもある」と中二病疑惑を持たれてしまいます。
誰にでもあるとリヴァイが言っていたのでリヴァイにもあったのかと想像してしまうようなセリフでしたね。
トロスト区にて情報共有の会議
ヒストリアを交えて調査兵団が持ち帰った壁外人類の情報と3冊の本に書かれた内容について情報共有の会議が開かれました。
ハンジがフォール・マリア奪還作戦の後、3冊の手記から得た情報から壁外人類という世界が敵であると説明します。
ハンジが説明をしている間に“座標”の力を使った時のことを思い出し、あの時巨人化したダイナに振れたことに気づいてしまいます。
王家の血を引く者と始祖の巨人の力を持つ者が接触することで一時的に“座標”の力が使えるようになる可能性があるとエレンは気づき、その事を話す事によってヒストリアがどうなってしまうのかと考え、何も言えずにいました。
エレンが厨二病を患っているということに理解のある大人たちがいて誤魔化せてしまったのが幸いしました。
記憶は未来のものも混ざっているのか？
第58話は最後にグリシャとクルーガーのシーンに再び移ります。
グリシャの「それにそんな事を言われても巨人になる直前の記憶はなくなるんだろ？」という言葉にクルーガーは「そうとも限らん。後で誰かが見てるかもしれん。妻でも子供でも街の人でもいい。壁の中で人を愛せ。それができなければ繰り返すだけだ。同じ歴史を同じ過ちを、何度も。ミカサやアルミン、皆を救いたいなら使命を全うしろ」と告げていました。
エレンが回想として思い出しているためエレン自身の記憶が混ざってしまったのか、それとも未来の記憶がクルーガーに混ざったのか気になる描写でした。
第58話の感想は以上です。
