進撃の巨人 Season3 第56話 あらすじ&現在公開可能な情報と感想「遂にエレンの家の地下室に到達!そこで明かされる秘密とは?」

第56話「地下室」あらすじ
シガンシナ区の壁上。生き残った調査兵団はわずかであった。そしてエレンは、自身の生家の地下室へと足を進める……。
感想「遂にエレンの家の地下室に到達!そこで明かされる秘密とは?」
アルミンの記憶障害
巨人化の能力を手に入れた事によってアルミンにも記憶障害が起きています。
「痛い。痛いよ…」と苦しむベルトルトの夢を見て目を覚ましたアルミンは「これはどうなってるんですか?」とエレンと共に超大型巨人と戦った作戦の事を忘れているようでした。
アルミンの言葉を聞いてリヴァイは「覚えているのはそこまでか」と言いエレンにありのままを説明するように命令します。
余談ですが、このシーンで実技演習の成績はあまりよくなかったと自ら語るアルミンですが、上半身裸でジャケットを羽織った姿が描写され、割れた腹筋など鍛え上げられた身体を見る事もできました。
調査兵団の生き残りは9名
ウォール・マリア奪還作戦の生き残りはエレン、ミカサ、アルミン、リヴァイ、ハンジ、ジャン、サシャ、コニー、フロックの9名でした。
作戦事態は成功したものの、エルヴィンという調査兵団の優秀な指揮者を失ってしまいます。
アルミンは「どうして僕なんですか?」とエルヴィンを選ばなかった理由をリヴァイに尋ねますが、リヴァイは「俺の私情でエルヴィンの死に場所をここに決めちまったんだ」と自分の意志で決定したことを告げます。
しかしハンジも「私もエルヴィンに打つべきだと思ったよ。正直に言えばね」と本音を語りますが、エルヴィンが注射を託したのがリヴァイであり、リヴァイが下した決断を受け入れる姿勢を見せます。
エルヴィンという大きな存在を失い、かわりになれるのかと不安に思うアルミンでしたが、リヴァイがかわりにはなれないと指摘し「だが…お前はお前で人には無い力を持っていることも確かだ。いいか?誰も後悔させるな。俺もこいつらも誰も…。お前自身も後悔させるな。それがお前の使命だ」とアルミンの進む道を示します。
また調査兵団の後任の団長はハンジが務めます。
いざ地下室へ
初期から進撃の巨人の謎が隠されていると示唆されていた地下室にエレン、ミカサ、リヴァイ、ハンジの4人で調査に向かいます。
残りの5名は壁上で周りの警戒に当たっていました。
変わり果てた故郷に当時の思い出を重ね感傷に浸りながらもエレンとミカサが先導し、エレンの家の跡地へとリヴァイとハンジを案内します。
現在公開可能な情報
地下室の鍵
壁の外から来た、数々の謎の真相を知る人物である
グリシャ・イェーガーがその息子に託した地下室の鍵。
世界の成り立ちに関する、
誰にも話せなかった真実がその向こうにあるに違いない。
地下室の鍵は扉の鍵ではなかった
エレンの家の跡地で地下室へ続く階段の入り口を発見し、岩などをどかし地下室へと入ろうとするエレンたちでしたが、扉の施錠はエレンの持っていた鍵とは違うものでした。
扉の鍵ではないとわかるとリヴァイが「どけ。俺が開ける」と言うと共に扉を蹴破ってしまいます。
地下室には医者のグリシャが使っていた薬品や医学書ばかりが置かれており、ハンジも部屋を「一見して医者の仕事部屋だ。何も怪しいものはありません…私にはそう主張しているように見える」と作中で述べています。
ミカサが机の横に鍵穴を発見する
偶然カップを落としてしまい、それを拾おうとしたミカサが机の横に鍵穴があることを発見します。
その鍵穴にエレンが地下室の鍵を使うと鍵が開き、引き出してみると中は空でした。
しかしリヴァイがその引き出しが2重底であることに気づき、底を外してみると防湿防虫に気を配り厳重に保管された3冊の本がありました。
エレンが緑色の本を開くとそこには肖像画よりも精巧な作りの何かがありました。
調査兵団の凱旋
調査兵団がトロスト区に帰還しウォール・マリア奪還の報を告げると街中が歓喜します。
その様子を壁上から眺めるエレンたち。
ハンジの手には地下室で見つけた3冊の本が握られています。
写真の裏に書かれていたグリシャからのメッセージ
これは絵ではない。
これは被写体の光の反射を特殊な紙に焼き付けたもの、写真という。
私は人類が優雅に暮らす、壁の外から来た。
人類は滅んでなどいない。
この本を最初に手にする者が同胞であることを願う。
Cパートで描かれたグリシャの子供時代
Cパートではグリシャの幼少時代が描かれていました。
空を飛ぶ飛行船、腕の腕章など「壁」というものは共通していますが、エレンたちの住む世界とは技術や文化からかなり違うものだとわかります。
妹のフェイの手を引きグリシャはその日壁の外へと飛び出してしまうのでした。
第56話の感想は以上です。