進撃の巨人第3期第52話のあらすじや感想と現在公開可能な情報「人類の為に戦うのか?それとも自分の為に戦うのか」

第51話「雷槍」あらすじ
「獣の巨人」を中心とした巨人の大群が出現し、調査兵団は完全に包囲されてしまう。彼らは足となる馬を死守しつつ、「鎧の巨人」の打倒に全力を挙げる……。
感想「再び始まった人類対巨人!自由を手にするために!」
第51話の内容
第51話はウォール・マリアでの巨人たちからの奇襲を調査兵団が凌ぐ戦いが描かれていました。
壁の外側では調査兵団が乗ってきた馬の死守と共にリヴァイがエルヴィンから獣の巨人討伐の任務を任されます。
壁の内側では鋼の巨人であるライナーとエレンの巨人化での肉弾戦が繰り広げられます。
どこかに潜むベルトルトを警戒して壁から離れた位置までライナーをおびき寄せ、2か月の間に習得した硬質化の能力を拳に集めライナーと互角の勝負をエレンが繰り広げます。
また調査兵団のハンジ班とリヴァイ班に所属していた104期生が鋼の巨人討伐の為、エレンがライナーから隙を作りだす好機を伺っています。
第51話のタイトルでもある『雷槍』を使い、ライナーの隙をついて次々と打ち込み、ライナーが悲鳴を上げたところで幕を閉じました。
また作中でエルヴィンのこれまでの葛藤のようなものが描かれており、「心臓を捧げよ」とこれまで人類の為に部下を鼓舞してきたエルヴィンでしたが、本心ではウォール・マリアのエレンの家の地下室に眠る『世界の秘密』を明らかにするという目的で自分の為に戦ってきたことが回想を交えて描写されています。
現在公開可能な情報
雷槍
頑強な装甲を持つ鎧の巨人に対抗するため、
中央憲兵が隠し持っていた技術を導入して開発した武装。
取り回しに難はあるものの、衝撃を一点に集中させ、
落雷の如き威力を発揮する。
進化していく技術と装備
前回のライトや今回の鎧の巨人攻略の要である『雷槍』などヒストリアが女王に即位し中央憲兵が隠し持っていた技術が使われ、巨人との戦いに惜しげもなく使われていきます。
アニメ本編ではエレンが硬質化の能力を使えるかどうかの実験が描かれていたのでいつの間にと思ってしまいます。
中央ではそれだけ多くの戦力を保有していたということですね。
もう50話を過ぎているというのにも関わらず、謎が多く残されているところも進撃の巨人の見どころですね。
落ちた調査兵団の戦力
作中でエルヴィンが「今の調査兵団には以前のような力はない。だがそれだけの損害がなければけしてここまで辿り着けなかった」とセリフにありましたが、装備や技術は向上しているもののこれまでの戦いで有力な兵士は犠牲になり、現在のウォール・マリア奪還作戦においては新兵も編成に加えられた調査兵団となっています。
そのためお馴染み104期生たちの実力は向上しているものの、調査兵団そのものの戦力は落ちています。
普通の壁外調査ではなく、ウォール・マリア奪還作戦という大事な局面であるにもかかわらず、不安要素が残っています。
ただしエルヴィンが「この作戦が失敗しても…」というセリフのように、総指揮をとっているエルヴィン本人が作戦が絶対成功するとは思っていないところもあるのではないのかなと考えています。
今回は巨人戦が見どころ
第51話はほとんどがバトルシーンとなっており、エレンとライナーの巨人対巨人の戦いが見どころです。
見ていて少し総合格闘技に似ているなと思ってしまいました。
殴り、蹴り、取っ組み合って締め技関節技を決めていくのですから似ていますよね。
舞い散る家の屋根の瓦がよく作られているなと印象的でした。
ライナーを仕留めることにためらいが?
1度雷槍を鋼の巨人に打ち込んでから104期生がハンジから「もう1度だ!もう1度来槍を打ち込んで止めをさせ!」と指示された時にややライナーを仕留めるという事にややためらっている描写がありました。
そんな迷いをジャンが「お前ら!こうなる覚悟は済ませたはずだろ!やるぞ!」と振り払い、全員が頷き一斉に雷装を打ち込みます。
敵であることがわかってはいても同期として苦楽を共にしたライナーを討つということにはまだ抵抗があるようで、この描写で104期生はまだまだ成長の途中だということがわかります。
また雷槍での攻撃を受ける直前のライナーの「もはやこの手を使うしか」というセリフから奥の手が隠されているように伺えます。
第51話の感想は以上です。