ソードアート・オンライン―アリシゼーション― War of Underworld アニメ 第4話 解説と感想「ガブリエル・ミラーは人として歪んでいる」

ソードアート・オンライン―アリシゼーション― War of Underworld アニメ 第4話 解説と感想「ガブリエル・ミラーは人として歪んでいる」

第4話「ダークテリトリー」あらすじ

ダークテリトリーの暗黒騎士団を率いる騎士団長シャスターは、アドミニストレータが死んだことを機に、人界へ和平を持ち掛けようとしていた。しかしその試みは皇帝ベクタの暗黒界帰還によって打ち砕かれる。ベクタのアカウントを使って《アンダーワールド》にログインしたガブリエル。彼は《A.L.I.C.E》を見つけ出すため、闇の軍勢たちに向かって人界との全面戦争を指示する。

出典:TVアニメ「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」 公式サイト STORY より

感想「ガブリエル・ミラーは人として歪んでいる」

第4話の感想

第4話は主にオーシャン・タートルを襲撃するガブリエル・ミラーという人物が回想を挟んで描かれました。

 

また人界との和平を願う暗黒騎士シャスターとリピアの顛末さえも語られ、ダークテリトリー側が和平を望む派閥が淘汰され戦一色へと意志が統一されてしまいます。

 

Cパートのアリスの描写ですが、原作小説と照らし合わせるとアニメではOP後に既に闇の軍勢が東の大門へ向かって進攻を開始していましたが、陣が布陣してから開戦までにはアリスの合流は間に合うはずなので少し違和感を覚えました。

 

今回もアニメ第4話について原作小説と比較しながら解説や感想を挟んでいきたいと思います。

 

アニメ第4話は原作小説では?

アニメ第4話の内容は原作小説『ソードアート・オンライン15アリシゼーション・インベーティング』の14ページ~30ページと188ページ~226ページ・246~269ページまでの内容です。

 

ガブリエル・ミラーの幼少時代の体験を元に魂への執着が描かれました。

 

またダークテリトリーでの各諸侯の間に突如として現れた皇帝ベクタの存在によってそれぞれの派閥が思惑に揺れ、シャスターがベクタに剣を向けるまでの出来事は原作小説だとかなり読み応えがあります。

 

アニメだとベクタには絶対的な力があるという事とシャスターの完全支配術が強力だったことがよくわかりました。

 

テンポ重視で流れがわかりずらかったと思いますので後に解説していきたいと思います。

 

魂への執着

作中でも語られていた通りガブリエル・ミラーは他者の死というものに忌避感がありません。

 

アリシアを手にかけたときガブリエル・ミラーは彼女の魂が抜ける瞬間を体験し、これまでの人生でそれを再現しようと何度も試みてきました。

 

これまでに最も近い体験がGGOでシノンを絞殺したときでVRMMOのゲーム内だったため彼女の魂は美しいと評している描写があります。

 

それが今回リピアを葬った際に魂が抜けていく体験を再びすることができ、ガブリエルは感動にも似た感情で打ち震えました。

 

シャスターの邪魔をしたのは暗殺者ギルドのフ・ザ

原作小説によると騎士から落ちぶれ弱者が集まった暗殺者ギルドの族長であるため個人的な恨みによってフ・ザはシャスターの暗殺を目論んでいました。

 

平時ならばシャスターを暗殺すると毒を使うのは暗殺者ギルドだけなので、その後暗黒騎士団が報復されてしまうことが容易に想像できたためなかなか実行に移せずにいたとのこと。

 

しかしシャスターがベクタに剣を向けたことで大義名分ができ、またシャスターも剣にのみ心意を向けていたためフ・ザに後れを取ることになりました。

 

シャスターの放った竜巻は?

フ・ザの麻痺毒にやられ動けなくなり、天命が減少し続け、死を待つだけだったシャスターでしたが、彼はリピアの氷漬けにされた首をみたことによって意志力を高め竜巻を発生させました。

 

原作小説によるとこれは強い心意が完全支配術に昇華し、システムを越えて『死のイメージ』をフラクトライトに叩き込むことによって破壊するという能力を秘めています。

 

これによってフ・ザは破れ、巻き込まれそうになった暗黒魔術師ディー・アイ・エルはゴブリンたちを盾に使い難を逃れました。

 

ちなみに暗黒騎士たちは整合騎士の使う完全支配術をこれまで研究していましたが、シャスターのこの一撃が初めての成功例となりました。

 

何故ベクタは無事なのか?

ベクタはシャスターの放った死の竜巻を受けましたが、作中でシャスターが語っていたようにガブリエルには生への執着というものがなく、死のイメージを叩き込まれてもなんらダメージがありませんでした。

 

どちかというとシャスターは完全支配術をベクタに放ち当たりはしましたが、効果はなくベクタが反撃に出る前にフ・ザの毒によって天命が全損し絶命してしまったという状況です。

 

ガブリエルにとってシャスターの襲撃を察知していましたが、あえて放置し残りのユニットを支配するための見せしめとする予定でした。

 

またシャスターのこの行動によって人界との開戦よりも先にガブリエルはアンダーワールドにはシステムによって制御された技だけでなく心意が重要であり、心意で繰り出される技はシステムをも超えることを知りました。

 

 

第4話の感想と解説は以上です。

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