revisions リヴィジョンズ 第9話 あらすじと感想「やっと心が折れた堂嶋大介」

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第9話「消失の運命」あらすじ
みんなを守る運命は敗北した。打ちのめされる大介。仲間の間にも険悪な空気が流れる。そんな中、渋谷民の一部が反乱を起こした。彼らはルウと泉海を人質に取り、パペットの引き渡しを求める。人間同士の争いの前に、無力さを噛み締める大介だったが──
感想「やっと心が折れた堂嶋大介」
第9話の展開
第9話は前回描かれたリヴィジョンズ本部への攻勢によって浅野慶作が存在ごと消えてしまい、その現実からS.D.S.のメンバー達は失意に泣くことになってしまいます。
一方で渋谷区災害対策本部での話し合いでも黒岩亮平の独断を責め、リヴィジョンズ本部から救出した人々をリヴィジョンズの祖先だと言い、その祖先となった存在を消してしまえばリヴィジョンズを排除できるという危険な思想まで持ち出してしまいます。
黒岩亮平は「犠牲にしていい人間なんていない」と制止しますが、牟田誠一郎派の人物に泉海香苗と張・露・シュタイナーを人質に取られてしまいます。
自由を得た牟田誠一郎は再びリヴィジョンズとの交渉を始めようとし、ニコラス・サトウと連絡を取りますが、黒岩亮平率いる警察とS.D.S.のメンバーが救出へと向かうのでした。
交渉の結果、堂嶋大介の提案もニコラス・サトウに断られ、自暴自棄になった牟田誠一郎が黒岩亮平を拳銃で撃ちとっさに反撃した黒岩亮平と相打ちとなり渋谷区側は代表となる2人を失うこととなってしまいました。
脱落者
- S.D.S.のメンバーでは浅野慶作
- リヴィジョンズ側はチハル・イスルギ
- 渋谷区警察署長の黒岩亮平
- 渋谷区区長の牟田誠一郎
回収された伏線
チハル・イスルギが浅野慶作を巻き込んだ時空転送で消滅したことから未来予想に変化が生じ、リヴィジョンズ側はカオス軌道が再び交差する2010年にニコラス・サトウが移動し7年過去で過ごしてから2017年を観測することで渋谷区を未来に確定するという今後の作戦が明かされました。
この点はミロが過去へ飛ぶことが決定しており、S.D.S.のメンバー共通の過去の事件に該当します。
また堂嶋大介を誘惑していた矢沢悠美子ですが、横山自治会長の息がかかっていたことがわかりました。
リヴィジョンズ側からの宣戦布告
チハル・イスルギを失った事に怒りムキュー・イスルギは「帰還者リストに明記された我がリヴィジョンズのルーツたちに告げる。今すぐに渋谷を離れよ。それ以外の古代人よ。ここに通告する今後は無差別にお前たちを捕獲する」という戦線布告が渋谷区に向かって行われました。
渋谷区をまとめる立場の人を失った状態で渋谷区は機能するのでしょうか?
展開的にはS.D.S.のメンバーが協力して防衛に回るのかなと予想しています。
ニコラス・サトウの企み
第8話でも故意的に事故を装ってチハル・イスルギのほうへ瓦礫をはじいていたように見えましたが、やはり第9話作中でニコラス・サトウはリヴィジョンズとしてではなく自己の存在のために行動していることが明らかになります。
渋谷、アーヴも一枚岩でないようにリヴィジョンズも思惑がそれぞれにあるようです。
第9話は『人間』がよく描かれていたと印象を受けました。
今後の展開は?
ところどころで伏線が回収されてしまっているため、リヴィジョンズ側のニコラス・サトウが2010年へ飛び自己の考えから事件を起こそうとしますが、追ってきたミロによって排除されるという物語の行く末が既にわかっています。
ニコラス・サトウが排除されることによって2017年にリヴィジョンズが渋谷区を観測するという事実がなくなり、渋谷区は存在が不確定になり元の時代へ転送されると予想できます。
渋谷区の行方はミロ頼みの防衛戦になるのではないでしょうか?
過去へ飛ぶという任務の期日までミロと共にS.D.S.のメンバーが侵攻を開始したリヴィジョンズと戦い、期日がきてしまいミロは任務に背き残ろうとするが、S.D.S.のメンバーたちから送り出されるなんて展開が予想できます。
ただこの物語のみどころはどこなのだろうか?と疑問に思っています。
カッコイイ主人公ではなく、最初に物語の顛末が語られ既になんとなく経緯がわかってしまっています。
リヴィジョンズとの激しい戦闘の様子も描かれておらず、『ゲシュペンスト』という謎の敵も残っています。
もしかしてゲシュペンストは浅野慶作とかの残留思念だったりするのでしょうか?
どんな風に物語がまとまるのか期待しています。
第9話の感想は以上です。
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