revisions リヴィジョンズ 第7話 あらすじと感想「ほぼ総集編からの敵陣に特攻するという急展開に!?」

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第7話「真夜中の狂詩曲」あらすじ
謎の敵“ゲシュペンスト”との戦闘でパペットを大破させた大介は、住民を巻き込んだ罪を問われることに。一方リヴィジョンズは、渋谷転送を確定させる計画を着々と進めていた。このままでは元の時代へ戻れなくなる。S.D.S.は、みんなの未来を守れるのか……?
感想「ほぼ総集編からの敵陣に特攻するという急展開に!?」
第7話の展開
第7話の内容は前半パートはほぼ総集編でした。
小出しに新しい情報が補足されましたが、状況を整理したという印象です。
会議のようなことをしていましたが、警察署長の黒岩亮平は「リヴィジョンズはもちろん、アーヴも我々と利害が完全に一致している訳ではない」というセリフの通り、勢力図がわかっただけでした。
ゲシュペンストは?
話がほとんどこれまでの状況整理と渋谷区市民の不満の爆発、そして孤立しつつあった堂嶋大介へのニコラス・サトウからの接触などでいろいろな事がありましたが、前回でてきた正体不明の敵『ゲシュペンスト』はなんだったのか?という説明のほうがして欲しかったです。
堂嶋大介は何に備えたこととは?
作中で堂嶋大介は備えてきたと言っていますが、彼は何を行ってきたのか活かされている部分が描写されていません。
中学の頃に親の都合で引っ越しそうになったが運命を信じて渋谷に残ったということは大きなことですが、運命を妄信して「運命がなんとかしてくれる」という勝手な解釈をしているように思えてしまいます。
堂嶋大介のかっこいいところや、感情移入できるところといったわかりやすい主人公のほうが良かったのかもしれないなとここまで変わらない彼の様子を見て思ってしまいます。
どこかでなりふり構っていられない状況になり、無我夢中になるというエピソードがあると思っていたのですが、第7話の後半パートでS.D.S.はリヴィジョンズ本部に乗り込むという強硬作戦にでてしまいます。
渋谷区市民のてのひら返し
電気の復旧によってS.D.S.の活動を支持していた渋谷区の市民でしたが、堂嶋大介と浅野慶作の2人が起こしたストリングパペットと勝手な使用と事故によって不満の声が爆発した状況が描かれていました。
怪我人が出たとは言え、そこまで大きな危機とは思えず、どちらかというと区長の牟田誠一郎がリヴィジョンズ側と取引を行っていたことのほうが大きな事件かなと思ってしまいます。
リヴィジョンズ側の動き
チハル・イスルギが量産されているシビリアンとは違い特殊な形状の『新たな身体』を手に入れる準備が整ったと作中で語っていました。
既に攫われた渋谷市民の誰かが犠牲になり作られたのでしょうか?
作中の描写だとチハル・イスルギが身体を手に入れ2017年に飛び、渋谷区を同時観測して渋谷区が未来へと固定されるとのこと。
幹部の動きは描写されていますが、リヴィジョンズ側のトップは誰なのか?
本拠地とはどのようなところなのか?といった情報すらもたないままS.D.S.は強硬作戦が行われてしまいます。
第6話までに散りばめた伏線をきちんと回収できるのでしょうか?
ストリングパペットは人間から作られていた?
お前たちの価値がわからないとS.D.S.のメンバーに感情的になっていたミロでしたが、第7話でいきなり「すまないと思っている」と謝罪の言葉を口にしました。
それをそのまま受け入れていますが、あれからほとんど時間が経っていないので、とても唐突で強引な印象を受けました。
そしてストリングパペットはシビリアン、つまり人間から出来ていたという新たな衝撃的な事実が明かされましたが、手真輪愛鈴は「なんとなくそうじゃないかなって」とすんなりと受け入れていました。
浅野慶作も「マジかよ」の一言です。
シビリアンが人間だとわかったときにはかなり衝撃を受けていたように描写されていましたが、ストリングパペットさえも人が部品に使われていることを知ってもすぐに受け入れてしまいます。
これまでは結構丁寧に物語を進めてきたような印象を持っていましたが、第7話は話の流れが強引です。
アーヴは実在している?
第7話ではミロがアーヴの上層部と連絡をとっているシーンで相手の声が描写されていました。
一応相手として人はいるようですが、アーヴは渋谷区の市民のことをミロほど鑑みてはいないようです。
アーヴという組織が本当にあるのかどうかちょっと怪しいなと思っており、実はミロも踊らされていたなんてこともあるのかなと思っています。
第7話の感想は以上です。
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