revisions リヴィジョンズ 第6話 あらすじと感想「新たな敵ゲシュペンスト登場!孤立してしまう堂嶋大介の今後が気になる展開に」

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第6話「だって、人だから」あらすじ
リヴィジョンズが操る化け物・シビリアンも人間だった。知らぬ間に人を殺していたことにS.D.S.の仲間たちは動揺する。そんなおり、捕らわれていた大介の叔父・幹夫が生還した。叔父から情報を得た大介は、親友の慶作とともに、彼の母を救うため勝手に捜索に出るが──
感想「新たな敵ゲシュペンスト登場!孤立してしまう堂嶋大介の今後が気になる展開に」
第6話の展開
第6話は堂嶋幹夫から得た情報を元に堂嶋大介と浅野慶作が勝手にストリング・パペットを用いてリヴィジョンズの基地を探そうとするも未知の存在『ゲシュペンスト』と出会ってしまいました。
ゲシュペンストから堂嶋大介の英雄願望を指摘され、堂嶋大介は必死にそれを否定しよう交戦した結果、流れ弾で街を傷つけその際怪我人を出してしまい、更にはストリング・パペットを壊されてしまうという展開でした。
ここまで視聴してきた方でも堂嶋大介に対してよい印象を抱いている方は少ないと思います。
これまでに散々描かれた堂嶋大介の自己陶酔をゲシュペンストによって正すという結果になってしまいました。
警察署長の黒岩亮平からも厳重な処罰を受けこれから堂嶋大介の活動に制限がでてしまうのではないのかと今後の展開を予想しています。
堂嶋大介に味方はいるのか?
過去の事件でミロに助けられてから未来に起こることに備えてきた堂嶋大介ですが、渋谷転送が起こる前では『厨二病』と周りからは揶揄され、おかしい人として煙たがられてきました。
好感が持てず、あまり自己投影できるタイプではない人物像の堂嶋大介ですが、敢えて彼の立場に立って考えてみると第5話と第6話の物語を通して信じられる仲間または味方というものがほとんどいないところが見えてきます。
ミロでさえも選ばれた5人に対して信頼よりも「おまえが、私の家族や仲間が、命をかけてまで守ろうとした価値のある人間だと、私には思えない」と失望しています。
張・剴・シュタイナーは反発していますし、露と浅野慶作は中立ですが賛同してくれている訳ではありません。
手真輪愛鈴は「だから言ってよ、大介。ストリング・パペットに乗ってくれって」と依存の姿勢さえ見せています。
叔父の堂嶋幹夫は「あてにさせてもらうよ」と応援の姿勢を見せていますが、堂嶋大介の思想を深く理解している訳ではありません。
彼の支えとなる存在はどこにいるのかとふと考えてしまう回でした。
シビリアンは人だった
ミロから説明を受けて各々の意見を口にし混乱するS.D.S.の5人でしたが、必要な描写なのはわかりますが、これまでやりつくされているやり取りですので何か新しさが欲しかったです。
堂嶋幹夫は本当に脱出してきたのか?
渋谷が転送された際に一般の子供の怪我を治療していた堂嶋幹夫がたった1人で脱出してくるという展開は何か裏があると考えてしまいます。
彼の性格ならばもっとふさわしい人を脱出させたり、もっと多くの人を逃がそうとするのではないのかなと思います。
ですので、堂嶋幹夫1人の帰還というのはリヴィジョンズの罠なのかなと予想してしまいます。
堂嶋幹夫がリヴィジョンズ側に組し手を貸しているという事が後に発覚するという展開だと尚面白そうだと思います。
矢沢悠美子
明らかに様子がおかしくなってしまった感じがする矢沢悠美子という登場人物。
彼女の第6話で見せた行動は自分の安全のため味方のいない堂嶋大介の理解者として「私を守って」と取り入ろうとしているのかなと考えています。
新たな勢力ゲシュペンスト
リヴィジョンズ側からの監視の描写によってゲシュペンストはリヴィジョンズの勢力ではないことがわかります。
またストリング・パペットが友軍として認識していないことや援軍にきたミロがストリング・パペットが破壊されていることに驚いている描写からアーヴ側でもないことがわかります。
ゲシュペンストの目的はわかりませんが、別の勢力の敵のようです。
ちなみにゲシュペンストとは作中でも説明があった通り、ドイツ語でGespenst:幽霊という意味です。
第6話の感想は以上です。
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