RErideD-刻越えのデリダ- 第9話 あらすじと感想「ヴィドーとマユカの親子の秘密が明かされる。遂にマージュも登場!」

RErideD-刻越えのデリダ- 第9話 あらすじと感想「ヴィドーとマユカの親子の秘密が明かされる。遂にマージュも登場!」

第9話「強い絆」あらすじ

タイムライドの影響により世界が変化していく。戦争は激化し、デリダたちは犯罪者として追われる身となっていた。カシエルのおかげで少しの時間は稼げたものの、度重なる戦闘負荷でヴィドーの怪我が悪化してしまう。そこで、ヴィドーを休ませるため、デリダたちは、グラハムで深い森の中へと逃げ込む。休息の間、いつもは明るく振る舞うマユカが、珍しく落ち込んだ顔をしている。気になったユーリィが、マユカに声を掛けると……。

「RErideD-刻越えのデリダ-」公式サイトより

感想「ヴィドーとマユカの親子の秘密が明かされる。遂にマージュも登場!」

  • デリダの過去改変で変化する現在

謎の追手に自ら銃を取り応戦するヴィドー

出典:「RErideD-刻越えのデリダ-」公式サイトより

これまでデリダが実験として行ったタイムライドの過去改変の影響によりミサイル爆撃の実験が繰り返される日々という変化が起きてしまいました。

 

冒頭の描写が唐突だった為、前回見逃したのかと不安になってしまいました。

 

第8話に登場したカシエルが言っていた静かな場所は判明しませんでしたが、かわりにデリダが心当たりがあると言いました。

 

デリダが告げた場所はデリダの母校である『イェーツ工科大学』でした。

 

そしてデリダはマージュもトラウト理論の詳細を求め向かっているのではと考えているようでした。

 

イェーツ工科大学を目的地と定めてグラハムに乗って移動をはじめたデリダ達でしたが、謎の襲撃者が現れてしまいます。

 

お約束になりつつあるグラハムのカーチェイスシーンでしたが、この謎の追手もデリダの過去改変からの変化なのでしょうか?

 

追手に関しては第8話の最後のシーンで少しだけ触れていただけなのでよくわかりませんね。

 

更にグラハムは追ってを振り切る為に安全な経路を割り出し、「ハイウェイを降りて山道へと入り、1つ目のカーブを直進してください」とナビゲートします。

 

この指示には作中のユーリィと同じく、えぇ!?と驚いてしまいました。

 

カーナビにもし「次のカーブを直進してください」と言われたら事故間違いなしですね。

 

日頃は自身の扱いをもっと丁寧にと訴えるグラハムでしたが、今回は「装甲には自信があります」と言い強引にカーブから崖を飛び下り追手を振り切るのでした。

 

  • ヴィドーの怪我の悪化

ヴィドーの帰りをたった1人で待つマユカ

出典:「RErideD-刻越えのデリダ-」公式サイトより

今回の追手を振り切る為に銃を手に大立ち回りをしたヴィドーは、第8話でドナに受けた傷が開き、デリダ達は一時休息をとることになってしまいます。

 

ヴィドーを介抱するデリダはヴィドーの古傷を見てこれまで潜り抜けてきた危険の多さを知り、またデリダが招いてしまった危険な状況からせめてマユカだけは安全な場所に移せないのかとヴィドーに提案します。

 

しかしこの提案はヴィドーの怒りを買い「説教するなら降りてくれ」と言われてしまうのでした。

 

一方でマユカはユーリィにヴィドーと過ごしてきた彼女にとっての当たり前の生活を語ります。

 

以前からヴィドーとマユカは血が繋がっていないんじゃないかなと予想していましたが、やはりというシーンがありましたね。

 

  • 明かされるヴィドーの過去

開いてしまった傷に苦しむヴィドーは昔の出来事を思い出す。

出典:「RErideD-刻越えのデリダ-」公式サイトより

傷の痛みに苦しむヴィドーは昔の夢を見てしまいます。

 

ヴィドーの回想は警部時代に妻を通り魔事件で失い、身内ということでその捜査から外され、1人で裏ルートをつかい犯人を突き止め復讐を果たしてしまうというものでした。

 

しかしヴィドーが撃った復讐相手の男の部屋には幼い子供が寝かされており、ヴィドーはそっとその子を抱くのでした。

 

この回想の子供がきっとマユカなのだと思います。

 

ヴィドーが復讐の無意味さや虚しさという事に気づき親を奪ってしまった罪滅ぼしにマユカを育てていると2人の関係を予想しています。

 

ただヴィドーがマユカを傍に置き続ける理由ははっきりとはわからず、依存なのでしょうか?

 

そんなところへDZの群れの接近をグラハムが告げ、デリダ達は囲まれる前にと移動し始めるのでした。

 

  • DZとの交戦

DZに気づかれないように徐行して移動していたデリダ達でしたがDZ達に気づかれ囲まれてしまいます。

 

そこでグラハムを加速させ、更にヴィドーは銃を持ってDZを向かいうちます。

 

更にデリダが「俺は俺にできることをしたいだけだ」と加勢に加わりDZの迎撃に加わりますが、グラハムに乗り移ってきたDZによってヴィドーは引きずり落されてしまいます。

 

デリダが「ヴィドーが落ちた戻れグラハム」と言い、マユカも「はやく!パパを助けて」とグラハムに問いかけた後のグラハムがしばらく沈黙するシーンで、もしかしてヴィドーにあらかじめこういう状況に陥ったらマユカを安全な場所に避難させるようにプログラムされているんじゃないかと深読みしてしまいました。

 

しかしそんなことはなく、マユカが再び「グラハム、アレやろう。はやくパパを助けて」と言うと旋回しDZ達の群れに突っ込んでいくのでした。

 

ヴィドーと2人がかりで倒せなかったDZの群れをデリダ1人で倒してしまった点にはツッコミを入れたいところですが、何とかヴィドーを救い出す事ができました。

 

マユカがヴィドーに昨夜獲ったホタルを見せるシーンは親子の絆が描かれたいいものでしたが、ホタルを「だけど放してやろう。ずっとおまえと居る訳にはいかないだろ…?」というセリフには寂しい決意のようなものを感じてしまいました。

 

今回の一件でヴィドーがマユカを自分の傍に置き続けるという自分の行動になんらかの決着がついてしまったようなそんなセリフでした。

 

同時に、子供のポケットって虫とか入ってますよね…とかあるあると考えてしまっていましたが…。

 

  • 開始された街の爆撃

ヴィドーとマユカの親子の絆が描かれた第9話でしたが、そんな話はよそに世界は街に爆撃が開始されてしまいます。

 

それを見たデリダはこんな未来を変えようとタイムライドでまた過去改変を行おうと考えますが、デリダは自分がもっている記憶に疑いを覚えてしまいます。

 

デリダ自身はタイムライドによって記憶を失っているという感覚はありませんが、誰もそれを証明できないことに気づき、自分の持っている記憶さえも信じられなくなってきてしまっているのでした。

 

  • マージュ

一方マージュはイェーツ工科大学に訪れ、デリダやネイサンの恩師であるマレーネ教授にトラウト理論について話を聞いていました。

 

「それでもあなたは飛びたいというの?」と言うマレーネ教授の言葉に「はい、必要なんです。私には…」と答えるマージュ。

 

時が刻々と過ぎてゆくような時計の描写で第9話は終わってしまいました。

 

最後のマージュの描写で、実はタイムライドで過去改変を行っているのはマージュのほうで、デリダはコールドスリープによって欠けた10年という歳月のせいでデリダの持つ記憶には遅れて過去改変の影響が起きてきているのではないのかなと予想してしまいました。

 

第9話の感想は以上です。

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