オーバーロードⅢ 第11話のあらすじと感想『カルネ村の戦い』

オーバーロードⅢ 第11話のあらすじと感想『カルネ村の戦い』

オーバーロードⅢ 第十一話 『もう一つの戦い』【あらすじ】

 バルブロはカルネ村に進行していた。彼は、アインズとの交渉にカルネ村の住人が使えないか、と考えていた。

 

 その進行はルプスレギナによってアインズたちのもとに届いていた。

 

 族長となったエンリたちは、ゴブリンやオーガたちを隠すために時間稼ぎをしていたのだが、そのせいで王子は反逆してきたとみなして、攻撃をしかけてしまうのだった。

 

 エンリたち村人はその攻撃を受けて、アインズの厚意に答えるべく、戦いを始めることを決心する。エンリ、ンフィーレアたちはゴブリンたちの提案から、村から森へ逃げていくことを決める。

 

 そして始まった戦い。開いた門から入ろうとしたバルブロたちの兵たちは、突如襲ってきたオーガたちをまえに、崩れてしまう。

【感想】

 バルブロのどうしようもなさがこれ以上なく見せつけられた話であるように思います。

 

 エンリが族長として信頼される有能な人物である分、そのどうしようもなさが際立ってしまっていたように感じます。

 

 彼が今回したことといえば、偵察を命じられていただけの村に行って、わざわざ始めなくても良い戦いをはじめ、エランテル領の住人に不必要な不信感を抱かせて、その領民たちを無意味に傷つけました。

 

 そして最後にはゴブリンたちの実力を甘く見て与えられた兵の多くを失い、最後にはルプスレギナから止めを刺される、という最悪な活躍でした。

 

 この物語が始まって以来、ここまで無駄なことしかしなかった人間はいなかったんじゃないか、と思うくらいに無駄なことしかしていません。

 

 そもそも、彼はカルネ村を攻める必要はまったくなかったわけです。

 

  確かに、エンリたちが必要以上に門の前に止めていたのは(その言い訳もまあひどかったといえばひどかったんですが)悪かったのかもしれませんが、それで攻撃を仕掛けるというのはあまりに短気すぎます。

 

愚王のかけらをひけらかしてしまっていることこの上ないような気がします。

 

 そして、兵士たちが撤退しようと言っているのに意味もなく追い打ちをかけようとしたところも、本当に愚かだな、と思わされてしまいました。

 

 前回から、すでに彼が自分の成功にしか目が向いていない自己中心的な人物であることは伺えていましたが、ここまでとは思いませんでした。

 

 よく言う話ではありますが、民がいなくては支配者は支配者足りえません。自分がえらくなれるのは、それに付き従ってくれる人がいるからなのです。

 

 エンリなんかはそれがわかっているタイプの支配者なんじゃないかな、と思います。もちろん、彼女は人の上に立っているという認識ではないと思います。

 

 村人のために最善の選択をし続けるという覚悟を持っているだけで、決して村人を従えてやろうなんて思っているわけではないんです。

 

 だからこそ、彼女は自分が強いと思われることを嫌がっていたのでしょう。

 

 その対比で考えると、どれほどバルブロが愚かな人物だったのか、ということが思い知らされるような気がします。

 

 あまりの滑稽さに少し笑ってしまったので、面白い回ではあったかな、と思いますが。

 

 さて、そんな中でもアインズたちの戦いはまだ始まったばかりです。

 

 これから王国と彼らがどのような戦いを繰り広げていくのか。次回からはそのあたりにも注目してみていきたいな、と思います。

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