オーバーロードⅡ 第12話のあらすじと感想『ゲヘナの炎』

オーバーロードⅡ 第12話のあらすじと感想『ゲヘナの炎』

オーバーロードⅡ 第十二話 『動乱最終決戦』【あらすじ】

 デミウルゴスとイビルアイの元に現れたモモンガ。デミウルゴスはヤルダバオトと名乗り、そして、モモンガもモモンと名乗り、自らをアダマンタイト級冒険者であると語る。彼らは敵同士として戦いを始める。

 

 一方、ツアレを連れ戻しにきたブレイン達。彼らの元にゼロという戦士が現れる。そして同時に、ツアレの姿を借りたサキュロントもその姿を現すのだった。クライムはサキュロントを倒すも、ゼロ相手にブレインは苦戦を強いられる。

 

 そこへセバスも到着する。彼はすでに、ツアレを保護していたのだった。ゼロはセバスに標的を代えるが、彼の必殺の一撃もたやすく防がれてしまう。勝負は一瞬で決するのだった。

『ゲヘナの炎』【感想】

 ヤルダバオト、もとい、デミウルゴスの考えは一体どこにあるのでしょうか。そして同時に、それにモモンガが立ち向かうことになっているのは、どういうことなのでしょうか。

 

 しかもその裏にはラナーの思惑も渦巻いているようです。前回の話を見ている限りでは、これがデミウルゴス達ナザリック側の思惑で起こされた事件だということは推測されるのですが、ラナーはまるでそれが起こることを知っていたような態度にも見えます。一体誰がこの事件を起こしたのか、ということがつかめません。これは深読みが過ぎているような気もするのですが、この作品はこういう謎が多いところも面白さの一つなのかもしれません。

 

 とはいえ、その真実などに関してはまだはっきりとしたことが言えませんので、次回あたりの展開に期待するとしましょう。というわけで、今回の話を少ししたいと思います。今回もまた、セバスの強さが光る回でしたね。

 

 これまでセバスに焦点が当たった話が描かれなかった分、ここ最近の回ではずっとセバスが光り輝いているように見えます。彼は元々、モモンガに使える忠実な執事、という側面が強いキャラクターでしたが、その前に、彼は紳士的で強い男であったようです。

 

 ツアレを救い出し、六腕と呼ばれる人類の中ではトップクラスの強さを持っている者たちを瞬時にのしてしまいました。ブレインと互角以上に戦っていたあたりを見ても、その実力が高いことは確かでしょう。

 

 しかも、ブレインと戦っている時には使っていなかった、おそらく彼の全力を使った技を受けてなお一切のダメージを負わないその姿はかっこいい以外のなにものでもありませんでした。しかも、それをしてもなお、「あなたよりも少しばかり強かったようです」なんて謙遜しているような台詞を言ってしまえるあたりに、強さを感じずにはいられませんでした。

 

 こういうときに強さを誇らないところも彼のかっこよさですね。モモンガもたっち・みーに対して尊敬の念を抱いていたようですが、セバスのその実直さを見ていると、モモンガが尊敬したくなるのも頷きたくなります。

 

 さて、前にも書いたとおり、次回には明かされるであろう謎なども残されていることですから、次回からも目が離せません。期待は高まります。

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