オーバーロード第5話あらすじと感想『異世界の冒険者』

オーバーロード第5話あらすじと感想『異世界の冒険者』

オーバーロード 第五話 『二人の冒険者 Two ventuers』 【あらすじ】

 アルベドから調査の報告を受けるモモンガ。捕えたニグンなどから得られた情報などを彼女は伝えるのだった。

 

 それを聞いたモモンガは、カルネ村で得た情報などから、一度村へ出て、冒険者としての活動を始める。冒険者として低級な彼は、宿屋で喧嘩を売られる。その騒ぎでポーションを割られたと言ってくる女性。彼はこれ以上騒ぎを広げないために、自分のポーションを差し出す。

 

 部屋に入った彼は、これからの行動方針などを固めていった。彼は情報網を作るため、著名な冒険者となることを目的としていた。そのために、身分を隠して彼はモモン、付き添いのナーベラルはナーベとして、活躍することとなるのだった。

【感想】『異世界の冒険者』

 物語序盤はなんとなく日常的な感じがして、いよいよ異世界転生っぽい話になりそうだな、と思いました。異世界転生、というと、一般的にはまず何も知識が無いところから始まるため、どちらかといえば落ち着いた感じの日常風景、みたいなところからスタートするものが多かったりします(もちろん、Re:ゼロから始める異世界生活のようなかなり絶望的なスタートをする物語もあるんですが)。でも、この物語の主人公であるモモンガは、何せ最初からその世界に対しての知識をある程度持っていたため、そういう始まり方をするというよりは、知っている知識とその世界の常識が同じかどうか、という答え合わせ、のようなものになっていました。

 

 もちろん、それを確かめるためにはある程度の荒事も序盤から必要になります。そのせいで、ちょっと血なまぐさい感じの展開になってしまっていたような気がします。

 

 そんななかで、今回はようやく村での冒険者としての活動スタートでした。異世界で冒険者として新しい人生を始める、というのは、何というか、ちょっとこういうことにはあこがれます。僕は大してゲームを楽しんできた訳ではないのですが、それでもやっぱり、勇者とか冒険者のようなモンスターと戦ったりすることには、多少のあこがれを抱いたりします。もちろん、実際戦うとなると怖いことこの上ないのでしょうが。

 

 でも、モモンガのように、ある程度のチートスキルがある状態なら、それを試してみたい、とは思うかもしれません。特に、今回のモモンガのように、それがある程度(といってしまうと語弊があるかもしれませんが)人間世界でも通用することが確約されている、という状態だったら、間違いなく試してみたい、と思うでしょう。

 

 そんな彼がようやく冒険者としての日常を歩むのかな、と思っていたところへ、物語の最後の最後で、クレマンティーヌという女性が登場してしまったことで、きな臭い方向に進みそうな感覚を抱かされてしまいました。

 

 これは間違いなく良くない方向へ話が進んでいきそうです。しかも、仲良くなった冒険者達も巻き込まれていきそうな予感。果たして、モモンガはこの災難をどうやって乗り越えていくのでしょうか。次回からも目が離せません。

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