アニメ オーバーロード第3話あらすじと感想『物語の始まり』

オーバーロード 第三話【あらすじ】
ガゼフは国境周辺の村を襲っているものを倒せという命を受け、その村へ来ていた。村は襲われていたが、副長は部隊を分断狙った罠なのではないか、と言う。しかしガゼフは、村人出身であったがために、自分のような人間に現れて欲しかったと答えるのだった。
一方、モモンガは遠くを見通すアイテムを使い、ナザリックを守るすべを見つけようとしていた。その最中、襲われている村々を見つける。そのとき、セバスの影に、たっちという昔の仲間のプレイヤーを見る。
そのたっちは、過去に襲われていたモモンガを救っていた。それを思い出した彼は、その村を救うため、戦いに出るのだった……。
『物語の始まり』【感想】
とうとう物語が本格的に動き出した感じがあります。
モモンガが転生したのは、どうやらユグドラシルそのままの世界観ではないらしい、ということが明らかになりました。
彼の周囲の世界観はどうやらユグドラシルのままのようですが、彼のような存在が珍しい存在になっている、ということは人間がメインの世界になっているというのは間違った認識ではないでしょう。
地理的な点からも世界は変わってしまっているようですが、価値観も通用しない(たとえば貨幣価値なども通用しない)ということを考えると、きっと彼のユグドラシルの常識はほとんど通用しないと考えて間違いないでしょう。
しかも、人間メインの世界では間違いなく彼らは人間の敵としての存在になってしまうのでしょう。彼が襲われていた姉妹を助けたときなどは、明らかに不信感を抱かれていました。確かに、あんな見た目が人間とはほど遠い存在から助けられたら、驚いてしまうのも仕方ないと思います。
それに、アルベドなどは、間違いなく人間を敵視していました。敵視、というか、蔑視、というのがただしいのかもしれませんが、やはり、この世界では人間とそうではない存在の間にかなり確固として違いがあるのでしょう。
そこで彼がまず情報を集めようとしたことは、かなり賢い選択だったのではないでしょうか。
さて、もう一つ話しておきたいこともあります。
それは、とうとう始まったモモンガの俺TUEEEです。
めちゃくちゃ強いですね、モモンガ。彼が作ったデスナイトですら、普通の人間の戦士ではかないませんでした。もしあれを、彼が人間を傷つけるためだけに行使したら、きっと、人間は簡単に倒されてしまうことなのでしょう。もちろん、彼自身が戦いにでた場合でも、とんでもないことになるのは目に見えているのですが。ただ、ガゼフのような存在が一体どれほど、そういう存在に対して力を持っているか、ということは今は分かりませんので、詳しいパワーバランスはまだ分かりません。
そのあたりはまた今後、明らかになっていくことでしょう。なんとなく、次回以降からも人間と「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗るモモンガが対戦しそうな気配はありますから。
一体彼はこれから、どんな風に人間達と戦っていくのでしょうか。次回からも目が離せませんね。