オリンピック聖火ランナーユニフォームについてとデザイナー尾花大輔の経歴
東京オリンピックまであと1年となりましたね。
チケットの抽選申し込みも先行予約が5月28日までだったという事で、もう申し込みされた方もいるのではないでしょうか?
そんな中、2020年東京オリンピック聖火リレー公式ユニフォームのデザインが発表されました。
ということで、この記事は
- オリンピックの聖火ランナーのユニフォームについての概要
- デザイナーの尾花大輔について経歴や他の作品など
について書かせていただいております。
東京オリンピックの聖火リレーのコンセプトは?
聖火リレーのコンセプトは「Hope Lights Our Way / 希望の道を、つなごう」です。
東京2020大会のオリンピック聖火リレーは、聖火の光が多くの人々にとって希望の道を照らしだすものとして、全国を回ります。
新しい時代の希望のオリンピック聖火リレーとして、元気や力を届けて行きます。
聖火リレー公式ユニフォームについて
聖火リレー公式ユニフォームは、デザイナーの尾花大輔さんが手掛け、聖火リレーのコンセプトに基づいて、日本国旗同様に白と赤を基調とした半袖と長袖のシャツ、ショート丈とロング丈のパンツの4型を製作しました。
ひとりひとりの聖火ランナーによって繋がれた1本の希望の道が、聖火によって照らされ、オリンピック本番へ向かっていく様をデザイン化しました。
斜めがけのデザインは、日本で開催されるリレーで伝統的に使用される襷をモチーフにしています。
またユニフォームの素材には、コカ・コーラ社が回収したペットボトルのリサイクル素材が全体の15%使用されています。
尾花大輔さんは、ユニフォーム公表後には、以下のようにコメントしています。
やっと公表できますので、ここで発表させて頂きます^_^
今回聖火ランナーユニフォーム等、デザイン、デレクションを担当させて頂きました^_^
限られた時間の中で、このプロジェクトに携わって頂いた多くの方々に改めて心から感謝とお礼申し上げます^_^
また、僕一人だけでは、到底できない素晴らしいチームと一緒に出来たことも本当に良かったです^_^
しかし、極秘で動くプロジェクトって、色々あるけど、オリンピックに関しては、本当に国家機密を背負っているというかw結構ドキドキしましたw
nyに今いるので、発表会に参加出来ず残念😭 引き続き皆様、宜しくお願い致します!^_^
この聖火ユニフォームを着た聖火リレーは来年の3月26日に福島県でスタートし、開会式が行われる7月24日まで全47都道府県を回ります。
東京オリンピックの聖火ランナーは、6月中旬から募集が開始されます。興味のある方は、応募されてみてはいかがでしょうか。
デザイナーの尾花大輔とは
この聖火ランナーの公式ユニフォームをデザインされた、尾花大輔さんとはどんな方なのでしょうか?
尾花大輔さんは、1974年1月28日生まれ、神奈川県出身のファッションデザイナーです。
古着屋「VOICE」で3年間ショップマネージャー、バイヤーなどをし、経験を積みました。
古着の買い付けでアメリカのハリウッドに行っていたことで、ミスターハリウッドと呼ばれるようになり、自身のブランド「ミスターハリウッド」の由来となります。
2000年、 『N.HOOLYWOOD』を設立。2002年には初のコレクションを発表し、以来毎シーズン コレクションを発表しています。
無印良品で2017年春夏のMUJI Labo をデザインしていました。
無印らしくベーシックなデザインで、あまり工夫しなくても、そのまま着るだけでおしゃれに仕上がる感じがしますね。
尾花大輔さんは、無類の温泉好きで有名で、雑誌UOMO(集英社)では、約4年間50回に渡る連載「The Nyu Yoku Times」を展開し、全国各地の温泉をレポートされていました。
当然のように温泉用のph計と温度計を常備しているそうですよ。
温泉好きな一面もある尾花大輔さん監修のもと製作された、聖火リレーの公式ユニフォームが見られるのは、来年の3月26日の聖火リレースタートから開会式が行われる7月24日までです。
今からとても楽しみですね。