「約束のネバーランド」アニメ第8話のあらすじと感想「状況は詰み!次回はノーマンが出荷される?」

第8話「021145」あらすじ
イザベラに見送られたクローネは、グランマに彼女のミスを訴える。しかしグランマはそのことを全く意に介さず、クローネは鬼に殺されてしまう。
その日の午後、エマとノーマンを塀の外の下見へと向かわせたレイは、偽の情報を流しイザベラの注意をひこうとするが、それに気付いていたイザベラはレイを部屋に閉じ込めてしまう。そしてエマとノーマンに対峙したイザベラは、ノーマンの出荷が明日に決まったことを告げるのだった―――
感想「状況は詰み!次回はノーマンが出荷される?」
状況的に詰んだ!?
第8話では状況的に詰んだという感想を持ってしまいました。
- クローネが処分される
- レイとイザベラの契約が破棄
- エマの脚がイザベラによって折られる
- 明日ノーマンが出荷されることを告げられる
これまでエマたちが考えていた脱走というプランがほぼ成立しなくなってしまいました。
これからどう逆転するのかと考えるとエマたちだけの力では時間的にも身体的にも脱走は不可能なような気がします。
外的要因でラッキーなことが起こり助かったなんて希望的な展開はなさそうですし…。
実はこの約束のネバーランドというのはエマの幼少時代に過ごした想い出なんじゃないかとも思いはじめてしまいました。
ノーマンを失い、レイを失い、ハウスの子供たちを失い、エマがイザベラの推薦でハウスのママとなるまでの物語なのかなと思ってしまいます。
ただ逆転の可能性があるとするのならばクローネが残してくれた包みとペンに何かがあるのかもしれません。
クローネの末路
「ナンバー18684。シスタークローネ。貴殿を第4プラントのママに任命する」という本部からの手紙をイザベラから渡されクローネは本部へ戻ることになりました。
第7話で手紙を渡す際にイザベラがおめでとうという祝いの言葉を口にせず、「さようなら」とだけ言っていたのでこの展開も予想していましたが、その後の展開が予想できませんでした。
しかしクローネがグランマにハウスで脱走の疑惑があると伝えると「でも、制御できているのでしょ?制御できているのなら問題ありません」と一蹴されてしまいます。
回想ででてきた壁の上に立つ子供はイザベラでしょうか?
かつてグランマがママだった頃にイザベラが脱走をしようとし似たようなことがあったのかもしれません。
クローネがグランマからの言葉を受けて「あぁそう、完全にグルだったの。最初から私に勝ち目など」と笑っていると鬼が襲いかかり、クローネは処分されてしまいます。
クローネの回想もママとなるための訓練の日々など興味深い部分があり、ペンに何か秘密があるように思いました。
ハウスの子供たちが食事をし、「いただきます」という言葉の裏でクローネは鬼と格闘し、「ごちそうさまでした」で処理されてしまう演出はとても皮肉だなと思いました。
クローネの処分の仕方ですが、食べるのではなく灰色の花のようなものを刺し、命を吸って花を咲かせていました。
この辺にも何か裏がありそうで気になる描写でした。
取り繕うのをやめたイザベラ
一方でイザベラはレイと薬剤をすり替えるため共に行動し、その間にエマとノーマンが脱走の下見を行う作戦が決行に移されました。
慎重に一度も失敗をしないようにと心がけてきた作戦でしたが、何1つとして計画通りにはいきませんでした。
イザベラからクローネを排除したことを告げられたレイは確認のためクローネの部屋に行くとそのままイザベラによって「取引は今この時を持っておしまい」と告げられて部屋に閉じ込められてしまいます。
イザベラの「たとえ嘘つきの裏切り者でもね」というセリフから計画全てに感づかれていたことがわかります。
レイが咳をしているシーンが少し気になりました。
レイは身体が弱いなんて設定があるのでしょうか?
それとも何かの病気に感染している伏線なのか?
イザベラがレイを裏切ってからのBGMが颯爽としたものでまるでイザベラこそが主人公のように感じてしまいました。
BGMのおかげで追いつめられているという印象から追い込んでいるという印象のほうが強かったです。
状況は詰み、次回はノーマンが出荷されてしまうのか?続きが気になります。
第8話の感想は以上です。