約束のネバーランド アニメ 第7話 あらすじと感想「子供たち側の有利な展開。ただし不穏な要素が多すぎる」

約束のネバーランド アニメ 第7話 あらすじと感想「子供たち側の有利な展開。ただし不穏な要素が多すぎる」

第7話「011045」あらすじ

イザベラからママの座を奪いたいという目的とともに、ハウスの管理システムについてクローネから聞かされたエマたちは、彼女と手を組むことにする。その夜、情報収集のためクローネの部屋を訪れたエマとノーマンだったが、逆に発信器の場所や壊し方に気付いていたことを知られてしまう。

子供たちの脱獄計画を本部に訴えるための証拠として、発信器を壊す道具を探すクローネだったが、そんなクローネにイザベラは本部からの通達を突きつける。

TVアニメ「約束のネバーランド」公式サイトより

感想「子供たち側の有利な展開。ただし不穏な要素が多すぎる」

第7話の内容

第7話はシスタークローネと手を組むことになり、レイにも発信機を壊すための道具の最後の部品であるカメラを手に入れ子供たち側が有利になる場面が主に描かれていました。

 

今回はシスタークローネが直接接触してきたことでハウス側の動きはこれまでよりも比較的穏やかなほうだったかなと印象を持ちました。

 

シスタークローネも人間だった

ノーマン、エマ、ギルダ、ドンの4人に直接接触したきたシスタークローネは自分の首にも管理番号があることを4人に見せるというシーンがありました。

 

このシーンによってクローネは鬼が化けているのではなく、農園で育てられた人間だったことがわかります。

 

作中でクローネが「ある条件を満たして、12歳まで生き残った女子には、出荷時、2つの道がしるされる」とエマたち4人に語りました。

 

条件とは一定以上の成績とママからの推薦があった場合はクローネのように生き残ることができるようです。

 

ただしその道を選ぶと体内にチップを埋め込まれ、農園の敷地外に出ようとするとこれに電気を流され心臓を止められてしまうという事が明かされました。

 

その場合は管理側の上層部に通報されることを聞き、ノーマンは「やはり大人は殺せないということか」と言っています。

 

登場人物である子供たちと視聴者側では驚くところが違うのだなと思いました。

 

反逆の開始

シスタークローネと手を組んだことによってノーマンが主導して子供たちが脱走のための準備に集中しはじめます。

 

次に考えていることは下見のようです。

 

本部から送られてきたもの

イザベラが門へと向かい荷物をハウスに持って帰り開封するシーンがありました。

 

箱の中にはカバンと手紙そして黒い箱が入っていました。

 

あの描写の仕方だとダンボール大きすぎでは!?と過重包装だなと思ってしまいましたが、どれに何が入っているのかが気になります。

 

最も気になる手紙ですが、これは後にイザベラからクローネへと渡されます。

 

伏線の回収が意外に早かったという印象を抱きました。

 

イザベラの「残念だけどそういうことよ。さようなら」というセリフから内容を予想すると農園からの出荷は中止になっていましたが、かわりにクローネが出荷されるなんて内容かなと思っています。

 

黒い箱の中身はレイの元に届いたカメラが入っていたのではと考えています。

 

そして残るカバンには何が入っていたのか気になりますが、クローネも同型のカバンを持っていたので大人に支給される何かなのかなと思っています。

 

クローネの部屋でわかった情報

エマとノーマンは夜にクローネの部屋を訪れ最初の会話が始まりました。

 

お互いに腹の探り合いという印象でしたが、やはり大人であるクローネのほうが一枚上手のようで発信機の壊し方を知っていることがバレてしまいます。

 

クローネから得られた情報はたくさんありました。

 

  • 発信機のモニターはシンプルで個人の特定はできないこと
  • 発信機の場所が耳の中にあること
  • 医務室にメスや道具が備えてあること
  • クローネの年齢は26歳、イザベラは書類上では31歳
  • クローネは農園の出身者であるが、第3プラントのグレートフィールドハウス出身ではないとのこと
  • 農園の外にも鬼と対等の関係である人間が存在していること
  • ハウス周辺のセキュリーティの強度
  • 『あの方』の存在

 

自身で人と相手をするときの駆け引きの方法をクローネはエマとノーマンに指摘しており、やはり優れた頭脳と運動神経があります。

 

しかしクローネは自分の考えを声に出して整理するタイプの人のようでこれまでの感情や考えていることが果たして部屋の外に漏れていたのではと考えてしまうところがあります。

 

この点で不審な思想を抱いているとイザベラが知り、上層部へ正式に報告の結果手紙が送られてきたことになったのではないでしょうか?

 

レイはカメラを外で使っていたが…

レイはイザベラとの取引の報酬であるカメラを他の子供たちもいる外で使っているシーンがありましたが、事情を知らない子に指摘されていたら何と説明していたのでしょうか?

 

これだけでレイが何か特別なところがあり、内通者だと気づく手がかりにもなってしまいます。

 

この点をもうレイは意識していないのかもしれません。

 

また言い訳をするとしたらママから借りたんだなどと簡単な嘘がつけるなと思ってしまいました。

 

次回の展開

そろそろ話数的に脱走へとなるのかと思っていましたが、子供たちの次の行動は下見のようです。

 

ただしシスタークローネに下った何かが計画にどのように影響してくるのか。

 

そしてイザベラも本編でカレンダーにチェックをつけながら「さて、そろそろ頃合いかしら」と子供たちの動きを把握しているような描写がありました。

 

再びピンチに陥ってしまいそうな不審な描写から次回の内容にも期待しています。

 

 

第7話の感想は以上です。

関連記事
コメント
コメント投稿

コメント ( 必須 )

お名前 ( 必須 )

メールアドレス ※公開されません ( 必須 )

サイトアドレス ( 必須 )

CAPTCHA


トラックバック
トラックバックURL
error: Content is protected !!