約束のネバーランド 第4話 あらすじと感想「内通者の正体はレイ!敵よりも仲間の結束が試される」

第4話「291045」あらすじ
子供たちの中に内通者がいる。それは誰なのか、兄弟の動向を気にするエマたち。内通者を特定するため、ノーマンはあることを仕掛ける。
一方で、外に出てからのことを考え、ドンとギルダには事情を話すことにする。
残酷すぎる真実。そのすべてをありのまま話すことはできなかったものの、新たな協力者2人を引き入れることに成功し、また脱獄計画は進んだと思われたのだが……?
感想「内通者の正体はレイ!敵よりも仲間の結束が試される」
ギルダは内通者なのか?
約束のネバーランド第4話の物語は内通者を探し出すという展開でした。
容疑者として絞られたのが、子供達の中でも年長者であるドンとギルダ。
結果的にこれまでの伏線通りギルダがクローネと内通していましたが、ギルダはエマ達に協力することにし、「なんの話かわかりません。エマとは喧嘩をしていただけ、でももう仲直りできたから大丈夫なんです」と知ってしまった秘密を守りました。
ギルダへの伏線はクローネが目をつけているという描写だったので、イザベラが放った内通者は別にいると思っていましたのでおおよそ予想通りでした。
内通者の本当の正体は最後にノーマンが言っていたようにレイでした。
この辺りは私は第2話の時点でレイについて少し怪しいという印象を持っていましたので、ギルダが白ならドンと見せかけてレイなんだろうなと考えていました。
第2話の記事はこちらをご覧ください。
イザベラとクローネの関係
冒頭でいきなりイザベラにクローネが企みを全て暴かれ、優しい言葉ながらも詰問されるという描写がありました。
正直このシーンは唐突すぎて、前回見逃したところがあったのでは?と疑ってしまいました。
イザベラにとってはクローネも補佐役でありながらもグレイス=フィールドハウスの管理対象の1人なのかもしれません。
ドンとギルダを仲間にすることに
ノーマンの提案によってドンとギルダを事情を話し、仲間に引き入れることにしました。
レイは「もし2人がママの情報源だったら?」とノーマンの提案に疑問を口にしますが、ノーマンは更に2人のどちらかが内通者だった場合わかるように罠をしかけていました。
ロープの隠し場所の偽情報を2人にそれぞれ伝え、ギルダには「ロープの隠し場所は2階トイレの天井裏」、ドンには「ロープの隠し場所はノーマンのベットの下」と伝えるとレイに話します。
この辺でノーマンは既にレイが怪しいと気づいていたようで、ドンとギルダにはロープの隠し場所を告げていないか、レイに教えたものとは別の場所を教えていたのだろうなと考えています。
鬼ごっこというより『けいどろ』
ノーマンの提案によって個々で逃走を続ける鬼ごっこからチームに分かれて実践を意識した鬼ごっこに変わりました。
地域によって呼び方が違いますが、警察と泥棒に分かれて鬼ごっこを行う遊びに似ていますね。
私は『けいどろ』と呼んでいますが、他にもドロケイ、ドロジュン、ヌスタン、タンヌ、ドロジ、助け鬼などといろいろな呼び方があるようです。
鬼から逃げるための訓練が『助け鬼』だなんてとても皮肉ですよね。
レイに任せた発信機の破壊はどうなるのか?
第3話でイザベラとクローネの会話で大人は毎朝フルスコアをとることが条件のひとつだと予想していました。
レイはその条件に合致し、ノーマンが仕掛けた罠にはまってしまいます。
レイがイザベラの内通者であった場合、レイに任せていた発信機の破壊はどうなってしまうのでしょうか?
たぶんレイは発信機について何もしていないのではないかと考えています。
更に第4話作中でなんとかすると言っていた10日の間にイザベラから指示を受ける予定だったのかもしれません。
ノーマンの予想通り、レイが内通者であった場合、ノーマンがレイに話した決行日やロープの本当の隠し場所等が全て変えられているのではと考えることができます。
たぶんレイは本当の内通者だと思いますが、エマの方針によってレイも改めて仲間として脱出計画の一員として加えられます。
ただこれまでに準備してきたことでレイが知っていることは全て白紙に戻ってしまっているか、ノーマンが既に代案を用意していると思います。
鬼たちの動きや残された出荷までの期限、イザベラとクローネそれぞれの動きも気になりますが、次回の第5話でエマ達は改めて結束するのではと予想しています。
第4話の感想は以上です。