アニメ『約束のネバーランド』 第11話 あらすじと感想「大逆転の始まり」

アニメ『約束のネバーランド』 第11話 あらすじと感想「大逆転の始まり」

第11話「140146」あらすじ

諦めたふりをしながら、脱獄の準備を進めていたエマとレイ。レイは出荷前夜、用意していた道具で火事を起こし、その隙に逃げ出すことを提案するが、それはレイ自身を火の中に残すことまでも組み込んだ計画だった。

しかしすんでのところでそれを阻止したエマは、レイの行動を予期していたノーマンからの手紙のこと、そしてハウスの子供たちと進めてきた準備のことを明かすのだった。

イザベラを出し抜き、炎に包まれるハウスを背に塀に向かうエマたち。脱獄は成功するのか―――!

TVアニメ「約束のネバーランド」公式サイトより

感想「大逆転の始まり

第11話の展開

第11話の内容は予想外でした。

 

視聴していてオープニングを聞いたときには既にノーマンが欠けてしまっていて、計画も台無しになり導火線の演出やみんなでパズルを打ち破る描写が皮肉な結果となったなと感じていました。

 

しかしオープニング映像が展開そのものだったのかもしれません。

 

正直前半パートでのレイの計画でもかなり脱走の計画だという希望でしたが、そこからノーマンの考えた計画を実行に移すエマの様子にも驚き2段構えで大どんでん返しという展開でしょうか。

 

意外だったのは門へと向かわず脱走経路がこれまでの計画通り塀へ向かっていた点です。

塀づたいに橋まで行く予定なのでしょうか?

 

レイの計画

レイは自分自身が見捨てた子供たちの事を思い自分を犠牲に他の人を逃がそうとします。

 

ハウスで火事を起こし、本部への連絡の阻止。

 

それでも子供たちにイザベラが保護の名目で全員を集めることが無いように明日出荷予定のレイ自身が火事に巻き込まれたように装いイザベラの足止めを企みました。

 

レイの狂気に似た覚悟も見ていて引き込まれましたが、エマがいまいち乗り気じゃない様子が気になっていました。

 

レイ自身は幼児健忘がなく、生まれた時からの記憶が残っているという特殊な体質意外は実は普通の子供だったという自白にも驚きました。

 

俺はねぇエマ。元々勉強も読書もさほど好きじゃないんだよ。けど我慢して努力して釣り上げてきた。自分の値打ちを最上級まで」というセリフからレイは天才ではなく努力の秀才だということがわかります。

 

写真

カメラで撮ったノーマンとエマのツーショットの写真を選別にレイはエマに本ごと「やるよ」と渡します。

 

折角ならレイも一緒に3人で映った写真があればよかったのにと思ってしまいました。

 

ただこの写真がエンディング映像で焦げている写真に繋がるのかと気が付きました。

 

オープニングもエンディングもよくできていますね。

 

ノーマンの計画

ノーマンはレイが自分を犠牲にするだろうことをかなり前から読んでおり、そうならないように今後の計画を手紙?として残したようです。

 

レイが起こすであろう火事に便乗しレイの発信機を火事現場に残しました。

 

また他の子供たちにもグレイス=フィールドハウスの現状を打ち明け仲間へと引き込みました。

 

この点での種明かしでエマが脚を折ってしまった描写で他の子供たちも驚いていた理由がわかりました。

 

伏線があったのですね。

 

クローネからもらったもの

クローネがノーマンへ渡したペンと包みですが、包みの中身が鍵だとわかりました。

 

イザベラの隠し部屋の鍵ということは11話の作中でわかりましたが、もう1本は何の鍵だったのかなと思ってしまいました。

 

医務室など必要な施設に入れる鍵だったのかなと予想しています。

 

脱走の決行

レイが火事を起こし、イザベラが「せめて脳だけでも」とレイを助けようとしている事でイザベラの足止めが成功しました。

 

食料、防寒具などの脱走に必要な物資を脱走する子供たちが装備し、靴も脱走用のものに履き替えていました。

 

エマが耳を切り落としたシーンは痛々しく、それだけの事をしなければ成し遂げられないという決意の表れだったのかもしれません。

 

ただ何故エマは最初レイに「明日の昼に逃げよう」と提案したのでしょうか?

 

レイから作戦の詳細を聞き出すための口実だったのかもしれないなと思っています。

 

驚きで遅れるレイに何やってるんだ急げと言いたくなってしまいます。

 

ただ逃げている子供たちの中に誰も小さな子を抱えている様子がなく、レイの「これで全員?」というセリフで全員がいないことが確定します。

 

この辺りは全員にハウスのことを説明した際にそれでも自分の意志でイザベラの元に残りたいという者がいたのかもしれません。

 

イザベラの希望とイレギュラー

自分のハウスが燃えてしまったことでイザベラは失意にくれていました。

 

最初は子供たちがいつか完璧に脱走するようにイザベラが育てていたという狙いだったのかと深読みしてしまいましたが、エマの耳を見て「まだ生きている!エマもレイも!逃がさないわ。私のかわいい子供たち」と喜びます。

 

しかし脱走した子供たちを捕まえようと行動に移す前にイザベラは残っていたフィルに袖を引かれ脱走していない子供たちがいることに気づいてしまいます。

 

 

第11話の感想は以上です。

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