マツコ会議で紹介eスポーツのプロチームSCARZ(スカーズ)、施設「LFS(ルフス)池袋」についてや、プロゲーマーの収入やなる方法など

マツコ会議で紹介されるプロゲーマー、ゲームをすることでお金が稼げるなんて夢のような話ですよね。
果たして実際にそんな夢見る生活ができるのでしょうか。
プロゲーマーとは
個人でプレイヤーをしている人もいますし、チームに所属している人もいます。どちらにせよ、ゲーム会社とスポンサー契約を結び、スポンサーとなった企業から給料をいただき、デバイスや遠征費用などをもらって生計を立てている人のことです。
賞金大会へ出場し、賞金からの報酬を得ることがメインで、そのほかにスポンサーデバイスにゲーム動画を投稿するなどのデスクワークもふくまれています。ゲーム雑誌のモデルの仕事をしているプロゲーマーもいます。
ゲームの種類には、パソコンを用いるもの、トレーディングカードを用いるものなどあり、パソコンでのプロゲーマーはeスポーツ選手と言い換えることができます。
よく耳にするeスポーツとは、エレクトロニック・スポーツを省略した言葉で、複数で対戦するコンピュータゲームをスポーツ・競技として捉える際の名称です。
eスポーツ プロゲームチームSCARZ(スカーズ)とは?
今回紹介されるSCARZ(スカーズ)について軽くご紹介させていただきます。
SCARZ(スカーズ)はesportsのプロ活動を行っているプロゲームチームになります。
SCARZ(スカーズ)は「傷」のscarからとっており「人々の心に跡を残し続ける存在」という意味をこめてそう名付けているそうです。
2012年の「バトルフィールド3」にセミプロチームとしての活動開始から2015年にプロゲームチームとして活動開始しました。
現在では50人を超える選手がFPS(ファーストパーソンシューティング)のみならずサッカーゲーム等多岐にわたって活動しております。
また大会への参加だけでなく「SCARZ CUP」と称したチーム主催の大会を開催するなどの活動もしております。
esportsカフェLFS池袋について
LFS池袋とはパソコン専門店ドスパラが手掛けるesportsカフェで2018年4月15日にオープンいたしました。
- 名称:LFS 池袋 esports Arena
- かな名称:るふす いけぶくろ いーすぽーつ ありーな
- 運営会社:(株)E5 esports Works(サードウェーブグループ)
- オープン日:2018年4月15日(日)
- 所在地:東京都豊島区東池袋1丁目43番6号 D-BOXビル 地下1階
- 面積 127.35坪/約420㎡ 収容人数 100名
プロゲーマーの歴史、現在、人口、収入
1972年にアメリカのスタンフォード大学で『Spacewar!』の大会があったという記録がゲームを用いた競技大会の最も古い記録として残っています。
ゲームの発展、パソコンの普及が進んだため、ゲームの競技性を主軸に置いた大会が徐々に出てきました。eスポーツが増えるにつれて、開催される競技大会やイベントの数も増えました。
2000年には韓国eスポーツ協会が発足し、ドイツではエレクトロニック・スポーツ・リーグ社が設立されるなど、eスポーツは世界中の企業や公的機関から注目を集めるようになりました。
格闘系ゲームを中心にプロゲーマーが多く誕生し、イベントやゲームパブリッシャーが運営する優勝金額の高額な大会やイベントも多くなって来ました。
プロゲーマーになる方法
プロゲーマーになる方法は2通りあります。
1つ目は、プロゲーマー育成を目的とした専門学校を卒業する方法。
東京アニメ・声優専門学校は日本で初めてのプロゲーマーを育成する学科がある専門学校であり、プロチームのコーチや、プロチーム運営スタッフ、大会を運営するスタッフなど、プロゲーマーを支える側の仕事について学ぶ専攻もあります。
ゲーム業界の知識をつける授業や、英会話・ビジネスマナーなどの授業もあり、世界を視野に入れて学べます。
もう1つはプロチームに応募する方法。
公式サイトで募集をしていないか探し、応募する。面接、筆記、実技などの試験を受け、合格するとプロゲーマーとなれます。
また、国内外の大規模大会に参加し、ランクインし続け、注目されることでスカウトされることがあるようです。
今回紹介されるSCARZ(スカーズ)では下記のページに募集要項が記載されております。
プロゲーマーの現状
全世界でのeスポーツの競技人口は約1億人とも言われているほどメジャーです。そのうち、プロゲーマーとなった人数は1万人ほど。
中国やヨーロッパでは公式なスポーツとして認知されており、正式にプロゲーマーという職業を認めている国もあります。
中国、アメリカ、韓国などが世界的トッププレイヤーが多く、特に盛り上がっているのはアメリカや韓国で、ゲーマーが多い代表国となっています。
海外の大会での優勝賞金は1億円や2億などと高額で、海外プロゲーマーは優勝をすると、生活できるだけ、どころか充分すぎる報酬が得られます。
プロゲーマー史上個人での総合獲得額はなんと約2憶7000万円!日本では考えられないほどの金額ですね。
しかし、日本ではプロゲーマーが少ないのが現状です。日本のプロゲーマーの年収はトッププレーヤーでも600万円程度、平均月収は37.5万円程度です。
ゲームだけで生活できるほどの報酬は得られず、別の仕事と両立している人のほうが多いのです。
それにはゲーム市場に法的な規制がかかっているからです。
海外では1万人近くプロゲーマーがいますが、日本人は十数名ととても少ないです。それには法律的に賞金額の大きい大会が開けないことが背景にあります。
「賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する」と刑法185条に定められており、「運」に左右されるような内容を含む大会で賞金を賭ける事は賭博罪に処されることがあります。
この法律によって、大会があまり行われない、行えても賞金額の大きな大会は行えない。結果としてプレイヤーも少なく視聴者も盛り上がらないという状況が日本のプロゲーマーの生活に影響しているのです。
プロゲーマーを夢見るなら、日本に留まらず海外進出を目指すべきです。今後の日本が変わっていくことに期待しつつ、海外を視野に入れて、夢に向かって頑張ってください!