ルパン三世PART5第23話 あらすじと感想

あらすじ
五右衛門との決闘で大けがを負うルパン。
そこに警官たちや銭型が詰めかけ、ルパンを逮捕しようとします。
現場に居合わせたアミは思わず「助けてお父さん!」と叫んでしまいます。実はアミの実の父親はエンゾだったのです。
しかしエンゾはアミを冷たくあしらいます。
逮捕されてしまうルパンと五右衛門。
不二子はあえてエンゾの元に捕えられたまま留まる道を選びます。
そしてルパンと五右衛門がICPOに護送される途中、次元が二人を奪還しに現れます。
ここから、3人の反撃が始まります。
すっきりしない五右衛門
五右衛門は、自分がルパンの手下であるという「人ログ」の情報を見て落ち込み悩み、ルパンと決闘する道を選びました。
そして世界一の大泥棒に勝ったという称号を手に入れます。
しかし五右衛門は、「本当に斬ってしまった」という表情をして一向に悩みがふっきれません。終始暗い顔のままです。
そしてそのままずっとルパンの側にて最後は次元に助けられ脱走します。
結局五右衛門は何がしたかったのか?どうしたら納得できたのか?そのあたりが描かれないままだった気がします。
最後までもやもやしてしまいました。「結局どうしたいの?」とツッコミたくなりました。
報われないアミ
今回、実はアミの父親が今回のラスボス・エンゾだったことが判明します。
そしてアミがエンゾに自分は娘であることを名乗り出ます。
しかしエンゾは「攫われた子供を1人助けるより世界を救う方が大事だ」と、全く興味を示しません。
そしてまた別の場面でもアミが父親との距離を埋めようと試みますが、エンゾはあっさりと拒否。
「今忙しい」と取り合いません。
見ていてアミがかわいそうで仕方ありませんでした。
でも一方で、ここまで邪けんにされたのだから、アミのIT技術をもってエンゾに仕返ししてやれ!という復讐心も湧いてきました。
このあたりは次回どうなるのか楽しみです。
最高にかっこいい次元
護送されるルパンと五右衛門を助けに来る次元。
登場から最後までとにかくどこをとってもかっこよかったです。
撃って撃って撃ちまくる。
人だけでなく車からヘリにいたるまで全て倒して行きます。
壮観でした。次元は普段不器用で無骨なキャラだけに、拳銃を持たせてアクションをさせたときの色気と男らしさは半端なものではありません。
そして、ルパンに対して、最も古い相棒として問いかけます。
「もう引退したらどうだ?」と。
それに対し、「俺は最期までルパン三世であり続けたい」と拒否するルパン。
これに合意する次元。
この流れは二人の古い付き合いを象徴しており友情を感じるシーンで感動しました。
いよいよ最終回
さて、来週がいよいよ最終回です。
どんな結末になるのかとても楽しみです。
個人的には、あそこまでアミを冷たくあしらったエンゾに思いっきりルパン一味から制裁をくらわせてやりたいです。
そして、今回あまり存在感のなかった不二子と銭型にも、ぜひ最後は華を持たせてあげたいところです。
ルパンがどんな最後を選ぶのか?今からわくわくします。