ルパン三世PART5 第19話 感想

ルパン三世PART5 第19話 感想

あらすじ

北アフリカのとある町で、無差別の銃撃事件が発生します。これは、大富豪ジルベルスタインからルパン三世に充てた挑戦状でした。そのことを知ったルパンは、その挑戦に乗ることにします。調べてみると、ジルベルスタインが雇った凄腕の狙撃手ミラージュは、次元大介の昔の傭兵仲間でした。ルパンと共にジルベルスタインのもとへ向かう次元。そこで、ミラージュとの一騎打ちが始まります。

こんなストーリーを待っていた

今回の主役は次元です。まさに、こんなストーリーを待っていた!という回でした。次元の昔の傭兵仲間であるミラージュは女性で、当時妊娠して「守るべきものができた」と脱退します。それを当時の次元は喜び、応援してあげていました。そのため、今回敵がミラージュだと知って、疑問を抱きます。守るべき大切な子供がありながら、再び金の為にスナイパーに復帰するのか?と。疑問は的中します。実は現場に現れたのはミラージュの娘でした。病気の母を救うため、お金を稼ぐ為にジルベルスタインに雇われていたのです。それを知った次元は、敢えてミラージュを撃ちません。そして最後にミラージュから武器を取り上げ、スナイパーから足を洗うように説得します。「お前には狙撃手としての才能はない」と嘘をつくのです。ちなみにお金は、ジルベルスタインとのチェス対決に敗れたルパンが、賭けの代金としてミラージュの娘に渡すことを約束します。

迫力ある銃撃戦

今回の19話は、ルパン三世PART5始まって以来、最高におもしろい回だったと言えると思います。何しろ、銃撃戦がとても迫力がありドキドキしました。これぞルパン三世という感じ。前回が生ぬるい回だったので余計にそう感じたのかもしれませんが・・・。特に、相手が次元の頭上の岩を崩すかたちで撃った弾に対し、次元は岩が落ちてくる角度を変えるためにその岩をリボルバーで打つシーンが印象的でした。次元といえばやはりリボルバーですよね。その上手さが堪能できた満足のいくシーンでした。

次元の男前ぶり

次元がとにかく男前でしびれました。本当はスナイパーとしての才能があるミラージュの娘に対し、敢えて、お前には才能がないからこの仕事をやめるべきだと説得します。これはミラージュに対する友情の印なのだと思います。そして、ミラージュが持っていたライフルを取り上げます。「重いだろう、持ってやろうか?」と声をかけるルパンに、「これは俺が背負っていくよ」と答える次元。このやりとりがとにかくかっこよかった!ミラージュの娘に対してついた嘘を、一生背負っていく覚悟が見て取れました。思わず「次元かっこいい!!」と叫びたくなる名シーンでした。

次回は銭型回

次回も単発で、銭型警部が主役の回です。ちょっとだけ嫌な予感がするのは私だけでしょうか・・・。今回がとてもシリアスでかっこよく最高な回だっただけに、次回が駄作である臭いがぷんぷんします。でもそれならそれでOKです。そう思えるくらい、とにかく今回の次元回は歴史に残る名作でした。しばらく余韻に浸りたいと思います。

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