ルパン三世PART5 17話あらすじと感想

あらすじ
3年前に夫を殺害された老婆から城に呼び出されたルパン。じつはこの城、ルパンが何度も宝石を盗む為に訪れたことのある城でした。
そして今回の依頼は、夫が誰に殺されたか知りたいため、城に呼び出した容疑者3人のうちだれが犯人かを突き止めてほしいとの内容。
報酬は亡くなった夫の形見の指輪だと言われます。城のセキュリティーシステムにより、顔認証をした人間以外は潜入不可能なこのお城。
容疑者3人とお手伝いさん1人、そして老婆とルパン。果たして夫を殺害した犯人は誰なのか。そして、何物かにより老婆が射殺されてしまいます。
ルパン扮するジム・バーネット探偵の推理が始まります。
コナンのような回
見終わってまず最初の感想が、「コナンみたい・・・」でした。ルパンらしくないというか、ルパンが探偵に扮して謎を解いて推理していく、という流れは、さながら名探偵コナン。
正直、王道のルパン三世の話が好きな私にとってはお世辞にも面白いとは言えない回でした。そして30分という尺の中で1つの推理ものを完結させるわけですから仕方がないといえば仕方がないのですが、流れも結末も安易で簡素なものでした。
前回までのルパン三世が、何話にもわたって繰り広げられる長編だったせいもあり、とても物足りない回となりました。
犯人がまさかの
蓋をあけてみたら、犯人は3人のうちの1人で、双子が共犯者として城に忍び込んでいたという結末。双子なので顔認識システムをスルーしてしまったというからくり。
これはあまりにもお粗末な結末ではないでしょうか。推理もので、種明かしに双子を持ってくるのはあまりにも邪道といえるのでは。
私は、まさか3人の中に犯人がいるなどという安易な結末なわけはないと推測し、お手伝いさんか、あるいは老婆が怪しい、と睨んでいました。
なので、3人の中に犯人がいただけでがっかりなのに、まさか種明かしが実行犯が双子だったとは。これには本当にがっかりしました。
探偵としてのルパン
ルパンは今回、ジム・バーネットという探偵に扮して事件を推理していきます。この設定そのものは、今までにないルパン三世の回という感じでわくわくしましたが、わくわくしたのは設定だけで、あとはほぼ説明をするだけのストーリーテラー的な役割。ルパンが探偵に扮する意味というものがあまり感じられませんでした。
ルパンの個性を生かした探偵っぷりがもっと見られたらおもしろかったのになと思います。
今回はストーリーそのものが魅力的ではなかっただけに、ルパンの個性をもっと前面に出して違う面で面白味を感じさせてくれたらせめてもの救いだったような気がします。
一話完結回が続く
さて、次回も一話完結回のようです。しかも予告を見た限り、ため息が出てしまうような内容で・・・。
今回が息抜き回だったとしたら、次回からはじっくりと腰を据えた本格的な長編回に突入してほしかったです。今回のルパンは2クールにわたって放送されています。
このような息抜き回を連発するくらいなら、1クールで終わってもよかったのでは?と思ってしまいました。