ルパン三世PART5第11話あらすじと感想

ルパン三世PART5第11話あらすじと感想

あらすじ

とある下町のアパート。ルパンと次元と五右衛門は正月におせち料理を食べています。そこで、ある過去の事件を思い出します。

 

 パブロンコレクションと呼ばれる、南米の麻薬王が隠したといわれるお宝がターゲット。麻薬王パブロンは失踪したまま未だ見つかっていないため、宝に関するすべてがベールに包まれていました。このお宝をゲットするため、不二子を含めた4人で捜索に行きます。

 

 途中、パブロンファミリーの残党に襲われるなどのハプニングもありましたが、無事お宝の隠されている場所に辿り着くことに成功する4人。そこには、1台数千万円もする車のコレクションがずらりと並んでいました。

 

 盗み出そうとすると、なぜかその中の1台の車が急に動きだし、ルパンとカーチェイスを始めます。しかしゴールした時にこの車の運転席を見ると、そこに乗っていたのはパブロンの骸骨でした。そしてその瞬間、すべての車はぼろぼろの中古車になってしまいます。ルパンたちは、不思議な幻を見たのです。

 

 そして場面は再びアパートに戻ります。ルパンと次元と五右衛門は、いつもの日常に戻っていくのでした。

すっきりしないエピソード

今回のエピソードは、ルパン三世らしくない、なんともふんわりとした始まりと終わりのストーリーでした。物語は全て回想シーンで進んで行きました。ラストも、結局は4人が幻を見たというふわっとした終わりかたで、正直「うーん・・・」という感じのぱっとしない感想でした。

 

 強いて言えば4人の絡みややり取りが面白かった回です。特に、誰かをぎゃふんと言わせるとか4人のアクションがすごいとか、そういった楽しみもなかったような気がします。

不二子の色気に助けられた

特にこれといって面白味のなかった今回のお話し。ひたすら不二子のお色気シーンに助けられていました。

 

 今回は、ルパンはまだ不二子に一方的に熱を上げていて、二人の間に男女のあれこれは起こっていない設定です。不二子が色気を使ってバーのマスターから情報を聞き出したり、屋外でシャワーを浴びてルパンをドキドキさせたり、あいかわらず女を武器にして行動する不二子らしい登場の仕方でした。

 

 でもこの不二子のお色気シーンがなければ、今回のエピソードは派手さや華やかさがないまま、地味にラストまで引っ張っていった回だったと言えます。

4人のやりとりが救い

 面白味のなかった今回のエピソード。救いだったのは4人のやりとりがいつもより多く、面白かったです。五右衛門がつくるお汁粉用の餡子に、こしあんが好きとか粒あんが好きなどたわいもない言い争いをしたり。

 

 不二子からいつも同じ服を着ていることを馬鹿にされて、これは夏用のスーツだと言い返す珍しい次元のジョークだったり。4人の派手なアクションシーンが無い分、言葉でのやりとりで全体的なテンポが良くなっていました。

単発回はイマイチ

今回も一話完結の単発回でしたが、前回同様、イマイチな内容でした。来週も単発回のようなので少し不安ですが、今回よりはルパン三世らしいハラハラドキドキした展開を期待したいです。

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