金スマ痩せる長生き味噌汁ダイエットにおすすめの赤味噌6選や八丁味噌などの種類での違い等
金スマで紹介された痩せる味噌汁(長生き味噌汁)ですが、当方は東海地方の人間ですので、全く意識していませんでしたが、赤味噌に関しては、手に入りにくい地方もあるそうです。
という事で、今回はそもそも赤味噌にはどんな種類があるのか?また種類によって栄養素などに違いがあるのか?という事について調べてみました。
赤味噌の種類
赤味噌には八丁味噌、赤だし、豆みそなど様々な呼ばれ方をしております。地域によっても特色があります。
ここでは、赤味噌の呼び方による違いについてご説明させていただきます。
赤味噌
見た目が赤いもの全般を赤味噌と言います。白味噌との製法の違いについてですが、大きくわけて大豆を蒸して作るのが「赤味噌」、大豆を煮て作るのが白味噌と言います。
赤味噌が赤い理由ですが、発酵の際の「メイラード反応」が原因です。
「メイラード反応」とは、大豆のアミノ酸が糖と反応して赤くなる現象です。
大豆を長く水に浸し、高温で長時間蒸すと、たんぱく質が、熱変性して、酵素によりアミノ酸に分解が促進されるため赤くなります。
また赤味噌の中で米を配合しておらず豆のみの場合は下記の「豆みそ」という呼び方をしております。
赤だし
赤だしとは豆味噌に米みそ、だしを配合した色の濃い調合味噌になります。
だしをとらずに使えるのが、メリットです。
豆味噌
原料に米を使わず、大豆、塩水のみで大豆に麹をつけた「豆こうじ」を使用し、熟成期間が1~3年と長い味噌の事を言います。
八丁味噌
愛知県岡崎市にあった岡崎城の西八丁の距離にある、八帖町(旧八丁村)で作られた味噌を八丁味噌と呼んだのが起源とされております。
豆みその中で農林水産省の定めた基準を満たした「製法・原料・熟成」をしたものを八丁味噌と呼びます。
当方は東海地方の人間の為赤味噌と言いますと八丁味噌ですので、ほかの赤味噌で作ったみそ汁などは合わせみそだと思っておりました。
赤味噌の種類まとめ
- 赤味噌は色が赤い味噌
- 赤だしは味噌にだしを配合した味噌
- 豆味噌は米を使わず、大豆と塩のみで作られた長期熟成味噌
- 八丁味噌は愛知県で農林水産省が定める基準を満たした味噌
赤味噌おすすめ6選
ここでは赤味噌のおすすめ6品をご紹介させていただきます。
主に楽天の週間ランキングと複数まとめサイトで紹介されているものから生産地の地域性や特色のあるものを抜粋させていただいております。
日田醤油 三年味噌
天皇献上の栄誉を賜った高級味噌醤油醸造元日田醤油の赤味噌です。
こちらは一般的な米ではなく麦と大豆を作った味噌になります。甘みが少なく旨味が多いのが特徴となります。
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まるや八丁味噌
楽天ランキングでは常1~5位をキープしている赤味噌です。
まるや八丁味噌は愛知県の老舗の味噌メーカーです。
愛知のスーパーですと普通においてありますが、地域によっては手に入れづらいようですね。
こちらは大豆と塩と水だけで作った八丁味噌に米味噌や豆味噌を加えることで、甘みを加えました。
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生きてる 江戸甘味噌
江戸中期に江戸で普及しておりましたが、戦時中の米不足の際に普通の味噌に比べ2倍の米麹を使用するぜいたく品として戦時中に政府に製造を禁じられてしまいました。
その後終戦を迎え経済も復興し再び作られるようになりました。
そして現在は江戸甘味噌は東京都の地域特産品に認証されております。
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小玉醸造 ヤマキウ 元祖秋田味噌
ヤマキウとは秋田で有名な蔵元の小玉醸造のブランドで秋田県ではトップのブランドとなります。
秋田県産の大豆のリュウホウを主体に国産大豆にこだわっており、1年以上の天然醸造で熟成された味噌は深みのある味わいになります。
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仙台佐野みそ
仙台みそとは戦国時代に伊達政宗公が日本で最初の味噌工場を作り、朝鮮出兵の際も他の藩の味噌は変質している中で、仙台味噌は味が変わらないという高い品質を維持しておりました。
その特徴は他の味噌に比べて大豆を強く蒸すことで甘みの少ない濃厚さと渋さを作り上げました。
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トモエ 北海道仕込み赤つぶ
北海道で有名な福山醸造でされている赤味噌です。
石狩川水系の天然伏流水や日高昆布から抽出する旨みを使うなど、北海道の大地の恵みにより作られた原材料にこだわっております。
粒をこしながら使うと甘みや風味が増すとのことです。
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最後に
赤味噌は地域によって手に入れにくい地域もあるとのことで、各地域で特色のあるものを紹介させていただきました。
今回大まかに赤味噌と豆味噌と赤だしといった大きな分類でご紹介させていただきましたが、地域ごとにさらに特色のある味噌がありますので、各位地域のものを少量づつ取り寄せて試してみて味を確かめてみた方が良いかもしれません。