賢者の孫 第9話 あらすじと感想「シンとシシリー早くも婚約!Cパートもあるよ」

第9話「孫と魔道具と婚約披露」あらすじ
ある朝、シンはシシリーに“大事なこと”を頼まれた。それは両親への交際の報告であった。緊張した面持ちでクロード邸へと向かい、挨拶をするシン。するとシシリーの母から、貴族の娘であるゆえ“その先”、つまり結婚を覚悟してもらいたいと告げられる。まだ付き合い始めたばかりのシンは、果たして何と答えるのだろうか…。一方、マーリンとメリダもシンから報告を受けると、何やら固い表情をしてある所へ向かった…。
感想「シンとシシリー早くも婚約!Cパートもあるよ」
付き合いはじめて翌日にシンとシシリーが婚約
第8話で恋人同士となったシンとシシリーですが、第9話では翌日シシリーがシンにお願いし、シシリーの両親へシンが挨拶をすることになりました。
シンから付き合うことになったという報告を聞き、喜ぶシシリーの両親でしたが、シシリーもクロード家という貴族階級であることから婚約をすることになってしまいました。
シンにとってはこの条件は覚悟の上だったようで、応えを聞くまでもないと描写されています。
メイには魔法の才能が!
シンたちの魔法の実技演習を見学していたエリーとメイにマーリンからの「どうじゃな?折角見学に来とるんじゃ。お嬢さん方も少しやってみんかね?」という誘いにエリーは遠慮しますが、メイは応じ魔力制御の練習をやってみたところ、メイに魔法の素質があることがわかりました。
魔法の才能という点でオーグとメイどちらが高いのかとちょっと気になりました。
帝都の様子
一方帝都ではシュトロームがミリアに「進捗の方はいかがです?」と聞き、ミリアが「街道を通る小隊を襲うことで帝国各地の都市は食料不足に陥り、日々不満が高まっています」と報告しました。
それを聞いてシュトロームは「では、そろそろ頃合いかもしれませんね」と言うシーンがありました。
「進捗」や「頃合い」という言葉からシュトロームたちは計画的に何かを企んでいることがわかります。
シンの新魔法
今回もシンの新しい魔法の実験が描写されていました。
最初は岩に反重力のイメージを注ぎ岩を浮かすことに成功します。
第一段階を突破したシンは今度は自身にその魔法を使い、更に横移動に風の魔法を使うことで飛行魔法を習得しました。
シンが「シュトロームも使っていたし」とさらっと口にしていたので、シュトロームも同じ効果の魔法を習得していることがわかります。
婚約のことを聞き、マーリンとメリダもクロード邸に挨拶へ
シシリーの父親が仕事に出かけてしまわないように、早朝にクロード邸へ向かったため、マーリンとメリダに婚約のことを話すのが遅れてしまいました。
2人の話を聞いてメリダは「婚約を公にする前にかたをつけなきゃいけないことがある」と言い、マーリンとメリダと共にクロード邸に赴きます。
シシリーの両親を交えてシンがマーリンとメリダの本当の孫ではなく、血の繋がりがないことを話し、シシリーの両親がマーリンとメリダの孫であるからシンとの婚約を許したのではないか思い、本当の孫でなくとも婚約を許すのかと確認することになります。
しかしシシリーの父親が「シシリーを何より大事に考えて守ろうとしてくれている。そんな彼だからこそ、シシリーとの婚約を認めたのです。」とマーリンとメリダの考えを否定します。
新装備
究極魔法研究会のメンバーへシンから新しい装備が支給されることになりました。
コートにはシン特性の防御魔法に加え、光学迷彩、体感温度を一定に保つ魔法も付与されています。
ただしブーツには何も魔法が付与されていません。
いつの間にどこで作っていたのか?何故女子の服には胸元のデザインが違うのか?と気になるところは多々ありますが、シンが以前研究会メンバーに支給したアクセサリーを含めて研究会メンバーの防御力は過剰なほどのものとなりました。
いざ実践訓練へ!
新装備を全員に支給したため、シンはその日研究会メンバーを連れて災害級の魔物討伐という実践訓練へと向かいます。
最初は支援が得意なユリウス、ユーリ、マーク、シシリー、オリビアの5人だけで討伐に向かいます。
不安に思いつつも魔法を遠距離から放つと災害級の魔物は跡形もなく吹き飛ぶのでした。
攻撃魔法が得意なメンバーは単独でそれぞれ災害級の魔物を撃破します。
トニーはこのシーンでバイブレーションソードを使っており、その後のメンバーとのやり取りでシンから一振り譲ってもらったというシーンがありました。
婚約披露パーティー
シシリーの婚約が決まり、実践訓練後の夜にシンとシシリーの婚約披露パーティーが行われました。
究極魔法研究会のメンバーにオーグがいることや合宿での監督役にマーリンとメリダがいることで少数ながら婚約披露パーティーの参加者は豪華なものとなりました。
特にシンとシシリーの婚約の見届け人が国王であるディルセウムというのはシン側からすれば当たり前かもしれませんが、クロード家からしたら驚きなのではないでしょうか?
Cパートはシンから指輪のプレゼント
Cパートは順序が逆になってしまったけどとシン自身のセリフにもありましたが、シンがシシリーに指輪を渡し、改めて「俺のお嫁さんになってください」と告白するシーンがありました。
第9話はシンとシシリーの関係が主軸に描かれましたが、並行して合宿の成果もみられ始め、更に装備も充実していきます。
またシュトローム側もそろそろ動きだすような素振りがあり、今後の展開に注目したいですね。
第9話の感想は以上です。