賢者の孫 第4話 あらすじと感想「提供での遊び心からアリス=コーナーがお気に入り?毎回戦闘なのはいいことなのか?」

第4話「黒幕の名は」あらすじ
数十年ぶりに現れた魔人を撃退したシンを新英雄と讃え、歓喜に満ち溢れる民衆たち。しかし、直接魔人と戦ったシンは違和感を抱いていた。まさか“人為的”に魔人化が行われているのではないか…。一方、学院では「究極魔法研究会」への入会希望者が押し寄せていた。そして、新たにマークとオリビアが仲間に加わることとなった。シンは武器の新調のため「ビーン工房」へと向かうが、その途中で眼帯の男と遭遇する…。
感想「提供での遊び心からアリス=コーナーがお気に入り?毎回戦闘なのはいいことなのか?」
第4話の内容
第4話はカートが魔人化しそれを討ったシンが英雄として王都に名を馳せ、街中に噂が広がり、栄誉として勲章を授与されることとなりました。
学園でのシンの生活は魔人を倒したシンの噂から研究会への参加希望者が続出し、Sクラスの担任兼研究会顧問のアルフレッド=マーカスが『異空間収納』ができることを入会の最低基準として、その後入会審査を行って生徒を振るいにかけました。
新たなメンバーが研究会に加わり、それぞれと挨拶をした後シンは新しく研究会に入った鍛冶屋の息子マーク=ビーンに「マークは鍛冶屋の息子ってことだけど何か作れたりすんの?」と聞き、折れ安い剣をなんとかするためにマークと共に剣を新調することになりました。
一方、「カートが魔人化した日に訪れていた中等学院の教師」としてオリバー=シュトロームに王都の警備から捜査の手が及びます。
魔人化したカートのことは家に被害が及ばぬように名前を口外してはいけないと箝口令がしかれていました。
しかし中等学院のシュトロームの部屋で取り調べが行われ、兵から「だとすると今回の件は残念でしたね」という問いかけにシュトロームが「そうですね。まさかカートがこんな事になるとは…」という発言でシュトロームの容疑が確定し、魔人の遺体を検分している調査の手伝いをして欲しいという名目で収容されている施設に招かれることになりました。
シンはトニー=フレイドが「そういうことなら刃だけ簡単に交換できるようにしたらいいんじゃないか?」という発言でアイディアを思いつき、その日の放課後に試作のためマークの家の工房へ行く事になりました。
警備隊訓練場へ案内されたシュトロームは兵から容疑を突き立てられますが、シュトロームは「王都での実験は全て済みましたし、そろそろ失礼させていただきますか」と言い、取り囲む兵たちへ反撃に出ます。
練兵場の壁が破壊されたところへマークの工房へ向かうシンたちが通りかかりシュトロームとシンとの戦いへ発展します。
戦闘の最中でシュトロームの正体が『完全に理性を保ったままの魔人』であることがわかり、シンが「こいつは…ここで仕留めなきゃ、やべぇだろぉ!」と太陽光を収束させた魔法でシュトロームを攻撃します。
爆発の後、シュトロームの姿が消えたのでシンは不審に思いつつも騎士団総長のドミニク=ガストールと魔法師団団長のルーパー=オルグランからお礼を言われ、魔法の説明を促されます。
爆発魔法で難を逃れたシュトロームは身の危険を感じ、シンへの警戒度を上げるのでした。
究極魔法研究会の新メンバー
魔人を倒し英雄となったシンの噂を聞き、研究会への入会希望者が殺到しましたが、アルフレッドが「かと言って全員研究会に入れる訳にもいかんし…」と全員を入会させず入会審査を行い入会者を絞りました。
入会審査をパスできたのは『ビーン工房』という鍛冶屋の息子であるマーク=ビーンとマークと幼馴染で『石窯亭』という食堂の娘オリビア=ストーンの2人です。
研究会の入会の最低条件が異空間収納だったので2人の魔法の実力はSクラスのメンバーには及ばないながらもかなり優秀なことがわかります。
また2人の実家も貴族ではありませんが、それぞれに王都で有名なお店で他のメンバーからも好意的に迎え入れられました。
シンの新しい剣を作るという伏線の回収も行われました。
魔人が人為的に発生させられた可能性が浮上
ディセウム=フォン=アールスハイドと共に国の参謀たちとシンから伝えられた魔人が人為的に作られた可能性があることを伝えます。
これまでに危惧していた魔物の出現率の増加が人為的なものであるという事件と繋がりを覚え、シュトロームへの調査に発展したのではと考えています。
シュトロームの正体が魔人とわかった後の増援が早く派遣されたのもそのためではと思います。
バトルシーンが1話毎にあるのはいいことなのか?
シンが何かに事件に偶然遭遇しこれまで各話で毎回シンの戦闘シーンがあります。
シンの常識外れな戦闘力や魔法の技術が使われ見どころなのかもしれませんが、毎回だと物語のほとんどがそちらに引きずられてしまいます。
またシンが並外れて強いという異世界転生のテンプレステータスを持っているため、これまでの相手はシンの優性一方で少し物足りなさを感じます。
高等魔法学院に入学したばかりですので、学校でのことや研究会やシシリーとの仲など日常回がもう少し多く見れたなぁと個人的に思っています。
第4話の感想は以上です。