アニメ『賢者の孫』 第1話 あらすじと感想「テンプレ異世界転生スタート」

第1話「世間知らず、王都に立つ」あらすじ
事故で死んだはずのサラリーマンは、なんと赤ん坊として異世界へと転生する。そこで賢者・マーリンに拾われ、「シン」と名付けられる。賢者たちに育てられ、規格外の魔法を操れるようになったものの、なんと常識を教えられていなかった!森を出て買い物すらしたことのない15歳。そんな世間知らずのシンは、友人を得るため、そして常識を身につけるため高等魔法学院に入学することになる。
感想「テンプレ異世界転生スタート」
第1話の導入
異世界転生ものの今ではテンプレートとなったサラリーマンから事故にあい異世界へという流れでした。
『転生したらスライムだった件』などが記憶に新しいですが、個人的に2017年にアニメ化された『ナイツ&マジック』に近いかなと思いました。
転生RTA(リアルタイムアタック)なんて冗談で言われていたりしますね。
そろそろ事故→異世界転生という流れの作品が多くなってきたので、自分の意志で異世界行きを選択する導入でもいいのではと個人的に思っています。
転生後の主人公の名前は『シン』
主人公は異世界で『シン=ウォルフォード』という名前の子供に転生します。
シンは人里離れた山で『救国の英雄』『賢者』の二つ名を持つマーリン=ウォルフォードによって育てられました。
育てられるといってもシンの素質の片鱗をみたマーリンによって魔法ばかりを叩き込まれ常識を大きく欠如したまま15歳で成人してしまいます。
シンを育てた周りの人々
シンは基本的にマーリンと2人暮らしのようですが、マーリンの知人たちによって魔道具や武術を叩き込まれます。
魔道具について教えるのはマーリンと共に若き日に魔人を討伐し、魔道具制作の第一人者であるメリダ=ボーウェン。
武術はかつて王国の騎士団の総長を務めていたミッシェル=コーリング。
前半パートではシンは2人のことをメリダ婆ちゃん、ミッシェルさんと慕い、「爺さんの知り合いでよく家に尋ねてくる」と軽く捉えています。
結局シンは知らないうちに一流の人々から英才教育を受けていたということで、本人の素質もさることながら環境に恵まれたところもあるようです。
賢者の孫での魔法の扱い
作中でシンが「この世界の魔法は無詠唱で成立する。要はイメージさえしっかりしていればいい」とセリフにありましたが、魔法は本人の素質によるところが大きいようです。
異世界ものでは周りの魔術的な要素を利用したり、精霊の力を借りたり、神に祈りを捧げたりといろいろなものがありますが、基本的に自分だけで成立するようですね。
ただしそのあたりも実は根本が欠如していて学院に通い出してから魔法の原理が明かされるなんて展開もあるかもしれないですね。
成人してからどうするか?
異世界にて力を一般人より力を手にした主人公が完成するまでを第1話の前半パートにて描かれていましたが、力を得て何に使うかという目的は何になるのでしょうか?
シンの成人の際に魔法練習場にて力を集まってくれた人々に披露したところ「これはおいそれと世に出せなくなった」と大事となってしまい王都にある高等魔法学院に入学させて友人や常識を身に着けさせることになりました。
異世界学園ものに発展するのでしょうか?
対魔人の戦闘シーン
独特のカットイン付きで演出された戦闘シーンは第1話のテンポがとてもはやくあっという間に終わってしまいましたが、あれはあれでいいかなと思いました。
特に迫力があったりするわけではないのですが、見どころは他にあるのかもしれません。
王都にて恋に落ちるシン
街を散策していたシンは魔物ハンターの男に絡まれる女の子2人組を見つけ、助けに入ります。
あっという間に男達をのしてしまったシンですが、マリア=フォン=メッシーナの影に隠れていたシシリー=フォン=クロードにお礼を言われ彼女に気づくと「か、可愛すぎる」と赤面し恋に落ちてしまいます。
魔法の世界で学園に入り、恋愛コメディへと発展していくのかなと今後の展開についてなんとなく予想しています。
第1話の感想は以上です。
- 執筆者 - RYUCCA - 執筆者 - アニメ
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