銀河英雄伝説 Die Neue These 第4話あらすじと感想「ヤンのあだ名の数が周囲の彼への評価」

銀河英雄伝説 Die Neue These 第四話「不敗の魔術師」あらすじ
ヤン・ウェンリーは16歳までの日々の大半を交易商人である父、タイロンとともに恒星間商船の中で過ごした。タイロンの事故死により、宇宙を旅する生活を終えた後は、自由惑星同盟国防軍士官学校の戦史研究科に入学。後に親友となるジャン、ジャンの幼馴染で音楽学校に通うジェシカと出会う。
感想「ヤンのあだ名の数が周囲の彼への評価」
第四話の感想
第四話はタイトルが『不敗の魔術師』であるだけにヤン・ウェンリー視点での物語でした。
特に今回はヤンの生い立ちが語られていました。しかし第四話を視聴してみてもヤンの戦う理由はわかりませんでした。
まだヤンは成り行きでなった軍人の使命に流されているそんな気がします。
士官学校時代のヤンはやはり戦術的な才能が既にあったようで主席のマルコム・ワイドボーンとの模擬戦闘シミュレーションで勝利してしまいます。
銀河英雄伝説DieNeueTheseではこのことがヤンにとっての転機となり、戦史研究科からエリートが所属する戦略研究科へ転入することとなってしまいます。
ヤンは本人の意思とはかかわらず、その後軍人として武勲を上げ軍人としての優れた才覚を発揮していきます。
第四話の中ででもヤンには「手ぶらのヤン」「変わり者のヤン」「エル・ファシルの英雄」といった様々なあだ名がつけられています。
これからもヤンが武勲を上げるたびにより多くのあだ名がつけられていくのでしょうか。
周囲からの評価そのもののような気もしますがいつしかあだ名の変化がなくなったときヤンはどこかに行きつくのかなと思っています。
例えばラインハルト・フォン・ローエングラムが銀河帝国皇帝ならば、ヤンは自由惑星同盟軍元帥といった階級なんてところでしょうか。
「助かったよ。でもコーヒーは嫌いだから紅茶にしてくれたほうが良かった。」というヤンの作中でのセリフは変わり者と周りから言われているヤンの性格が端的にでているなと思ってしまいました。
わざわざ飲み物をくれた女の子に対してありがとうの一言で良かったものの「でも…」と続くのがヤンという人物なのでしょう。
ヤン・ウェンリーとジャン・ロベール・ラップ、ジェシカ・エドワーズの3人のあの写真がとても印象的です。
第四話はアスターテ会戦前の物語であり、次回のタイトルが「第十三艦隊誕生」であることからアスターテ会戦後にヤンが得たもの、そして失ったものがわかると予想しています。
ヤンの親友であるジャンがどうなってしまったのか気になります。
個人的な願望を排除してしまえば、ジャンがアスターテ会戦の後負傷等であの関係が壊れてしまい、ヤンが守りたいものを守れる立場に立つことを決意するのかなと予想しています。
また最後のカットで登場したユリアン・ミンツとヤンの生活やユリアンのその後も次回以降期待しています。
銀河の歴史の一頁
ASSORTの用語解説コーナー
Youtubeで公開されている公式告知番組「銀河英雄伝説ASSORT」の第5回は語解説コーナー(宇宙歴と帝国歴、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム、アーレ・ハイネセン)下山吉光生朗読「帝国の残照」という内容です。西暦2801年以降から宇宙歴が始まったそうです。
第四話の感想は以上です。
- 執筆者 - RYUCCA - アニメ - 銀河英雄伝説 - アニメ
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