• 沸騰ワード10の父島への観光、行き方は飛行機?宿やホテルはどうなってる?

沸騰ワード10の父島への観光、行き方は飛行機?宿やホテルはどうなってる?

話題沸騰目前の父島

 

 さまざまな業界でふつふつと話題になりつつあるワードについて掘り下げる「沸騰ワード10」、7月6日の放送では小笠原諸島の「父島」にスポットが当てられます。
 
 なんとなく「東京の下の方にある島」というイメージですが、父島を訪れたことがある・旅行を計画したことがある人でなければアクセス方法などは知りませんよね。実は飛行機では行けないんです。
 
 父島に行く方法は?ホテルや宿はあるの?絶対外せない観光スポットも知りたいですよね!
 

本物の「東洋のガラパゴス」父島

 

 30以上の島々からなる小笠原諸島には、有人島が2つ。その1つが父島です。東京から南下すること1000km!地図で見ると日本列島からの距離に驚きます。
 
 自然豊かな離島を「東洋のガラパゴス」ということがありますが、日本列島と地続きになったことが一度もない父島は本物といえるでしょう。日本列島から陸上生物が侵入しないため、昔からの生態系が今でも維持されていて、父島固有の動植物に出会うことができます。
 

父島に行くなら「船」一択

 

 父島には飛行機が離着陸する場所がありません!ですから空路は使えず、船を使うしかありません。
 
 週一のペースで「おがさわら丸」という船が就航していて、東京の竹芝客船ターミナルと父島を結びます。所要時間は24時間!東京を出た船が翌日父島に到着し、2日間停泊した後東京に戻る、というスケジュールの便。もうひとつは父島に1泊して東京〜父島往復を4日間で終える便もあります。
 
 運賃は燃油サーチャージ込で、最も安い2等和室が26600円、特等室だと79240円。国内の移動と考えるとなかなかのお値段ですが、24時間かかるので致し方がないですね。
 

 

 この他にも、日本各地からのクルーズ船が寄港しています。
 

父島での宿泊は3つのエリアからチョイス

 

 観光地とは言え島の殆どが「自然」ですから、宿泊施設があちこちにあるわけではありません。主に3つの地域に宿が集まっているので、旅行の目的によって選ぶと便利ですよ。
 

大村地区

 

 おがさわら丸が発着する大村地区は、父島の市街地。買い物に困らないのはこのエリアですね。40軒近くの宿があります。送迎車を呼ぶにしても大村地区なら指定しやすいでしょう。観光スポットへの起点となるエリアです。

 

宮之浜・清瀬・奥村地区

 

 少し静かな場所が希望なら、宮之浜・清瀬・奥村地区がおすすめです。現在7軒の宿があります。大村地区で買い物を済ませて喧騒から離れたところに泊まることが可能です。
 

境浦・扇浦・小曲・小港地区

 

 島の中央から南部にかけて、自然の合間を縫うように宿が点在するのが境浦・扇浦・小曲・小港地区です。広いエリアですが17軒ほどの宿があり、滞在中は自然のアクティビティに全力を注ぐ!という人にはうってつけの地域です。
 

父島に行くならここを見て!

 

 父島といえばダイビング、というほどマリンアクティビティが主流の父島ですが、ゆっくりとした時間を感じながら父島を知りたい!という人におすすめの観光スポットを3つご紹介します。
 

小笠原海洋センター

 

 

 絶滅危惧種に指定されているアオウミガメを保護し育てています。ウミガメの赤ちゃんやクジラの骨、海に沈んでいた戦時中の遺物などがあり、父島の生態系から歴史まで知ることができます。
 

住所 東京都小笠原村父島字屏風谷
交通機関 B-しっぷから徒歩で35分
電話番号 04998-2-2830

 

 

境浦

 

 

 沖合に沈んでいるのは、戦時中に座礁した船。魚雷攻撃で破損した個所を修理するために境浦に寄港した際、さらに攻撃を受けて座礁したのだとか。少しずつ朽ちていっているため、いつまでこの姿が残っているのかはわからないそうです。またこの船を住処にしている魚をシュノーケリングで観察することができます。
 

住所 東京都小笠原村父島字境浦
交通機関 B-しっぷからバスで6分

 

 

南島

 

 

 世界的に見ても貴重な地形の島であり、小笠原諸島が世界遺産に登録されたのは、南島のおかげなんだとか。島を守るために観光ルートが決まっていて、さらにガイドの同行がなければ入島できないというレアスポットです。父島とは陸続きではないため、シーカヤックや船で上陸します。
 

住所 東京都小笠原村
交通機関 遊覧船やシーカヤックにより上陸可能
電話番号 04998-2-3114

 

 

遊ぶ?くつろぐ?飽きない父島

 

 手付かずの自然を目一杯楽しむことも、日本の悲しい歴史を知ることもできる父島。長い休暇が取れたらぜひ行ってみたいですね!

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