フルメタル・パニック! The Second Raid1話のあらすじと感想『始まる三期』

フルメタルパニック!The Second Raid 第一話『終わる日々』あらすじ
世界で起こる内戦。そこへ現れるのは神出鬼没の傭兵部隊。世界の十年先を行く技術をもち、紛争の火消し役。それがミスリル。
宗介たちは作戦のため紛争地域へ訪れる。そこで彼らは紛争で狙われていた子供や老人たちを救う。しかし、そこへ現れる謎の敵。
ミスリルと同等の技術を持つ敵。危機的な状況の中でも臨機応変に対応し、宗介の活躍とダナンの即応力で難を逃れる。
しかし、その武装がどうしてただの反政府軍にあったのか、ということは依然として明らかにならないまま。ただ、ダナンに危険が訪れていることだけは明らかだった……。
感想『始まる三期』
フルメタルパニック!アニメ第三期でありながら、第二期にふもっふを挟んだためストーリー的に続きとなっているお話がこのThe Second Raid(後述TSR)。またASがバキバキと動いているのがみられます。
さて、しょっぱなからASが活躍しているところが描かれていて、見どころ満載です。ASの中でもフォルムが一番人間に近いというか、スタイリッシュなM9。
一期の中で出てきたヴェノムなどの機体も人間的ではありましたが、どこか鋭利なイメージがあったものでしたが、このM9はやはり程よくスタイリッシュで丸みもちょうどいいように感じます。
ようは私はM9系のASが好きだっていう話なんですが、やっぱりサベージよりは断然かっこいいですよね。
しかも、今回も敵が乗るASとして新しいASも出てきてはいるんですが、M6をよりごつごつとさせたような重量感たっぷりのASだったので、やっぱり私の好きなM9には勝てなかったな、と思いました。
もちろん、その中でもアーバレストがダントツで好きなのは言うまでもないんですが、そのアーバレストも今回めちゃくちゃ活躍します。
若干ラムダドライバの扱いに慣れた宗介ですが、その機動力の高さを存分に生かした割と無茶苦茶な作戦を実行してしまえるアーバレストがかっこよすぎました。
そのかっこよさも、ダナンからの言葉を信じて敵のさなかに放り出されても堂々と戦い続けられる宗介のメンタルの強さが理由の一つとしてあるのでしょうが。
アーバレストに乗るのがクルツではもう少し違った機体になっていたんじゃないかな、という風に感じます。
ASはアームスレイブという名前の通り、どちらかというと搭乗者の体の動きを拡張して動かされるロボット。
つまり、ASの戦闘力というのは性能差を除けば搭乗者の能力がもろに反映されるということです。狙撃が得意なクルツだったら、接近戦で力を発揮するラムダドライバも、ここまで存分に力を発揮しなかったんじゃないかな、という風には思います。
さて、今回も最後までハラハラさせられたフルメタルパニックTSR。また新たな強敵の影が見え隠れしてきました。
紛争を起こす経済力的に薄い人間たちに、強力無比な武器を与える存在。そのバックには何が動いているのでしょうか……。
期待できる展開が待っていることは間違いなさそうです。というわけで、次回に期待が高まります。